ゴミ屋敷の臭いの原因とは？消臭剤を使わずに嫌な臭いを抑える方法

2022年11月21日

「仕事が忙しくてゴミをためっぱなしに」
「最近家の中の臭いが酷くなってきた」

気づいたら家の中がゴミ屋敷化していませんか？掃除をせずゴミをそのまま放置しておくと、嫌な臭いが発生してしまい、日々の生活以外にも周囲へ悪影響を及ぼします。消臭剤を使わずとも、ゴミをまとめて片付けたり水回りを掃除するだけでも嫌な臭いは、グッと抑えられます。ゴミ屋敷の臭いの元や掃除方法などを詳しくみていきましょう。

1 ゴミ屋敷の臭いの原因
2 ゴミ屋敷の消臭と片付けを自分でやるには？
3 ゴミ屋敷を消臭剤なしで臭いを少なくする方法
4 ゴミ屋敷の消臭と片付けはお片付けラボにお任せ

ゴミ屋敷の臭いの原因

ゴミ屋敷の臭いの原因には、大きく5つあります。思い当たる原因がある人は、お部屋で特に汚れている箇所などを確認してみましょう。

生ゴミ臭

キッチンやリビング周辺によくあるのが生ゴミ臭。調理した食材をすぐに片付けずそのままにしておくと、生ゴミ臭が発生し、虫の発生元にもなります。その他にも、お弁当の残りかすも生ゴミ臭の原因になります。

カビや雑菌

水回りはカビや雑菌の温床のため、こまめな掃除が必要な箇所です。カビや雑菌は付近に置きっぱなしにしているタオルや衣服にも付着し、体臭の元になってしまいます。濡れたままの洗濯物を干さずにそのままにした場合でもカビや雑菌が繫殖します。

ペットの糞尿

ペットがいるご家庭もこまめな掃除が必要です。特にペットの糞尿を放置しておくと床のシミの原因にもなり、部屋のダメージに繋がります。賃貸の場合は、別途クリーニング・改修費用として高額請求になってしまうことも。

腐敗臭

生ゴミを放置した結果、腐敗臭となりさらに臭いが強まります。また、生ゴミによって発生した害虫や害獣の死骸が腐敗臭となるケースもあります。

排水口やエアコン

定期的な掃除をしないままの排水口やエアコンは、嫌な臭いを部屋全体に広げてしまいます。

ゴミ屋敷の消臭と片付けを自分でやるには？

ゴミ屋敷の消臭と片付けは、労力は大きいですが自分でも簡単にできます。可能な範囲で家族や友人の助けを借りながら、ゴミ屋敷から離脱しましょう！

自分でできる基準

全てのゴミ屋敷が自分でキレイにできるとは限りません。チェックポイントにあるように、ある程度の生活範囲を確保できているゴミ屋敷を基準に、専門業者に依頼するのか自分でやるのかを判断してみてくださいね。チェックポイントにひとつも該当しない場合は、専門業者に依頼するのがおすすめです。

【チェックポイント】
・寝たり食事したりするスペースが残っているか
・お風呂場やトイレなどの水回りが使えるか
・ゴミが溜まっている箇所が3部屋程度か
・部屋のゴミが庭先や家の外周辺までに及んでいないか

事前に必要な掃除道具を揃える

基本的な掃除道具を事前に揃えておくと、ゴミを撤去した後すぐに拭き掃除などに取り掛かれて便利ですよ。

【必要な掃除道具】
・中性洗剤
・ゴミ袋
・バケツ
・雑巾
・ゴム手袋や軍手
・ウレタンスポンジ

パッと見てわかるゴミから片付ける

目の前に広がるゴミの山に何から手をつけたら良いのかわからないですよね。とにかく始めは食べた後の弁当箱や新聞紙など、パッと見てすぐにゴミだとわかる物からどんどんゴミ袋に入れていきましょう。

捨てる物・捨てない物・一旦保管する物で分ける

ゴミ袋に入れていくうちに、思い出の写真やお気に入りのアーティストの切り抜きなどゴミと判断できない物が増えていくかと思います。空き箱やダンボール箱を使って、捨てる物、捨てない物、一旦保管する物、の3種類に分けてみましょう。捨てる物に関しては、そのままゴミ袋に入れてしまっても問題ありません。

捨てるかどうか迷った物は、一旦保管する物として箱に入れておき、時間ができた時に捨てるか捨てないかを決めると、片付けがスムーズに進みます。

動けるスペースを確保する

片付けがある程度進んできたら、ゴミ袋を搬出するスペースを確保するように意識して片付け作業を行います。
ゴミ屋敷の片付けのスタートは玄関や出入り口に近いところから始めるといいでしょう。

ゴミ屋敷を消臭剤なしで臭いを少なくする方法

消臭剤はある程度片付いた部屋で使用すると効力を充分に発揮できますが、ゴミ屋敷ともなれば、臭いの大元を取り払う必要があります。

ゴミを全部捨てる

ゴミ屋敷の臭いの最大の原因は、蓄積された大量のゴミです。ゴミをしっかりと取り除けば、消臭剤なしでもある程度の臭いはなくなります。ゴミ屋敷のゴミを一度に捨てようとすると、住まいの市町村では回収できない場合がありますので、事前に市町村へ大量のゴミ回収の申し込みをするか、専門業者に回収を依頼しましょう。