お片付けラボコラム
片付けられないのはなぜ?簡単セルフチェックと片付け上手になるコツ
2024年06月30日
「なぜ私は片付けられないんだろう…毎日家に帰ってきて落ち込む」
「インスタグラマーみたいなキレイな部屋に住みたいのに、全然理想と違う」
やる気はあってもなぜか片付けられないとお悩みの人は多いのではありませんか?
片付けられない理由は様々ですが、その理由を特定できないと一生お部屋が理想通りにならないかもしれません。
この記事では、なぜ片付けられないのか理由を特定するセルフチェック、タイプ別の片付けられない理由とその対策、片付けられない人によくある特徴、片付けの方法をそれぞれ解説しています。
目次
なぜ片付けられない?理由を特定するセルフチェック
理由がわからない問題に対して、適切な対処はできません。
そこで、あなたが片付けられない理由を特定するためのセルフチェックを作りました。
以下6つのタイプの中で、最も当てはまる物が多いのはどれか確認してみてください。
1.片付けの方法がわからない
2.体力や気力が追いつかない
3.ストレスから片付けができない
4.物への執着が強い
5.掃除の習慣がついていない
6.精神的な問題や障害の可能性
タイプ1:整理整頓の方法を知らない
・小さい頃は親が片付けなどを全てやってくれていた
・整理整頓に興味がない
・人に甘えるのが得意
タイプ2:体力や時間がない
・夜勤や長時間労働など体力が必要な仕事をしている
・家事や育児に追われている
・気がついたら1日が終わっている
・休日は疲れて寝ていることが多い
タイプ3:精神状態が悪く片付けの気力がない
・職場でストレスを感じることが多い
・精神的に不安定な方である
・お風呂に入れないことがある
・人といないと不安になる
・自己肯定感が低い
タイプ4:物が多すぎる
・物を捨てる際に罪悪感を感じる
・買い物でストレス発散する
・付録がついている雑誌やおまけ付きの物を見ると買わずにいられない
・衝動買いをして後悔することが多い
・家に何があるか把握していない
タイプ5:掃除や片付けが習慣化されていない
・合理主義者でこまめに何かするよりまとめて実施したほうが効率的だと思う
・やろうと決めたら実践できるが、エンジンがかかるまでに時間がかかる
タイプ6:精神的な問題や障害の可能性
・片付けを始めても気が散って最後まで完了できない
・物事の優先順位をつけるのが苦手である
・買い物すると気持ちが楽になる
・こだわりが強く生きづらさを感じることがある
・急に片付けができなくなった
チェックをして、最も当てはまる設問が多かったところが、あなたが片付けられない理由のタイプです。
人によっては、複数のタイプが当てはまっているかもしれません。
自分がどのタイプに当てはまったか覚えておいてください。
次の項目で、あなたが片付けられない理由とその対策を詳しく解説します。
タイプ別!片付けられない理由と対策
ここからはタイプ別に片付けられない理由と対策を説明します。
タイプ1.整理整頓の方法を知らない
タイプ2.体力や時間がない
タイプ3.精神状態が悪く片付けの気力がない
タイプ4.物が多すぎる
タイプ5.掃除が片付けが習慣化されていない
タイプ6.精神的な問題や障害の可能性
タイプ1.整理整頓の方法を知らない
昔から親が片付けをなんでもやってくれて、自分で掃除や整頓をした経験がない方は、そもそも掃除の方法を知りません。
そのため、一人暮らしを始めてから部屋が片付かず、「なぜ私の部屋はこんなに汚いの?」と驚く人もいます。
このタイプに当てはまる人は、単純に掃除の方法を知らないだけです。
つまり、掃除の方法を覚えれば片付けや整理整頓、掃除ができるようになります。
掃除の方法を覚えるには、お掃除系のYouTube動画を見たり、親に質問してみると良いでしょう。
筆者のおすすめは「七尾亜紀子」さんの動画です。
