お片付けラボコラム
汚部屋の一人暮らしは要注意!散らかった部屋の片付け方をご紹介
2024年09月30日
汚部屋で一人暮らしをすることには、たくさんのデメリットがあります。
「多少は散らかっているけれど、自分の部屋は汚部屋ではない」という考えは、汚部屋の悪化を招く恐れがあるため一度見直す必要があります。
そもそも一人暮らしの人が汚部屋する原因は、自分以外に部屋の片付けをする人がいないことや昔と比べて隣近所の人と話をすることがなくなり孤立することが増えたことが原因の一つとされています。
今も汚部屋に悩みながら、自分では解決できないと悩んでいる人もいるのではないでしょうか?
今回は、掃除が苦手でも汚部屋の一人暮らしから脱する片付け方法についてご紹介します。
目次
汚部屋で一人暮らしをするのは病気になるリスクもある
片付けが苦手なため汚部屋で一人暮らしをしていると、心身ともに追い詰められて病気になるリスクがあります。
汚部屋は生ゴミが放置されるようになると、害虫が部屋に出入りするようになることで食中毒や感染症にかかる原因となります。
汚部屋で過ごす時間が長くなるにつれて、結膜炎や鼻炎、咳といった慢性的なアレルギー症状などに悩まされるリスクも高まるでしょう。
汚部屋を放置することで、慢性的な体調不良に悩まされる恐れも出てきます。
「【ゴミ屋敷による健康被害とは?汚部屋放置のリスク・対処法】」「【部屋の片付けができない原因は病気かも?代表的な6つの病気を解説】」では、汚部屋やゴミ屋敷による健康被害について詳しく解説しているため、あわせて要チェックです。
もしかして汚部屋かも?気になる汚部屋レベルをセルフチェック
汚部屋と一言で言っても、軽度から重度までその程度はさまざまです。
ここでは、部屋が汚部屋かどうかを確認できるセルフチェックリストをご紹介します。
☑1.リモコンやスマホの場所がわからない
☑2.洗濯していない衣類が山のようになっている
☑3.ペットボトルが部屋に数十本転がっている
☑4.抜け毛の量やホコリがすごい
☑5.パンパンに物が詰められたゴミ袋が3個以上ある
☑6.床に物が溢れかえって歩くのが大変
☑7.部屋から異臭がする
☑8.台所に3日以上お皿が溜まった状態
☑9.歩くと足の裏が黒く汚れる
☑10.虫が頻繁に出る
当てはまるチェック項目が1〜2個の場合は、やや部屋が汚れている状態です。
3〜4個当てはまる場合は、部屋が汚部屋に近づいている危険性があると言えます。
5〜10個に当てはまる人は、要注意!
すでに部屋が汚部屋状態である可能性が高いため、できるだけ早くプロの片付け業者に相談しましょう。
一人暮らしの汚部屋を解決する5つのステップ
一人暮らしの汚部屋でも、綺麗に片付けられる場合があります。
片付ける時のポイントは、片付けに必要な準備や手順を守ることです。
あっちもこっちもと片付け始めてしまった場合、作業がなかなか終わらず、途中で投げ出す恐れが出てきます。
一人暮らしの汚部屋を解決するための5つのステップをご紹介します。
1.掃除や片付けに必要な物を準備する
部屋の掃除や片付けをするために、まずは必要な物を準備しましょう。
・ゴミ袋
・掃除機
・ほうき
・ちりとり
・クイックルワイパーといったモップ
・雑巾
・バケツ
・ブラシ
・コロコロ
・洗剤系
事前に準備をする物は、ホームセンターやドラッグストアで販売している物でOKです。
汚部屋の汚れやゴミは、軽度であれば一般的な掃除用具で根気強く掃除をすることで、ある程度綺麗にすることができるからです。
2.分別する
十分な掃除用具などを準備した後は、必要な物・不要な物・ゴミとに分別していきます。
それぞれのゴミ袋を用意し、どんどん放り込んでいきましょう。
捨てるかどうか迷う物がある場合は、別に避けておくか「保留」と書いたダンボールなどにまとめておくことがおすすめです。
分別作業を始める場所に迷った時は、足元から始めましょう。
・衣類
・布団
・書籍
こういったサイズが大きな物から片付けることで、目に見えて片付けていることが実感しやすくなり、モチベーションアップにもつながります。
大きな物を片付けた後は、細かい物の分別を開始しましょう。
3.いらない物は処分もしくは売却する
破損している物や明らかにゴミだと判断できる物は、住んでいる自治体の決まりに沿ってさらに分別して処分しましょう。
