お片付けラボコラム
調布市の実家が空き家状態に!調布市の空き家対策と実家の片付け方法を紹介
2023年04月01日
調布市の実家の片付けにお困りの方には、
「調布市に親が住んでいたのですが、老人ホームに入ることになり、片付けが必要になりました…」
「以前暮していた調布市の実家をそのままにしてしまっています…」
「実家の両親が亡くなって、調布市にある実家が空き家になってしまいました…」
と、自分の住んでいない実家を片付けなければならないという問題に直面されている方が多くいらっしゃいます。
東京都調布市は、近隣の市に比べて空き家対策に積極的です。今回は空き家になってしまった実家の片付けをどのように進めていけばよいか、調布市の取り組みと具体的な片付け方法を紹介していきます。
目次
調布市の空き家対策
調布市では、近年急増している空き家問題を深刻にとらえ、市が条例を定めて空き家対策に取り組んでいます。
どのような対策を行っているのか、実家の片付けに困っている方に参考となる施策を紹介します。
調布市空き家等相談窓口
調布市では、空き家等の発生を未然に防止するため、
・一般社団法人東京都建築士事務所協会 南部支部
・NPO法人 日本地主家主協会
・多摩信用金庫
・東京都行政書士会 調布支部
・ミサワホーム株式会社
・三井住友信託銀行株式会社
の6つの事業者と協定を締結し、住まいに関する様々な課題をワンストップで相談できる相談窓口を令和2年から開設しています。
以下のような流れで相談することができます。
1)コンサルタントからさまざまな提案を受けます。(無料)
相談窓口は、士業、NPO法人、株式会社、金融機関などが、独自のノウハウで、相談者の課題整理と提案を行います。複数の相談窓口を利用することで、多くの選択肢を知ることができます。
2)専門家と本格的な課題整理を行います。(有料)
課題を解決するために、納得のいく提案が見つかったら、専門家への相談に進みます。
3)管理、売却、利活用など空き家をどのようにしていくのか指針が決まると、信頼と実績のあるプロフェッショナルを紹介されます。
調布市はこのような窓口を開設することで、空き家の所有者に向けた環境整備を官民連携で整えています。実家が空き家になってしまっても、まずは無料で相談できる先があるのは安心です。
調布市空き家等リノベーション促進事業
調布市では、空き家を実際に活用し、チャレンジショップを運営する事業者を中心に、「地域の居場所づくり」を目指す取組を展開してきました。
令和4年6月にオープンした「富士見BASE」では、リノベーションした空き家を活用して以下の3種類の店舗が出店しました。
1)pebbles(ペブルス) 再生プラスチックステーション
2)みんぐるらんど
3)Our Living Room Cafe
空き家が住民の憩いの場に生まれ変わる取り組みは、愛着のある実家を手放したくないという方にとって嬉しい制度です。
調布市空き家所有者意向調査
調布市は、市内の空き家の実態を把握するために市内全域を対象にした「調布市空き家実態調査」を実施しています。その結果をもとに空き家の所有者等を対象に「調布市空き家所有者意向調査」を実施しています。
空き家所有者意向調査は経年変化を捉えることも目的に行われた全国でも画期的な調査で
「空き家の今後の扱いが決まっているかどうか」
「空き家を持っていたいか、手放したいか」
「持っていたい場合、自分で使いたいか、利活用したいか」
などを問われます。
市が空き家となってしまった実家の適切な管理を促してくれ、継続して空き家にならないようにサポートをしてくれます。
調布市の空き家になった実家を片付ける具体的な方法
調布市は、空き家対策に市が積極的なため、空き家に対する市民の目が厳しいとも言えるでしょう。空き家相談窓口は、近所の家が空き家になってしまった場合の通報窓口でもあります。
空き家になってしまった場合、早急に片付けて次の活用方法を模索していかなくてはなりません。ここでは、調布市で空き家となった実家を片付ける4つの方法を紹介します。
親族と協力して片付ける