掃除を知らない人にもわかりやすく、基礎の基礎から教えてくれるので、動画の真似をしていくだけで掃除のテクニックが身につきます。
タイプ2.体力や時間がない
仕事や家事で忙しく体力がない、または時間がない方も片付けができません。
看護師や介護士など医療関係で夜勤やストレスが強い方、また夜遅くまで残業をしなければならない環境の方は、帰宅後に掃除や家事をする体力も時間もありません。
このタイプの方は単純に、お部屋を片付けるリソースが不足しています。
解決策としては、家事代行の利用をおすすめします。
仕事を精一杯頑張っているのですから、家事は人に任せてしまいましょう。
家事代行は1時間3,000円程度で利用できるので、週に1回依頼するだけでもお部屋が片付きます。
ただし、部屋の床一面にゴミが散らばっているような状態の場合は、家事代行での対応が難しいかもしれません。
その場合はお掃除の専門業者へ依頼して一度部屋を掃除し、その後に家事代行を定期的に依頼しましょう。
家事代行の概要については家事代行・掃除代行・片付け代行サービスでストレスフリー生活を!~お片付けラボをご覧ください。
タイプ3.精神状態が悪く片付けの気力がない
ストレスの強い環境下に置かれていると、片付けの気力も奪われてしまいます。
SNSで「風呂キャンセル界隈」という言葉が一時期流行しましたが、まさしく人は気力がないと片付けや入浴など、自分のお世話ができなくなってしまうのです。
職場で人間関係の面倒ごとに巻き込まれている、仕事自体がストレスになっているような人は、部屋の片付けよりもあなたの精神状態を癒すことを優先しましょう。
精神状態が悪く片付けられない方は、今の状態を責めるのを一度やめましょう。
あなたが一生懸命に頑張っているのですから、部屋が汚いことで自分を糾弾しないでください。
気力が落ちて片付けができない時は、人に頼るのが一番です。
気を許せる友達や家族に頼んで、一緒に部屋を片付けてもらいましょう。
知り合いを汚い部屋に呼ぶのが嫌だという場合は、家事代行や掃除の専門業者も検討してください。
タイプ4.物が多すぎる
部屋の広さに対して持ち物が多すぎる人も、部屋を片付けられません。
あなたが買い物が大好きでストレスを何か買うことで発散していたり、雑誌の付録などのおまけが好きで、ついつい集めてしまうような場合は、物量が多すぎるために部屋が片付いていない可能性が高いです。
捨てようと思っても「もったいない」という気持ちから捨てられず、罪悪感を持ってしまいます。
物が多すぎるタイプで片付けが苦手なら、物を減らすのが必須です。
捨てるのが大の苦手という人もいると思いますが、思い切って断捨離をしましょう。
断捨離を成功させるには、断捨離のビフォーアフター動画を見るのがおすすめです。
捨てるのが苦手な筆者が参考にしていたのが、こちらの捨て活動画です。
捨てて行く様子とアフターを両方見せてくれるので、断捨離のモチベーションアップになります。
断捨離のメリットや詳しいやり方は、断捨離は人生を豊かにする!断捨離とは何か基本概念を徹底解説で紹介しています。
タイプ5.掃除や片付けが習慣化されていない
日常的に掃除や片付けをする習慣がなく、まとめて片付けようと考えるタイプの人もいると思います。
合理的な対応で、ちょこちょこ掃除をするよりもまとめて片付けたほうが効率が良いと考えてしまうような人です。
思い立ったら掃除や片付けをするのですが、片付けを始めるまでに時間がかかる傾向にあり、なかなか整理整頓に着手できません。
このタイプの方は掃除や片付け自体はできる人なので、掃除を習慣化させて部屋を綺麗に保つ努力をしましょう。
掃除を習慣化するには、3週間「ちょこっと掃除」を続けることです。
洗面台周りを毎日片付ける、リビングだけは綺麗にするなど、1箇所で良いので毎日部屋のどこかを掃除しましょう。
3週間継続すると良い理由は「インキュベートの法則(21日間の法則)」という行動心理があるためです。
