お片付けラボコラム
ゴミ屋敷に陥る理由とは?今すぐゴミ屋敷を抜け出す方法もご紹介
2024年12月02日
「なんでゴミ屋敷になってしまったのだろう?」
「綺麗な部屋で暮らしたいのになぜか部屋がゴミだらけになる…」
ゴミ屋敷に陥る理由は、仕事の事情や健康状態など人によってさまざまです。
気が付いたら部屋がゴミ屋敷になっていて、自力で解決が難しいと困り果てている人も少なくありません。
中には、家族や知人が家をゴミだらけにしてしまい、話をしても自分で片付けようとしない状況にまいっているという人もいるでしょう。
ゴミ屋敷を抜け出し、快適な生活を取り戻すためには、家族や公的機関、片付け業者に頼ることも重要になります。
この記事では、ゴミ屋敷に陥る理由とゴミ屋敷を抜け出す方法についてご紹介します。
目次
ゴミ屋敷とは?
ニュースなどでも特集されることから、ゴミ屋敷について聞いたことがある人も多いかと思います。
今や年代・性別問わず陥る可能性があるゴミ屋敷は、社会問題と化しています。
「汚部屋」や「物屋敷」などのワードもありますが、ゴミ屋敷とはどういった状態の部屋を指すのでしょうか?
東京都北区の公式HPでは、次のようにゴミ屋敷の定義について明記しています。
”住宅や敷地内外に大量の物品をため込み、悪臭や害虫の派生、火災の危険性や通行の障害が生じるなど、本人または地域の皆さまの生活環境に大きな影響を及ぼすような管理不全な状態にある住居等をいいます。”
ゴミ屋敷は汚部屋と異なってゴミがどんどん部屋に溜まり、本人のみならず周囲の生活に影響をあたえます。
近年、ゴミ屋敷の増加に伴って、ゴミ屋敷の解決に向けた支援を行う「ゴミ屋敷条例」を整備する地域も増加しています。
ゴミ屋敷に陥る理由7つ
ゴミ屋敷に陥る理由は住人の性格や生活スタイル、仕事の事情などさまざまです。
一方で「仕事が忙しくて部屋を片付ける暇がない」や「極度の面倒くさがりで掃除も苦手」といったゴミ屋敷に陥るケースには共通点があることも少なくありません。
ゴミ屋敷に住みたくて住んでいる人はほとんどいません。。
ここでは、ゴミ屋敷に陥る代表的な7つの理由についてご紹介します。
1.買い物が好き
ゴミ屋敷の住人の中には買い物が好きという人も多いです。
買い物が好きということ自体は決して悪いことではありません。
新作や新機能がついたモデルなどを見たり買ったりすることで、気分転換やストレス発散などになります。
ゴミ屋敷はゴミや不用品、汚れた衣類が溢れかえっているため、物の管理が非常にしにくい環境と言えます。
管理ができないため、もうすでに部屋にある物や同じような物を繰り返し購入し、部屋に物が増え続けてしまいやすいのです。
買うことで得られる達成感や快感が目的となり、必要のない物を大量に買ってしまうケースもあるようです。
2.面倒くさがり
部屋がゴミ屋敷になる理由の一つに、部屋の片付けや掃除が面倒くさいために怠ってしまうことです。
掃除機をかけたり洗剤をつけたスポンジでシンクを擦ったりと掃除は確かに非常に疲れます。
面倒くさいからと、掃除を怠る期間が長くなれば、どんどんゴミや汚れが蓄積し短時間では片付けることが難しくなるでしょう。
最初は汚部屋レベルでも、部屋の状態を見て見ぬふりをし続ければ、やがてゴミ屋敷となってしまいます。
また、面倒くさがりな人は、ゴミだらけの部屋をわざわざ片付けることを無意味だと思ったり、ゴミが溜まったら出そうと思って出し忘れてしまうこともあります。
面倒くさがりな人は掃除が面倒だからこそ、こまめに掃除をすることが大切と言えます。
3.仕事が忙しい
ゴミ屋敷は性格的な問題だけでなく、多忙で部屋を片付ける余裕がない状態でも陥ることがあります。
特に看護師や介護士、弁護士、ITエンジニアなど多忙で責任が重く、仕事の拘束時間が長い職業の方はゴミ屋敷に陥りやすいと言えるでしょう。
帰宅する頃には疲れ果ててしまっていることが多く、部屋の掃除よりも先に休むことを優先する日が続いてしまってもおかしくはありません。
