お片付けラボコラム
遺品整理・生前整理はどう違う?-終活の片付け作業も可能なお片付けラボ
2021年11月15日
即日対応・後払い/分割支払いでの遺品整理・生前整理なら「お片付けラボ」!
生前整理は、遺族のためにも必要な作業です。しかし、生前整理の必要性が分からない方や、そもそも遺品整理との違いが分からない方が少なくありません。
そこで本記事では、
・遺品整理と生前整理の違い
・生前整理をしないとどうなるか
について解説します。
目次
1. 遺品整理・生前整理の違いは?
よく混同しやすい「遺品整理」と「生前整理」ですが、その意味は全く異なります。
こちらの違いが理解できていないと、いざその時が来た時に困ってしまうため、まずは両者の定義を整理しておきましょう。
1-1. 遺品整理とは
遺品整理とは、所有者本人が亡くなった後に関係者(家族や親族など)が物品や財産を整理することを指します。
整理の方法としては、主に以下のパターンがあります。
【物品】
・遺品として残しておく
・不要品として売却する
・不要品として廃棄する
【財産】
・関係者間で配分する
特に、残しておくか処分するかの判断は、故人の意向を汲み取ることができないため、関係者の間で慎重に話し合いを進める必要があります。また、日本では仏教の考え方である「四十九日」が浸透しているため、遺品整理は所有者が亡くなってから五十日目以降に着手することが一般的です。
しかし、「遺品整理は何日目以降でなければならない」というルールは存在しないため、遺族の都合の良いタイミングで始めても問題ありません。特に、故人が賃貸物件に住んでいる場合はできるだけ早く賃貸契約を解除したいと考える方が多いです。
この場合には、賃貸契約書を確認しながら解約日を決め、そこから逆算する形で遺品整理のスケジュールを立てておけばスムーズです。
1-2. 生前整理とは
生前整理とは、所有者が生きている間に身の回りのものを整理することを指します。
遺品整理は所有者が亡くなった後に行うのに対し、生前整理は所有者が元気な間に行うことが最大の相違点です。遺品整理をするうえで最も悩ましい点は、物品を残しておくか処分するかに所有者本人の意向を取り入れられないことです。一方で、生前整理では「何を残し、何を処分するか」を自分自身で決めることができるため、関係者の負担が軽減されます。
2. 生前整理をしないとどうなる?(遺品整理の大変さについて)
ここからは、生前整理の重要性について解説していきます。
例えば、生前整理をせずに所有者本人が亡くなってしまった場合、以下のようなトラブルに発展することがあります。
・財産の取り分でもめる
・財産を誰が相続するかでもめる
・身の回りの物を誰が引き継ぐかでもめる
この中でも、財産の取り扱いでもめるケースは相続時にとても頻繁に発生します。しかし、お金関係のことで関係者が揉めることは、亡くなった方にとってはとても悲しいこと。できればそんな様子は見たくありません。
そのためにも、生前整理をすることで、相続時のトラブルはほとんど解決することができるのです。もしどこから整理していこうか迷った際には、財産の整理から着手しましょう。
また、身の回りのもの関しては、価値があるものやどうしても残しておきたいものは遺品として残してもらえば問題ありません。ただし、こちらも「誰に所有権を渡すのか」まで決めておけば、後々のトラブルを避けることができます。
3. 生前整理は元気なうちにやりましょう!
生前整理は、できるだけ自分の体が元気なうちに行うようにしましょう。
命というものは儚いもので、今この瞬間は元気でも明日には命を落としてしまうこともあります。いつ自分が死ぬかを想定することなんてできません。
「もう少し先で…。」という考えはやめ、できるだけ早いタイミングで生前整理を進めるようにしましょう。どうしても億劫な場合は、詳細まで決めずとも「この遺品はこうする」といった大まかな整理でも構いません。
遺族の間でトラブルを発生させないためにも、「生前整理は元気なうちに」を心がけてみてはいかがでしょうか。
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