インキュベートの法則とは、人が21日間新しい行動を続けると、ルーティンとして定着し、無意識でもその行動を取れるようになるという理論です。 |
片付けや掃除が苦手な筆者はルーティンを作るために、掃除道具をあえて目につく場所に置いて「取り出すのが面倒」というやらない理由を作らないようにしていました。
毎日続けていると快適な部屋に慣れてきて、部屋が常に整頓された状態になっていないと落ち着くようになります。
掃除習慣の作り方は綺麗なお部屋を定期的に片付けて維持出来ないとお金も人間関係にも悪影響!掃除を習慣化する方法もご覧ください。
タイプ6.障害や病気により片付けができない
医療機関を受診するまで断定はできませんが、障害や病気が片付けられない理由になっている可能性もあります。
タイプ6の設問に当てはまる物が多かった方は、一度医療機関を受診してみるのも良いかもしれません。
片付けられない原因となる病気には、アスペルガー症候群やADHD、認知症や精神病、強迫性障害などがあります。
アスペルガー症候群やADHDの方はこだわりの強さから物が捨てられなかったり、片付けを始めても気が散って完結できなかったりします。
また、認知症や精神病を発症すると正常な認知が歪み、掃除の方法を忘れたり、片付けの気力が湧かなくなる人もいます。
対策としてはまず、医療機関を受診してあなた自身の状態を正しく知りましょう。
適切な投薬などの治療により症状が改善すれば、片付けができるようになるかもしれません。
片付けについては家族の助けを借りて、誰かと一緒に整頓すると良いでしょう。
もしもあなたの部屋がゴミ屋敷状態になっているなら、ゴミ屋敷の掃除を専門的に扱う業者に依頼して片付けてもらう方法もおすすめです。
片付けられない病気については片付けが苦痛に感じる病気とは?片付けのコツ・片付けられない病気への対処法をご覧ください。
片付けられない人によくある性格や心理とその対処法
片付けられない人によくある性格や心理を解説し、片付けるための対処法を説明します。
掃除のモチベーションアップの方法も伝えるので、ぜひ参考にしてください。
1.優柔不断で決断が苦手である
2.自分に自信がなく自分に自信がなく「私なんて」と言いがち
3.常に人と一緒にいないと不安になってしまう
4.気分の浮き沈みが激しい
5.プライドが高く人に助けを求められない
6.物を所有することで不足感を埋めている
7.自分に無関心になっている
8.心の闇を抱えており自分を罰している
優柔不断で決断が苦手である
自分で決断するのが苦手で、優柔不断気味な人は片付けられない傾向にあります。
片付けは「いる、いらない」を決断し続ける必要があるため、決められないタイプの人にとっては苦痛を感じる行為だからです。
第三者から「片付けなさい!」と言われないと行動できず、ついつい部屋を汚くしてしまいます。
決断が苦手な人は、誰か決めるのが得意な人と一緒に片付けるのがおすすめです。
自分で決断するプロセスを省略できるので気持ちが楽になり、片付けが進みやすいでしょう。
定期的に友達や家族と片付けのプロセスを繰り返すことで、だんだんと部屋が片付いた状態で安定してきます。
自分に自信がなく「私なんて」と言いがち
自己肯定感が低く「私なんて」が口癖の人も、片付けられない傾向にあります。
他者の評価に揺らぎやすく、ちょっとしたことで傷ついて不安定になり、片付けへの気力を失うためです。
自己肯定感が低いタイプの人は、自分を責める癖を修正しましょう。
片付けられない自分を責めるのではなく、片付けられないことに気付いた自分を褒めてあげてください。
そして、メンタルの調子が良い日に1日1箇所で良いので片付けをし、自分を褒めます。
自分を褒め続けているうちに徐々に自己肯定感が上がり、メンタルが安定してくるはず。
片付けが進む=自己肯定感が上がることを覚えれば、片付けが好きになってきます。