夜勤がある方の場合、帰宅のタイミングによってはゴミの集荷時間に間に合わず、仕方なく部屋のベランダに放置しているというケースもあります。
また日頃のストレスを買い物で発散する人もいます。
通販やフリマアプリでカード払いをしている場合、お金を使っている感覚が希薄になり、毎週のように何かが届くような状況に陥ることで部屋にダンボールが溢れかえってしまうこともあります。
4.もったいないと思ってしまう
物を捨てることに対してもったいないと思いすぎることも、ゴミ屋敷につながりやすくなります。
ゴミ屋敷になる住人は、まだ使うことができる物だけでなく、汚れたり壊れたりしている物ももったいないと感じて捨てることをためらう傾向があります。
壊れた物を捨てることに関しても「もったいない」という思いが強い場合、もったいないない病かもしれません。
特に年配の人の中には、たとえ壊れている物でも捨てることに対してもったいないと感じる人が多いようです。
十分に物がなかった時代を生き、壊れている物でも修理をしながら使い続けてきた人にとって、物を捨てることは非常に勇気がいることと言えます。
現在では通販で手軽に買い物ができる一方で、根強い価値観を変えることは難しいと言えるでしょう。
5.物を捨てることが怖い
物を捨てることをもったいないと思う人がいる一方で、怖いと感じる人もいます。
「捨てる=もう二度と手元に戻ってこない」、や「捨てた後に困る事態になるのではないか?」と考えると恐ろしく感じるようです。
物を捨てる恐怖心から大量の紙袋や容器など「いつか使うかもしれない」と何らかの理由をつけて結局捨てず、片付け作業が一向に進まないケースもあります。
日常生活に支障が出るほど、物を捨てることが怖いと感じる場合は、強迫性障害や溜め込み症といった精神疾患を患っている可能性があります。
特に溜め込み症は、汚物が散乱したゴミ屋敷に陥ってしまうケースも少なくありません。
強迫性障害や溜め込み症は、病院でカウンセリングや適切な投薬治療を受けることで改善する場合があるため、周囲のサポートが大切と言えます。
6.認知機能の低下
加齢が原因で認知機能が低下することもゴミ屋敷につながる理由の一つです。
認知機能の低下とは、何が必要で何を捨てるべきかわからなくなったり、物忘れが多くなってゴミの収集日を思い出すことが難しくなったりすることなどがあります。
若い頃と比べて筋力や体力が落ちやすいように、60歳を過ぎると脳機能が衰え、認知機能が少しずつ低下すると言われています。
一般的に認知機能の低下には、個人差があります。
一方で、ゴミ屋敷は一人暮らしの高齢者が陥りやすく、令和6年に総務省が発表した報告書によると、181事例のうち7割が単身者、さらにその半分以上が65歳以上の高齢者であると報告されています。
認知機能の低下がアルツハイマーなどの病気が原因の場合、本人が気づかないうちに進行して部屋をゴミだらけにしてしまう恐れもあるでしょう。
7.病気やセルフネグレクト
ゴミ屋敷になる理由に「病気」が原因の場合があります。
事故などで身体的な怪我を負い、後遺症からゴミをまとめて捨てることが難しくなることもあるでしょう。
うつ病や統合失調症といった精神疾患はひどい無気力に襲われるため、部屋の掃除や片付けができず、徐々にゴミ屋敷になってしまうこともあります。
ゴミ屋敷の原因が病気の場合、周囲や福祉のサポート、環境を見直すなどの対策が必要です。
また、近年のストレス社会からセルフネグレクトになり食事や入浴、歯磨き、洗濯など健康的な生活を維持するために必要な習慣がおろそかになりゴミ屋敷になるケースもあります。
セルフネグレクトは通院やプロの片付け業者、地域の包括支援センターの支援が必要なケースも少なくありません。
ゴミ屋敷に住む人に多い特徴
ゴミ屋敷に住む人には実は共通する特徴があります。
「ゴミ屋敷の住人=だらしがない」というイメージは根強いものの、人によってさまざまな事情や背景があるのです。
ここではどのような特徴があるのかについて詳しく解説します。