分別ルールがわからないという人は、ネットで検索をしたり市役所などで分別ルールを記載したゴミ回収カレンダーなどをもらったりすることがおすすめです。
粗大ゴミがある場合は、粗大ゴミ回収センターに予約の連絡をし、回収期日までにコンビニなどで売っている金券を粗大ゴミの目立つ場所に貼ればOKです。
いらない物やもう使う機会がない物でも、まだまだ使えたり状態が新品同然だったりする物は、処分するよりも売却をするとお得に手放すことができます。
特に状態が綺麗なブランド品やモデルが新しい家電などは、高値で取引される傾向にあります。
購入金額の一部が返ってくることで、片付けに対する抵抗が薄れることが期待できます。
4.必要な物を収納する
不用品やゴミを全て処分した後は、必要な物を収納していきましょう。
基本的に使う頻度が高い物は手が届きやすい引き出しや棚にしまい、あまり使わない物は棚の下部やベッド下など取り出しにくい場所にしまったりボックスなどを使った「見えない収納」をすることがおすすめです。
取り出しやすい位置はしまいやすい位置でもあるため、出し入れを頻繁に行う物をその辺に放置しないよう、収納場所は普段から意識しておくことが大切と言えます。
収納用品が足りないと感じたとしても、買い足すことは最終手段にしましょう。
しまう場所が多くなると、その分物も増えやすくなり管理が大変になります。
他に処分できる不用品はないかと見直し、今の収納に合わせた量に調節することも大切なのです。
5.部屋の掃除を行う
不用品を処分し、必要な物を収納した後は、部屋の掃除を行いましょう。
サイズが大きなゴミはあらかじめ拾っておき、上から下へはたきをかけたりハンディモップなどを使ってホコリを取り除きます。
棚の上はもちろん、カーテンレールの上もホコリが積もりやすいため忘れずに綺麗にしましょう。
床は、掃除機やほうきがけを行った後に、洗剤を吹きかけてモップがけをするかクイックルワイパーなどで拭き掃除を行いましょう。
皮脂や食べ残しのベタベタ汚れが落ちるため、気持ちよく部屋の中を移動できるようになります。
カーペットのホコリはコロコロなどで取り除き、水回りもカビハイターなどで綺麗にすればOKです。
部屋の掃除を行う際は、ホコリが舞ったりするため汚れても良い服で行うことがおすすめです。
汚部屋を再発させないためにできる4つの対処法
汚部屋を綺麗にしても、しばらくしてまた汚くなってしまっては、あまり片付けた意味がありません。
汚部屋は、再発させないようにすることも大切と言えるのです。
一人暮らしの場合、汚部屋を再発させないためにどんなことができるでしょうか?
ここでは、汚部屋を再発させないためにできる4つの対処法についてご紹介します。
1.ゴミはすぐに捨てる
ゴミをすぐに捨てることで、常に片付いた部屋にすることができます。
後で捨てようと思い、床やテーブルの上にゴミを置くと、面倒になって捨てずに放置したままになりやすくなります。
生ゴミを放置するようになった場合、異臭の原因になったり食べ残しをゴキブリが食べに来るようになったりする恐れがあるでしょう。
一人暮らしで部屋が汚部屋化してしまった場合、ゴミだけでも片付けることで部屋がすっきりとした印象になることもあります。
ゴミをすぐに捨てることを習慣にすることで、床やテーブルの上などの汚れにも気がつきやすくなる効果も期待できます。
2.物をしまう定位置を決める
いつも部屋に物が散乱していて、何がどこにあるのかわからないという状態は、物をしまう定位置が決められていない状態である可能性があります。
「リモコンやスマホの充電類はボックス」「文房具は棚の引き出し」「鍵やアクセサリーは小物入れ」など、物をしまう定位置を決めることが大切です。
財布やアクセサリーなどを乱雑にテーブルの上にポンと置きっぱなしにしてしまうと、時間が経つにつれてどこに何を置いたのか忘れてしまう恐れが高くなります。
他にもたくさんの物が散乱している部屋は、鍵や財布といった貴重品が衣類や日用品の中に紛れ込みやすいため、失くして困る物やよく使う物は、特に取り出しやすい定位置を決めることがおすすめです。
3.定期的に掃除をする
一人暮らしの人が汚部屋にならないようにするためには、定期的に部屋の掃除をすることがとても大切になります。
毎日寝る前に部屋を片付けてリセットをしたり、出勤前の15分間部屋を片付けて家を出たりするだけで、整理整頓がしやすい部屋にすることができます。