常に人と一緒にいないと不安になってしまう
一人が苦手で、常に人と一緒じゃないと不安になるタイプの人も、片付けが苦手な傾向があります。
一人時間を楽しむよりも外で人と会うほうが大事なので、自宅に無関心になります。
また、一人になると急に寂しくなりLINEやSNSをずっと見てしまうため、自宅で片付けをする気になりません。
寂しさを強く感じやすい人は、家に人を招待してみましょう。
汚い家に友達を呼ぶのは恥ずかしいという気持ちが湧いて、強制的に片付けができるはずです。
頻繁に友達を呼べば、綺麗な部屋をキープできます。
筆者も一人時間が苦手な時期があったのですが、その際に「掃除は一人時間を埋めるのに最適だ」と気づきました。
集中して掃除をしていると、いつの間にか時間が経っていて寂しさを感じません。
SNSを見る時間を掃除に置き換えてみると、掃除習慣が身についてお部屋も自然と綺麗になります。
気分の浮き沈みが激しい
気分の浮き沈みが激しいタイプの人も、片付けられない傾向にあります。
やる気が出ている時は片付けも進みますが、不調になると一気に何もできなくなり、ゴミをゴミ箱に捨てるのすら面倒になってしまうからです。
そのため、部屋が片付いている時とそうでない時の差が激しくなり、安定して綺麗な状態を保てません。
このタイプの方はやる気が出れば掃除ができるので、まずは好調な日に片付けをする習慣をつけましょう。
不調な日は洗面台を少しだけ拭くなど、簡単な掃除をして日々の家事に掃除を取り入れてください。
人によって合う方法は違いますが、メンタル不調を解消するには規則的な生活を送るのがおすすめです。
筆者は生活を朝型に切り替えて日光を浴びながら散歩をしたり、食事の時間を決めたりと体内時計を整える習慣で、メンタルが安定しました。
メンタルが安定すれば片付けの意欲が湧く日も増えてくるので、メンタルの調子を整える努力もしてみましょう。
プライドが高く人に助けを求められない
プライドの高さから人に助けを求められない人も、片付けができません。
時間がなければ家事代行を頼めば良いですし、体力がなければ友達や家族に助けを求めれば良いのですが、それができません。
人に助けを求めることを敗北と感じてしまい、自分の弱みである汚い部屋を見せたくないのです。
このタイプの人はまず人に助けを求めることは敗北ではないことを理解しましょう。
汚い部屋を放置してゴミ屋敷になったら、それこそ誰かに迷惑をかけてしまいます。
プライドが邪魔して人に助けを求められない方は、掃除の専門業者への依頼がおすすめです。
掃除の専門業者はあなたとプライベートなつながりがないので、弱みを見せても恥ずかしくないはずです。
また、報酬を払って片付けを依頼するため、プライドが邪魔せず気楽に依頼できるでしょう。
物を所有することで不足感を埋めている
自分に足りない物を『物を買う行為、所有する行為』で埋める心理傾向がある人も、片付けができません。
ストレスが溜まると爆買いするタイプの人、周りに物をたくさんおいて安心感を得る人は、心の隙間を物で埋めています。
そのため物を捨てる=また不足した状態に戻ってしまうと認識しており、仮に不要な物があっても捨てられません。
対策としては、自分が抱えている不満に向き合ってみましょう。
不満の原因を特定しないうちは、片付けをしても部屋がまた元の状態に戻ってしまうからです。
例えば、人間関係で寂しさを感じている方は新しい友達を作ってみる、交友関係を広げてみるなどしてみましょう。
その上で片付けに着手すれば、不満が解消された状態なので部屋を埋めていた物を手放せるはずです。
自分に無関心になっている
片付けられない人は、自分に無関心になっていることが多いです。
正確には他者からどう見られるかが最優先で、一人でいる時の自分に関心がない状態になっています。
人に会う時はオシャレでメイクも頑張っているが、家では干物状態という人は、この心理状態に陥っていることが多いです。