汚い物を触りたくない
ゴミ屋敷に陥る人は、汚い物を触りたくないという理由で部屋がゴミだらけになってしまったという人もいます。
矛盾しているように思えますが、実はゴミ屋敷の住人の中には潔癖症という人もいるのです。
汚い物を触ることに対して嫌悪感がある潔癖症だからこそ、荒れた部屋に散乱したゴミを触ることができず、どんどん汚部屋になり、最終的にゴミ屋敷になってしまうといったケースもあるようです。
また落ち着くレベルまで部屋を綺麗にするまで片付け作業をやめることができないこともあるため、掃除や片付けが負担となり、なかなか部屋を片付け始めるまでが大変と感じる人もいます。
人に助けを求めることが難しい
ゴミ屋敷に陥ってしまう理由の一つに、人に助けを求めることが難しいという問題も関係しています。
特に地方から上京してきた人は、一から人間関係をスタートさせなければなりません。
一人暮らしで周囲に頼ることができなかったり、友達や家族と疎遠だったりするため、ゴミ屋敷問題を自分一人で抱え込んでしまうのです。
人に助けを求めることが難しい人は真面目な性格であることが多く「頼ることでその人に迷惑がかかるのではないか?」と思ってしまいます。
「人に迷惑をかけることは恥ずかしい」とゴミ屋敷を自力でどうにかしようとする傾向もあります。
またゴミ屋敷に住んでいることを周囲の人に知られたくないと思い、孤立したりゴミ屋敷が重度になったりするケースもあります。
部屋が汚くても平気
ゴミが散乱し時には害虫が壁や床を走るゴミ屋敷に住んでいても、全く平気という人もいます。
手の届く範囲に必要な物を揃えているため、たとえゴミだらけでも部屋の整理が行き届いていると思っているためです。
また、使い古されて山積みにされている新聞紙やフィギュアの箱、汚れている服や袋詰めされているゴミなども、全ていつか使う必要な物と考える人もいます。
こういった特徴の住人にとって部屋がゴミ屋敷という感覚はなく、明らかにゴミだと思う物も「なくてはならない物」という認識を持っています。
「部屋に捨てる物は何もない」と思い込んでいるため、「ゴミは捨てよう」と提案すると怒り出すこともあるようです。
部屋が汚くても困ることがないため、自分から片付けようとする行動は難しいと言えるでしょう。
幼少期に汚い家で過ごしたり物が十分にない生活を送っていた
部屋をこまめに整理整頓したり定期的に不用品を処分したりするという行動は、日々の習慣が大切になります。
小さい頃から家が整理整頓されていない環境で過ごした場合、家の中は「ごちゃごちゃとしていて当たり前」という価値観が根付くこともあるようです。
実家がいつも汚く物が散乱していた場合、片付けの仕方がわからないまま成長し、一人暮らしを始めた後も上手に片付けられないといったことにつながることもあります。
また必要な物が十分にない生活を送っていた場合も「なくなったら困るかもしれない」「買えなくなったらどうしよう」という考えになり、必要以上に日用品や食品を買ってしまうケースもあります。
部屋を片付けられないことが幼少期に過ごした環境や親の教育方針がトラウマになっている場合、専門医のカウンセリングで改善するケースもあるようです。
ゴミ屋敷を放置することで起きる6つの悪影響
ゴミ屋敷の放置は、火災や健康被害などのデメリットが起こるリスクが高くなります。
「このままの方が安心するから」「片付けたいと思っているけれど、特に困っていない」と考えているうちに火災が起きた場合、取り返しのつかない事態になる恐れもあります。
ゴミ屋敷は、年々大きな問題となっています。
「ゴミ屋敷を放置しておくと、このような悪影響がある」について知ることで、友人や家族がゴミ屋敷に陥った時に説得をしやすくなる可能性もあるでしょう。
ここでは、ゴミ屋敷を放置する6つの悪影響について解説します。
1.火災のリスク
ゴミ屋敷は片付いている部屋と比べて非常にボヤ騒ぎが起きやすい傾向があります。