もともと住んでいた実家ですから、親族にとって大切な物や貴重品があるかもしれません。都合の良い日程を調整して集まり、片付けを進めていきます。ただし、調布市のゴミ袋は有料のため、注意が必要です。
有料のゴミ袋1組(10枚入り)の価格は以下の通り。
・燃やせるゴミS( 5リットル相当) 84円 オレンジ
・燃やせるゴミM(15リットル相当)273円 オレンジ
・燃やせるゴミL(30リットル相当)556円 オレンジ
・燃やせるゴミLL (45リットル相当)840円オレンジ
・燃やせないゴミS (5リットル相当)84円 青
・燃やせないゴミM(15リットル相当)273円 青
・燃やせないゴミL(30リットル相当)556円 青
・燃やせないゴミLL(45リットル相当)840円 青
(参考:調布市「調布市家庭系指定収集袋の料金」)
片付け業者に依頼する
プロの片付け業者に依頼することで、お客様の都合の良い日にスムーズに片付けを終わらせることができます。不用品の回収も同日に行うことができるため、大きな家具や家電の撤去も行うことができます。
調布市は粗大ゴミの回収や持ち込みによる処分に必ず事前申し込みが必要です。実家の片付けの場合は、近くに住んでいないことがほとんどですから、綿密な計画を立てていないと事前に申し込むことは難しいでしょう。
片付け業者による片付け後は、簡易清掃もあり、賃貸に出そうか、売り物件に出そうかと具体的に考えたり、不動産屋に下見に来てもらったりすることができます。
何日間かに分けて片付けるよりも、1日で全て片付けてしまうことで、空き家の次の活用方法まで見通す時間生まれるため、お客様に好評です。
また、私達お片付けラボでは、片付け後のハウスクリーニングもオプションで行っています。長年住まわれていた実家の場合、壁や床、キッチンなどに汚れやニオイが蓄積しています。今後、誰かが住むということを考えて、キッチン・トイレ・お風呂のように水周りだけでもハウスクリーニングしておくことで気持ちよく次の方が入居できるでしょう。
シルバー人材センターに依頼する
実家の片付けをなるべく自分でやりたいという方におすすめなのが「シルバー人材センター」の活用です。
調布市には、「公益社団法人調布市シルバー人材センター」があり、そこに実家の片付けの手伝いを依頼することができます。1時間1124円~手伝いを依頼することができます。プロではありませんから、簡単な清掃の手伝いとして依頼しましょう。それでも、1人で片付けをしていくよりも負担が軽減されます。
また、シルバー人材センターでは、空き家の維持管理や見回りも請け負っています。こちらは1回2200円で、遠方に住んでいて、しばらく空き家状態となってしまいそうな場合には、ぜひ利用したいサービスです。
まとめ
今回は、調布市で空き家になってしまった実家の片付けをどのように進めていけばよいか、調布市の取り組みと具体的な片付け方法を紹介してきました。
調布市の空き家対策は、他の市区町村と比べても積極的であることが分かっていただけたでしょうか。もし、空き家となってしまってもその後の活用方法について官民連携して相談できる環境があることは、とても安心です。一方で、空き家に対する周りからの目線が厳しいことも分かっていただけるでしょう。空き家は、放置しておくと悪臭・害虫の発生で周りの家に迷惑をかけてしまうことがあります。
今後の方向性が決まり次第、すぐに片付けましょう。
また、調布市で片付けを行う場合、親族と協力するだけでなく、片付け業者やシルバー人材センターの活用をおすすめしてきました。お客様によって「片付けをできるだけ早く終わらせたい」「思い出の品を丁寧に片付たい」など、片付けに対する思いは様々です。お客様の納得のいく形で、実家の片付けを終えられるように片付け方法を検討してみてください。
お片付けラボは、空き家の整理のご依頼に対応しております。さらにご相談・お見積もり作成・キャンセル料は全て無料です。お支払いが心配なお客様にもご利用いただけるよう、弊社独自の分割払いや後払いもご利用いただけます。
空き家となってしまった実家の片付けを依頼したいなら、ぜひお気軽にお片付けラボにご相談ください!
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