お片付けラボコラム
近隣にゴミ屋敷が発生?!困った時に見るべきポイントと、解決方法をご紹介!
2022年02月07日
去年まで親しく話していたご近所さんが、突然ゴミ屋敷を作るようになってしまった。
引っ越してみたら、近くにゴミ屋敷があり悪臭がひどい。
こうした場合、あなたならどうしますか?今回はそんな困った時に見るべきポイントと、解決方法についてご紹介します!
目次
近所にゴミ屋敷があるデメリット
近隣にゴミ屋敷ができそうだけど、隣ではなく、直接的な害はないので問題ないかな・・・?
そう思って様子をみている方は、近隣にゴミ屋敷ができた場合の3つのデメリットをみて、考え直す必要があるかもしれません。
腐敗したゴミによる悪臭
ゴミ屋敷が発する匂いは、生ごみの臭いだけでなく、様々な要素で強烈な匂いを発生させることがあります。
特にゴミ屋敷かつ、ペットがいる場合は、生ごみと動物の糞尿で周囲一帯に匂いを撒き散らすことがあります。
害獣・害虫の発生
都市部にゴキブリやネズミが多いのは、飲食店や住民が出すゴミを餌にしているからです。これらは豊富な餌があれば、爆発的に増加し、さらなる餌を求めて周囲に広がっていきます。
気軽に窓を開けていると、そこから侵入し、あなたの家も被害に遭う可能性があります。
火災・倒壊の危険性
ゴミ屋敷では、腐敗したゴミが化学反応で発火したり、埃の溜まった電化製品、コンセントがショートし火災の原因となることがあります。発生したネズミが電線をかじってショートさせることもあります。
また、湿気やカビにより、壁や柱が傷んでいることが多いため、倒壊の危険もあります。
見るべき・考えるべきポイント
では、実際にゴミ屋敷ができた、できそうな時、我々はどうすれば良いでしょうか?
まずは、現状をしっかりと把握して、適切な対応を取る必要があります。
以下チェックポイントを確認して、適切な対処法を検討しましょう!
- ゴミ屋敷の住人と、知り合いかどうか
- 現状、自分にどういった被害が出ているか
- 住んでいる自治体にゴミ屋敷に関する条例があるか
1.ゴミ屋敷の住人と、知り合いかどうか
もし、ゴミ屋敷の住民と知り合いなのであれば、話し合いで解決できるか考えてみましょう。特に今までゴミ屋敷でなかったのに、突然ゴミを貯めるようになったのであれば、住民が助けを求めている場合もあります。
話し合いで解決できるのであればそれに越したことはありません。まずは責めたりせず、シンプルに現状を伝えて改善の余地があるか確認しましょう。
2.現状、自分にどういった被害が出ているか
ゴミ屋敷の撤去を依頼する際、「自分がどれだけ困っているのか」というのは撤去を進める上でとても大切な情報です。
ゴミ屋敷ができたことにより今まで受けた被害を、簡単で良いので箇条書きでまとめておきましょう。
3.住んでいる地域にゴミ屋敷に関する条例があるか
増え続ける空き家・ゴミ屋敷への対策として、地域によっては強制的にゴミ屋敷の撤去を
執行できる条例を作っている地域があります。そういった場所に住んでいる方の場合、ゴミ屋敷への対策がスムーズに進むことが多いので、事前に確認してみると良いでしょう。
解決方法。誰に相談すれば良い?
チェックが済んだら、対応を進めましょう。どうあっても本人の同意が得られない場合、公的機関に依頼して撤去してもらうしかありません。
公的機関による「行政代執行」についてはこちらの記事も参考にしてください
つまりまずは交渉、ダメなら公的機関に相談、というのが流れとなります。
以下3つの方法で対応を進めていきましょう。
- ゴミ屋敷の住民と交渉する
- 自治体に相談する
- 警察に相談する
ゴミ屋敷の住民と交渉する
これはゴミ屋敷の住民が知り合いである場合などに有効です。公的機関による「行政代執行」は、実施されるまでかなり時間がかかりますし、本人の意思を無視して進めるので、トラブルに発展する可能性があります。
そのため、可能であるならば話し合いで解決しましょう。ただし、毎回責めるように訪問を繰り返すと逆効果になることもあります。
ある程度会話して難しそうなのであれば、早めに公的機関に相談する方針に切り替えた方が良いでしょう。
自治体に相談する
自分の住んでいる地域の区役所・市役所に相談しにいきましょう。ゴミ屋敷の発生により非常に困っていること、実際に被害が出ていることを伝えて対応をしてもらえるか確認しましょう。
ゴミ屋敷の住民と交渉して、決裂した結果の音声などもあればなお良いです。
ただし、自治体によって対応のスピードや対応への積極性が大きく異なります。ゴミ屋敷対応に慣れている自治体であれば、スムーズに事を進めてくれますが、「諦めるしかない」等対応に消極的な自治体もあるそうです。
そういった場合は次の対応を検討しましょう。
警察に相談する
お役所が動いてくれないのであれば、警察に相談することも視野に入れましょう。
警察がゴミ屋敷への対応に慣れていることはあまりないと思いますが、住民への交渉についてきてもらうことで、警察からゴミ屋敷の住民に注意してもらうことができます。
自分がいくらいっても片付けなかったゴミ屋敷でも、警察からの注意で流石に片付け始めるパターンもあるようです。
自治体に相談してもなかなか状況が好転しない場合には、警察に相談すると良いでしょう。
まとめ
近隣にゴミ屋敷が発生した場合のデメリットは計り知れません。然るべき対応をし、放置することがないようにしましょう。
また、ゴミ屋敷の住民に不用品回収業者に片付けを依頼するよう進めてみるのも手です。
お片付けラボでは、お掃除やお片付けのプロとして、日々多くの方々お問合せ、ご依頼いただいております。
こういったゴミ屋敷への対応も、多数実績がありますので、ご相談いただければどういった対応で進めれば良いのか、アドバイスさせていただきます!
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