周りからの評価は大切ですが、あなたがあなた自身をどう思うかも大切だと考え方を変えてみましょう。
あなたの部屋を見て、「この部屋に住んでいる自分が好き?」と問いかけてみてください。
汚い部屋に住んでいる自分を好きじゃないと思うなら、あなたは本当は片付いていて綺麗なお部屋がふさわしい人です。
自分のために片付けをして、本来のあなたを取り戻しましょう。
部屋の掃除によってより自分を大切にできるようになれば、さらに周りから好かれるあなたになれますよ。
心の闇を抱えており自分を罰している
心の闇を抱えていて、自分を罰するために部屋を片付けない人もいます。
自分への不満や怒りで不衛生な環境を作り出し、自分を罰しています。
また、人への攻撃性や復讐心を晴らすために、部屋をあえて汚くしているケースもあります。
心理状態や過去のトラウマが原因で片付けができない人は、カウンセリングを受けるのもおすすめです。
何に怒りを感じているかわからない状態だと、片付けをしてもまた元の状態に戻る可能性があります。
常にイライラして何かに腹を立てている人はまず、その怒りの原因を解明しましょう。
その後、落ち着いた状態で片付けに着手すれば、前よりも部屋を綺麗にできるはずです。
片付けられない人が片付けられるようになる3つのコツ
なぜ片付けられないか理由を特定したら、次はあなたに合った片付けの方法を探していきましょう。
元々片付けが苦手な筆者が、部屋を片付けられるようになった際にしていた3つのコツを紹介します。
1.整理整頓された理想のお部屋をSNSなどで探す
2.範囲を限定して少しずつ部屋を片付ける
3.あなただけの掃除習慣を作る
整理整頓された理想のお部屋をSNSなどで探す
片付けが苦手な人は、掃除や整理整頓のロールモデルを作るのがおすすめです。
インスタグラムなどで理想の部屋作りをしている人をフォローして、モチベーションアップに役立てましょう。
すぐに理想のお部屋には住めませんが、「こんな部屋にしたいな」と思えたら、その状態に近づくように努力ができるはずです。
インテリアやお部屋について情報発信しているインフルエンサーは整理整頓が得意な人も多く、オシャレな部屋作りと同時に掃除の方法も学べます。
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筆者が参考にしたのは、セリアなどの100円均一を活用しながら、オシャレな部屋作りや整理術を発信している「@samia.housework」さんです。
高価な物を使わないので、真似しやすく掃除のモチベーションになります。
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また、LOWYAという比較的安価でオシャレな家具を買える通販サイトのインスタグラムも参考にしていました。
オシャレな部屋作りの参考になりますし、欲しい家具があればインスタグラムから購入できるので便利です。
範囲を限定して少しずつ部屋を片付ける
汚部屋に住んでいる人は完璧主義で「片付けするなら一回で完璧に掃除しないといけない」と思い込んでいるケースが多いです。
しかし、一度に完璧に掃除をしようとすると挫折しやすいので、完璧主義は捨てましょう。
片付けは基本的に毎日コツコツする物なので、一回で完了しなくても問題ありません。
例えば、リビングのテーブルの上のゴミを捨てるだけでも立派な掃除です。
次の日は洗面所の引き出しの1段目だけを掃除するなど、狭い範囲に限定して片付けを進めていけば、徐々に部屋全体が綺麗になります。
1ヶ月など期間を決めて、少しずつ部屋を片付ける習慣をつけていくことで、いつの間にか常にお部屋が綺麗なあなたに生まれ変わっているはずです。
あなただけの掃除習慣を作る
片付けが苦手な人に共通するのは、掃除の習慣がないことです。
日常生活に掃除のルーティンを作ることで、片付いた部屋をキープしやすくなります。