寝タバコやストーブのつけっぱなしはもちろん、湿気が溜まりやすいためコンセントからのトラッキング現象や漏電が起こりやすいとされているためです。
床が見えないほど燃えるゴミや衣類が部屋を占領している場合、もし消し忘れたタバコの火や漏電で散った火花が引火するとあっという間に燃え広がる恐れがあります。
不在時や寝ている時にボヤ騒ぎが起きた場合、消火作業が遅くなる恐れがあるため、火傷や避難時の転倒などで怪我をする可能性があります。
火が大きくなった場合、近隣の家々にも被害が出るかもしれません。
無事消火しても、損害賠償を払う必要が出てきたり、今後住む家をなくしてしまったりする恐れも出てくるでしょう。
2.健康被害が出る
生ゴミや汚物が放置されていることもあるゴミ屋敷は健康被害が出ることも多々あります。
掃除を長期間怠ったことでホコリが積もったりダニが繁殖したりすると、虫刺されや肌荒れ、アレルギーを発症する恐れがあります。
花粉症の季節でもないのにくしゃみや目のかゆみ、咳が止まらないといった症状がある場合は、ハウスダウトが原因のアレルギー反応かもしれません。
ゴキブリやネズミが出入りする不衛生な環境は、食中毒などに罹るリスクも高くなるため、注意が必要です。
ゴミが溢れかえっている影響で、手足を伸ばして眠ることが難しい場合は、不眠になったりいつも体が痛いといった事態になったりすることもあるでしょう。
お片付けラボにご相談されるお客様の中には、お声に元気が無かったり顔色が悪かったりする方も少なくありません。
3.害虫が大量に繁殖する
お弁当の食べ残しや食べ終わったお菓子の空袋、ジュースの空きパック、汚物などを放置しておくと、ゴキブリやハエが大量繁殖しやすくなります。
ゴミ屋敷は苦手な人も多いゴキブリやハエ、ダニだけでなく、ネズミやハクビシンといった害獣も部屋に出入りすることがあります。
コードをかじってショートさせたり、サルモネラ菌や大腸菌を媒介させたりするため、急病に襲われやすくなります。
エサや隠れ場所になるゴミが大量にある環境は害虫や害獣にとって非常に快適な場所です。
害虫の繁殖を抑えるためには、ゴミを片付けることが効果的であるため、自分の手には負えないと感じた場合はプロの片付け業者に相談することがおすすめです。
4.隣人や管理会社とのトラブルになりやすい
ゴミ屋敷は隣人や管理会社とのトラブルになりやすい問題です。
ゴミをエサにして繁殖した害虫は隣近所の部屋にも現れるようになったり、隙間から漏れ出た悪臭で窓を開けることが難しくなったりするようになるからです。
部屋で頻繁に害虫を見るようになった場合、隣近所に問題があるのではないか?と疑う人は、少なくありません。
廊下などの生ゴミから漏れ出た汁が、ベランダや玄関の隙間から出たり、廊下といった共有部分にゴミを置いたりしていた場合、他の住民からのクレームにもつながりやすくなるでしょう。
隣人や管理会社とトラブルになると、ゴミ屋敷を解決しても引き続きその部屋に住み続けることは難しくなります。
精神的にも金銭的にも負担となる可能性もあります。
5.身だしなみに支障が出る可能性がある
ゴミ屋敷が悪化していくと、お風呂やトイレといった水回りを使うことが難しくなるため、身だしなみに支障が出る可能性が高くなる傾向があります。
毎日お風呂に入れなかったり洗濯物を干すことが難しかったりする場合、髪がベタベタとしていたり汚れた服を着たりしなければならなくなることもあるでしょう。
アイロンをかける場所を見つけることも難しいため、シャツやズボンがシワだらけになりやすくなります。
また、ゴミ屋敷の悪臭はかなり強烈であるため、長期間住んでいる場合、髪や服に匂いが移ります。
身だしなみは綺麗にしていたとしても、体から悪臭が漂う場合、周囲の人から距離を取られたり噂をされたりする恐れもあるでしょう。
テイクアウトやコンビニ弁当を中心とした食生活になりやすいことから、太りやすいという一面もあります。
6.恋人やパートナーとの関係が悪化する
恋人がいる場合ゴミ屋敷となっている自分の部屋に招くことが難しいため、関係が悪化する恐れがあります。