週末など、掃除機をかける日を決めることで、ゴミが散乱しにくい部屋になるでしょう。
掃除をする際は、ホコリや髪などが溜まりやすい目に見えない部分を重点的に綺麗にすることがおすすめです。
たとえ面倒に感じる場合でも掃除機をかけることで、掃除に対する抵抗感が薄れ、他にも綺麗にできることはないかと思うようになることもあるでしょう。
4.衝動買いを控える
汚部屋を防ぐためには、衝動買いを控えることが大切です。
部屋にある物は、増えれば増えるほど管理が難しくなり、放置すればゴチャゴチャとした状態になります。
部屋と職場の往復だけではストレスが溜まりやすいため、買い物の頻度を抑えたり家族や友人と一緒に買い物に行ったりすることも、衝動買いを防ぐ効果が期待できるでしょう。
ADHAなどが原因で収入や貯金を考慮せずに買い物をしてしまう場合は、クレジットカードの利用をしないようにするなどの工夫が大切になります。
特にネットショップは、24時間365日自宅で手軽に買い物ができる反面、お金を使っているという意識が希薄になりやすいというデメリットもあるため、使い方には注意が必要です。
一人暮らしの汚部屋に溜め込みがちな物を品目別に整理しよう
ゴチャゴチャと色々な物が散乱している汚部屋は、衣類や書籍が積み上がっていることが多く見られます。
自分以外に部屋の掃除をする人がいない一人暮らしだからこそ、溜め込みがちな物を整理して片付けやすい部屋を目指しましょう。
ここでは、特に溜め込みやすいとされる
・衣類
・アクセサリーと小物
・靴
・書籍
の4種類の整理術について詳しく解説します。
衣類
定期的に処分をしなければ、クローゼットがいっぱいになることもある衣類。
生地が傷んで色褪せていたり穴が空いていたりする物は、早急に処分することがおすすめです。
捨てるかどうかの判断に迷う服は、その服を着て大切な人に会って恥ずかしい思いをしないかどうかを考えると、捨てる決意ができる場合があります。
まだ着ることができるブラウスやパンツなどでも、痩せなければ着られなかったり使い勝手が悪く、滅多に着ることがないという物も思い切って売却などで手放すことがおすすめです。
もう着ることがない衣類を思い切って処分することで、クローゼットの風通しも良くなるでしょう。
湿気が溜まりにくくなる効果も期待でき、収納しているパンツやシャツを取り出しやすくなります。
アクセサリー・小物
アクセサリーや小物といった細かい物は、似たようなデザインの物を1つにまとめることがおすすめです。
アクセサリーや小物をゴミに出す時は、地域の分別ルールによって異なりますが、基本的に可燃ゴミか不燃ゴミになります。
ゴミに出す時は、必ず使用されている素材を確認してからゴミに出すようにしましょう。また、高価な金やプラチナ、宝石などを使ったアクセサリーや状態の綺麗な小物は家族や知人に譲ったり寄付をしたり、貴金属の買取ショップやフリマアプリなどを利用して手放すことがおすすめです。
新品同然で名のあるブランドの物であるアクセサリーや小物である場合、納得のいく値段がつく可能性もあります。
大切なアクセサリーである場合は、ジュエリーボックスやトレイなどを利用して綺麗に収納することで、劣化を防ぐ効果も期待できます。
靴
靴箱の中に乱雑に入っている靴は、衣類同様破損していたり他の人の靴の隣に並べて恥ずかしいと感じたりする物は処分することがおすすめです。
ブーツなど限定された季節に使う靴は、靴箱ではなくクローゼットなどにしまうことも検討しましょう。
高価な靴でも、足に合わなかったり使う機会がほとんどなかったり、年相応とは言えない物は手放すと靴箱や玄関をすっきりと綺麗にすることができます。
靴はほぼ毎日履く物であり、快適な一日を過ごすために不可欠な生活用品です。
汚れたりしないように、収納時は横並びにし、つっかえ棒などを使って上の空間も有効活用して収納することがおすすめです。
靴箱の容量に収めることが量にし、脱いだらしまう習慣をつけることでいつでも綺麗な玄関を維持しやすくすることができるようになります。
書籍類
漫画や雑誌といった書籍類を、ついついテーブルの上などに積み上げてしまうという人もいるでしょう。
本棚に丁寧に収納している場合、スペースには限りがあるため定期的に整理し、不要な書籍は処分することがおすすめです。