片付けが苦手な人は面倒くさがりも多いので、掃除用具を出したり、使った後の掃除用具を洗うのすら億劫に感じるでしょう。
そんな方は、自分の通り道にウェットティッシュやワイプを配置しておくのがおすすめです。
元汚部屋住民の筆者は、コストコで売っている大容量のワイプを常備して、トイレと玄関、リビング、寝室の4箇所においています。
気づいた時にさっと拭き掃除できるので、拭き掃除への心理的ハードルがなくなりました。
また、掃除ロボットもおすすめです。
少々お高めですが、起動すれば勝手に掃除してくれるので、手間をかけずに部屋を綺麗にできます。
ロボット掃除機は床に物を置くと使えないので、床に物を置くことがなくなります。
筆者のおすすめは「Eufy RoboVac G30 Hybrid」です。
掃除だけでなく水拭きもできて、4万円以下で購入できるコスパの良い掃除機です。
なぜ片付けられないか分かっても整理整頓できない人への解決策
なぜ片付けられないか理解できたのに、整理整頓できない人もいるでしょう。
そんな方はこの2つの対処法を試してみてください。
1.家事代行を利用する
2.掃除の専門業者に依頼する
家事代行を利用する
片付けがどうしてもできない人は、家事代行を利用してみましょう。
家事代行は1時間3,000円から利用できて、指示した家事をしてくれるサービスです。
筆者も水商売をしていた時代は家事代行を週に一回お願いしており、部屋の掃除をしてもらっていました。
ゴミ出しなどはしてもらえませんが、拭き掃除や整頓はしてくれるので、家に帰った時に部屋が綺麗になっていて気分も良かったです。
忙しくて掃除ができない人はもちろん、自分で片付ける方法がわからない人にもおすすめなので、ぜひ家事代行を依頼してみてください。
掃除の専門業者に依頼する
家事代行で対応できないほどの汚部屋の場合、または一度プロに片付けをしてもらいたい人は、掃除の専門業者に依頼しましょう。
掃除の専門業者に依頼すれば、一人暮らし用のお部屋は数時間で完璧に掃除できます。
また、掃除の専門業者には整理収納アドバイザーが在籍している場合もあり、単純な片付けだけでなく、その後部屋を綺麗に保つためのアドバイスももらえます。
費用は1.5万円程度から依頼できるので、部屋の状態がひどい人や一度徹底的に部屋を掃除したい方は、掃除の専門業者に依頼してみましょう。
お片付けラボで対応した「片付け下手」な方からの依頼事例
【ストレスで無気力になってしまい陥った汚部屋の清掃【千葉県印西市】】
千葉県印西市のお客様より、片付けのご依頼をいただきました。
お客様は仕事のストレスで気力が落ちてしまい、休日も疲れ切って片付けができる状態ではないとのことでした。
あまりに精神状態が悪いため病院を受診したところ「うつ病」の診断を受け、部屋を綺麗にしてゆっくり休養するために弊社の利用を決意されたそうです。
お部屋に溜まっていたゴミを2名のスタッフで回収し、その後ハウスクリーニングも実施しました。
お客様が安心して療養できるお部屋になるよう、心を込めて部屋をピカピカにしました。
片付けの最後にはお客様から初めて笑顔が溢れ、スタッフも暖かい気持ちになりました。
片付けられない自分を変えたい人はお片付けラボへご相談ください
「私はなぜ片付けられないんだろう」と自分を責めていると、どんどん自分に自信がなくなってきます。
大切なのは片付けられない理由を知り、適切な対策や考え方により整理整頓や掃除への抵抗をなくしていくことです。
記事で紹介した片付けられない理由と対処法を参考に、あなたが無理なく部屋を掃除できるルーティンを作りましょう。
どうしても片付けができない方は、ぜひお片付けラボへご依頼ください。
整理収納アドバイザーが在籍しているので、部屋を綺麗にキープするためのアドバイスも可能です。
片付けられない自分を変えて、綺麗なお部屋を取り戻したい方は、ぜひ一度ご相談ください。