また、部屋が片付けられずゴミ屋敷になっている場合、結婚相手から愛想を尽かされる可能性もあります。
たとえ好きな人が相手でも、ゴミだらけの生活をしていることに対してネガティブな感情を抱く人は少なくありません。
「ゴミ屋敷=だらしがない」という価値観も根強いため、ゴミ屋敷に住んでいると知られた瞬間に距離を置かれることもあるでしょう。
くつろげるはずの自宅がゴミ屋敷の場合、
・いくら結婚相手に部屋を片付けるように頼んでも改善されない
・片付けても片付けてもどんどんゴミが増えていく
・ゴミだと思って捨てると、激しく怒られる
このような状況にイライラが募って喧嘩が増えることも考えられます。
ゴミ屋敷から抜け出すための6つの対処法
どんな理由でもゴミ屋敷に陥ってしまった場合は自分の健康を守るためにも早急にゴミを片付けることが大切です。
一方でゴミ屋敷が軽度でも、自力で片付けることが難しい場合はプロの片付け業者に相談し片付けを代行してもらったり、行政のサポートを受けたりするといったゴミ屋敷から抜け出すための対処をすることがおすすめです。
「ゴミだらけの部屋を人に見られることが恥ずかしい」「自分で部屋を片付けられないことが情けない」と思い、1人で抱え込んだ場合、ますますゴミ屋敷が悪化する恐れがあるからです。
ここではゴミ屋敷から抜け出すための6つの対処法について詳しくご紹介します。
1.片付け業者に相談する
ゴミ屋敷の片付けが自力では難しい場合は、片付け業者に相談することがおすすめです。
自分の部屋を自分で片付けようとする意識は素晴らしいことですが、体調不良になったり火災が起きたりした場合、取り返しのつかないことになります。
デメリットが多いゴミ屋敷は、早急な対処が必要であることも多いため、片付けのプロに任せることが大切です。
片付け業者は、スピード対応をしてくれるところも多いため、相談から数日で片付け作業を完了してもらえるといったメリットもあります。
中でもお片付けラボは24時間365日ご相談で頭金0円での分割払いも可能な片付け業者です。
相談やお見積もりは無料であるため、気軽に相談することができます。
2.家族や知人と一緒に片付ける
ゴミ屋敷の片付けに自信がない場合は、たとえ軽度であっても1人で片付けようとはせずに、家族や知人と一緒に片付けることがおすすめです。
ゴミ屋敷でも、軽度の状態である場合は片付けのプロではない人でも綺麗にすることができます。
軽度のゴミ屋敷とは、
・床が見える
・分別が簡単なゴミが多い
・頑張れば自分で片付けられるレベル
恥ずかしさや人に手伝ってもらうことは気が引けるといった理由で1人で抱え込んでいる場合、片付けを始めても途中で挫折してしまう可能性が高くなる傾向があります。
片付けても片付けても、なかなか綺麗にならない状況に嫌気が指しやすいため、モチベーションを保つことも大変です。
家族や友人と一緒にゴミ屋敷を片付けることは、監視の目の役割やモチベーションの維持にもつながりやすくなります。
3.ゴミ捨てや整理整頓を後回しにしない習慣をつける
ゴミ屋敷を抜け出し、再発させないようにするためには、ゴミ出しや部屋の整理整頓、掃除を後回しにしないことが大切になります。
ゴミ箱がいっぱいではなくても、必ず燃えるゴミや燃えないゴミの日にはゴミを出すように習慣づけることで、ゴミが溜まることを防ぐことができます。
部屋の片付けも1日30分間集中して整理整頓をするようにしたり、休日は必ず掃除機をかけたりするようにしましょう。
部屋のゴミ捨てや整理整頓を後回しにしないように習慣づけることで、片付けに対するハードルも低くすることが期待できます。
綺麗な環境で過ごす時間が長くなることで、体調不良や片付けられないモヤモヤを感じることも少なくなるでしょう。
4.綺麗な部屋で過ごす
家族がゴミ屋敷に住んでいる場合、短期間でも綺麗な部屋で過ごしてもらうこともおすすめです。
どんなに汚いゴミ屋敷でも、住み続けることで環境に慣れ、苦痛を感じなくなることがあります。