古紙として出すだけでなく、古本も扱うリサイクルショップに売ったり人に譲ったりすることも良いでしょう。
書籍の整理をする際の注意点は、片付け中に読み始めることがないように気をつけることです。
漫画や書籍を読み始めてしまうと、あっという間に時間が経ってしまうため片付け作業が進まなくなる恐れがあります。
熱中して読み始めてしまうと、漫画の続きが気になってしまい、作業を途中で放り出す可能性もあるでしょう。
片付ける前の状態よりも部屋が汚部屋化してしまう原因にもなり得ます。
汚部屋を綺麗にする方法3選
汚部屋を綺麗に片付けるためには、片付けを行うしか方法はありません。
場合によっては、自力で汚部屋を片付けられることもあるため、連休などに一気に片付けることを検討することもおすすめです。
一人で悩み抱え込むことは良いとは言えないため、可能であれば家族や信頼できる友人に相談することも検討しましょう。
ここでは、汚部屋を綺麗にする3つの方法について解説します。
1.自力で片付ける
部屋で生活が送ることができていたり水回りを使うことができたりする汚部屋は、自力で片付けることができる可能性があります。
自力で汚部屋を片付ける時は、以下の5つのステップを実践しましょう。
1.部屋のどこから片付けるのかを明確にする
2.掃除に必要な道具をそろえる
3.不要なものと必要な物を分別する
4.不要な物を処分し、必要な物をしまう
5.部屋の掃除をする
可燃ゴミと比べて、不燃ゴミや資源ゴミは回収頻度が少ないため、事前に住んでいる地域の分別ルールやゴミの収集日を確認することも大切です。
必要に応じて、粗大ゴミ回収の予約も行いましょう。
一方で、間取りが広い部屋は、片付けに必要な労力や時間が狭い部屋よりも必要になります。
一般的に、自力で片付けができる広さは3DKまでです。
汚部屋レベルが軽度であっても、広い部屋に一人暮らしの場合は、無理に片付けようとせずに業者に相談することを検討しましょう。
2.家族や知人に協力してもらう
「一人で片付け作業するのは不安」「一人で片付けても終わる気がしない」など、自力で汚部屋の片付けが難しい場合は、家族や知人に立ち会ってもらうなどの協力をお願いすると良いでしょう。
最後まで片付け作業をやり切るために、週末や大型連休などのまとまった時間を確保できる時期に片付けをすることもおすすめです。
複数人で一気に片付け作業を行うことで、一人で片付けをするよりもはるかに早く分別作業や掃除を終わらせることが期待できます。
片付け作業中に気が逸れたり、別のことに夢中になってしまったりする時にも、事前に協力してくれる人に説明し、声かけをお願いしておくことも大切です。
3.片付けのプロに依頼する
一人暮らしの汚部屋でも、汚物が放置されていたりライフラインが停止していたりすることで、健全な生活を送ることが難しい部屋もあります。
汚部屋レベルが著しく酷かったり、手に負えない場合は、片付けのプロに依頼しましょう。
部屋を自力できれいにできない=恥ずかしいと考える人も多い反面、汚部屋を放置し続けることでゴミ屋敷になる恐れがあります。
ゴミ屋敷にまで状態が悪化すると、害虫が繁殖しやすくなったりボヤ騒ぎが起こりやすくなったりするため、「こんなはずじゃなかった」ということになる恐れもあるのです。
片付けのプロは、良くも悪くも汚部屋に慣れています。
お片付けラボにも、さまざまな事情を抱えた方がご相談に来られるため、恥ずかしいと思う必要はありません。
少しでも「汚部屋を片付けたい」という思いがある場合は、一度無料相談を実施している片付け業者に相談することがおすすめです。
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汚部屋に一人暮らしをしている状況が長くなると、ゴミの腐敗臭が服や髪に移って他の人に迷惑をかけたり距離を置かれたりする恐れがあります。
さらなる孤立やストレスを抱え込むことを防ぐために、できるだけ早い解決が大切になります。
「汚部屋を人に見られたくない」という気持ちがあっても、健康的な生活を取り戻すために一度プロへご相談することがおすすめです。
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汚部屋の一人暮らしにお困りの場合は、ぜひお片付けラボにご相談ください!