またゴミ屋敷の住人の中には、自身の部屋が荒れているという自覚がないケースもあります。
綺麗な環境で過ごすことで、ゴミ屋敷での生活との違いを実感できれば、今の環境を改善しようと思うきっかけになる可能性があります。
意識が変わることで、ゴミ屋敷に住むデメリットや危険性を理解してもらいやすくなることも期待できるでしょう。
5.病院を受診する
認知症や精神疾患、身体的な病気が原因でゴミ屋敷に陥るケースは、ゴミ屋敷の解決と同時に病気の治療も大切となります。
せっかくゴミ屋敷から抜け出すことができたとしても、数年でゴミ屋敷に逆戻りしてしまっては片付けた意味があまりありません。
ゴミを溜め込んでしまう原因を解決することで、ゴミ屋敷の再発を防ぐことができます。
病院で適切な治療や投薬を受けることで、周囲の理解を得やすくなることも期待できるでしょう。
認知症によるゴミ屋敷の場合、部屋を片付けた後に何ができるかと、ご家族の人が考える機会になる可能性もあります。
ゴミ屋敷を解決し、通院することで健康的な生活を送りやすくなり、仕事やプライベートが充実しやすくなることも期待できます。
6.人とコミュニケーションが取れる場に行く
一度ゴミ屋敷を片付けたとしても、孤独から再びゴミ屋敷に逆戻りすることもあります。
ゴミ屋敷から完全に抜け出すためには、人とコミュニケーションを取ることができる場所に行くことも大切です。
これを機に交流センターや習い事を始めることも良いでしょう。
人と意思疎通ができるようになることで、ケースワーカーや地域の民生委員からの支援も受けやすくなることも期待できます。
特に一人暮らしをしている場合、孤独から自分の心を守ろうとゴミを溜め込みやすい傾向があります。
実際、お片付けラボにご相談されるお客様の中には、ゴミ屋敷を片付けてから、また数年かけて再び部屋をゴミ屋敷にしてしまったため、リピーターとなる方もいます。
実家の家族がゴミ屋敷に陥っている場合、説得よりも話を聞くことを意識することで、説得が響きやすくなることもあるようです。
【ゴミ屋敷清掃のプロ!】お片付けラボの実績
今回、ご紹介するお片付けラボの実績は「片付けが苦手で退去を促されるほどのゴミ屋敷にしてしまった部屋の片付け【東京都葛飾区】」です。
30代男性のお客様で、ゴミ屋敷が原因で近所からクレームが入り、管理会社から退去をするように言われたとのご相談でした。
もともと片付けが苦手で、大学生時代から住んでいる部屋を少しづつゴミ屋敷にしてしまったそうです。
ゴミが溢れかえっているため、床は完全に見えず、冷蔵庫も埋もれて中の物がどうなっているのか全く分からない状況でした。
【作業内容】
・ゴミの回収
・ハウスクリーニング
・害虫駆除
・消臭作業
【お見積もり金額】
・作業人数 6名
・作業時間 2日
・費用 68万円(頭金0万円、25回払い)
作業員6名がかりで2日かけて部屋を綺麗にすることができました。
後日、お客様から「引越しが無事にできました。本当にありがとうございました。」と、ご連絡をいただきました。
手が付けられないレベルのゴミ屋敷にお悩みならお片付けラボにご相談ください!
ゴミ屋敷に陥る理由の中には、自身の力ではどうしても片付けることが難しいものもあります。
ゴミ屋敷の放置は、健康被害だけでなく、貯金ができなくなったり周囲から人が離れていくきっかけになったりすることもあります。
家族に頼ることが難しいという場合は、専門の片付け業者に相談することがおすすめです。
お片付けラボは、24時間365日相談可能な片付け業者です。
頭金なしでの分割払いや後払い、自社ローンのご相談も可能です。
他社にお断りされてしまったゴミ屋敷も、対応可能な場合がございます。
即日対応・日付指定も可能!
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お片付けラボは、スピード対応と真摯な接客を大切にしております。
ゴミ屋敷にお困りの場合は、お気軽にお片付けラボまでお問い合わせください。