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ゴミ屋敷に害虫が発生する理由は?発生する害虫の種類や駆除方法を解説!

2025年06月20日

ゴミ屋敷に害虫が発生する理由は?発生する害虫の種類や駆除方法を解説!

「ゴミ屋敷に発生している害虫をどうにかしたい…」
「害虫のいない清潔な環境で暮らしたい」

家がゴミ屋敷化すると、きれいな家には発生しないようなさまざまな害虫が発生するようになります。
実際、害虫の存在や害虫がもたらす被害に悩まされているという方も多いのではないでしょうか?

この記事では、害虫が発生する原因から害虫の種類、健康被害、具体的な駆除方法・予防方法まで詳しく解説します。

害虫のいない快適な生活環境を取り戻したい方は、ぜひ最後までご覧ください。

ゴミ屋敷に害虫が発生しやすくなる原因

ゴミ屋敷に害虫が発生しやすくなる原因

ゴミ屋敷は、他の住宅に比べて害虫が発生しやすい傾向があります。
その主な理由について解説します。

生ゴミや汚れなどのエサに害虫が寄ってくる

ゴミ屋敷に害虫が集まってくるのは、生ゴミや汚れなど害虫のエサとなるものが豊富だからです。

食べ残しや食べきれずに処分した食材などの生ゴミを放置していると、ハエやゴキブリなどの害虫が好む強い腐敗臭を発するようになります。
また、排水溝や浴室など、掃除を怠ることでたまる汚れも害虫が好むエサの一種です。

ゴミ屋敷の場合、きれいに掃除されている住宅よりもゴミが多く、汚れもたまっているため、害虫が寄ってきやすくなっています。

害虫が隠れられる場所が多い

ハエやゴキブリなどの害虫は、警戒心が高く臆病です。
人前にあらわれることは少なく、普段は身を隠しながらすごしています。

そのため、整理整頓された家は居心地が悪く、寄りつかない傾向がありますし、居つきづらくなっています。

一方、ゴミやもので溢れかえっているゴミ屋敷は、害虫が快適にすごすのに適した環境です。
放置しているゴミ袋の下や床に積まれた衣類の裏、乱雑に置かれた段ボールの陰など、隠れられる場所がたくさんありますし、エサに困ることもありません。
エサが豊富でどこにでも身を隠せるため、寄りつきやすいだけでなく、居ついたり繁殖したりしやすくもなっています。

害虫が繁殖しやすい環境が整っている

ふだんからこまめにゴミを出して掃除をしている家では、たとえ害虫が入っていてもエサがなかったり隠れる場所がなかったりするため自然といなくなることが多いです。
何か対処が必要になることもありますが、ゴミ屋敷のように一気に増えることはめったにありません。

一方、ゴミ屋敷は害虫が繁殖するのにこれ以上ない最適な環境です。
生ゴミや汚れが豊富にあるためエサに困ることがなく、隠れられる場所も多いため安心して繁殖できます。

とくにゴキブリやハエは繁殖能力が高く、数百匹の子どもを産んで繁殖するケースも珍しくありません。
少し片付けや掃除を怠るだけで、あっという間に家の中が害虫だらけになってしまうこともあるので注意が必要です。

ゴミ屋敷に発生する害虫の種類

ゴミ屋敷に発生する害虫の種類

ゴミ屋敷で発生する害虫は種類もさまざまです。
代表的な8種類の害虫を紹介します。

その1:ハエ・コバエ

ゴミ屋敷で最も発生しやすい害虫が、ハエやコバエです。
ハエやコバエは非常に出現率の高い害虫で、発生しやすくなる夏の時期は、ゴミ屋敷ではない住宅でも発生します。

ハエはちょっとした隙間から入ってくる厄介な害虫です。
嗅覚が非常に優れているため、ほんのわずかな食べ残しのにおいや食材の切れ端などのにおいに集まってきます。
また、食材や配管の汚れに産みつけられたハエやコバエの卵は2週間ほどで成虫になるため、家中があっという間にハエやコバエだらけになるケースも少なくありません。

さまざまな菌を媒介する害虫でもあり、健康被害を引き起こす可能性も高いので注意が必要です。

その2:ゴキブリ

ゴミ屋敷でハエやコバエの次に発生しやすいのが、代表的な害虫であるゴキブリです。
ゴキブリは、生ゴミや食べこぼしだけでなく、髪の毛や皮脂、爪、ホコリなど、なんでも食べる雑食性の害虫で、少しのエサで長生きします。

非常に高い繁殖力を誇る害虫でもあり、その繁殖力は「1匹見たら100匹はいる」と言われるほどです。
通気性が悪いところや暗くて湿度の高いところを好む性質があるため、エサが多く、ものも多いゴミ屋敷は、ゴキブリにとって最高の棲家になります。

また、ゴキブリもハエやコバエと同様にさまざまな菌を媒介しています。

ゴミ屋敷に発生する代表的な害虫であるゴキブリの対処法などについては、以下の記事もおすすめです!
ゴミ屋敷に潜むゴキブリの対処法~ゴミ屋敷清掃と害虫駆除のお片付けラボが解説

その3:チャタテムシ

チャタテムシは、1〜1.5mmほどの非常に小さな虫です。
ハエやコバエよりも小さいため、ダニやノミなどに間違えられることもあります。

ゴキブリ同様、暗くてジメジメとした場所を好み、湿度が高くなる梅雨の時期になると大量に発生します。

乾いたものを好んで食す傾向があり、お米や小麦粉などの中に入りこむことも。
菌を媒介したり人を刺したりすることはありませんが、食害を引き起こす可能性がありますし、死骸を吸い込むことでアレルギーを引き起こす可能性もあります。

また、メスのみで繁殖するという厄介な性質も持っています。

その4:ヒメカツオブシムシ

ヒメカツオブシムシは、4〜5mmほどの、まだら模様が特徴的な害虫です。

名前からもわかるとおりかつお節を好んで食べる害虫ですが、衣類や布団など繊維質のものも好んで食べるという厄介な特徴ももっています。
人に害をあたえたり健康被害を引き起こすことはありませんが、食害や衣類などのへの被害を引き起こすため放置するのはNGです。

ヒメカツオブシムシは、ハエやゴキブリほど頻出する虫ではありません。
片付いている住宅ではほとんど発生しない、ゴミ屋敷などの劣悪な環境で大量発生する傾向がある害虫です。

その5:シミ

シミは、「紙魚」と書く、魚のような独特な形をした虫です。
チラシや段ボール、書籍などの紙類を好んで食すため、段ボールの中や書籍の間から出てくることが多く、それらをボロボロにしてしまいます。

菌は媒介しておらず、食害を引き起こしたりアレルギーを引き起こしたりすることはありませんし、人を噛んだり刺したりすることもありません。
実害として想定されるのは書籍や書類などの紙類をボロボロにされてしまうことぐらいです。

ただし、長い触覚やキラキラと光る鱗を持っている特異な虫で、動くスピードも早いため、不快に感じる人も多い虫です。そのため、見た目の不快さから不快害虫として扱われています。

その6:トコジラミ

トコジラミは、ゴミ屋敷で発生することが多く、厄介な被害を引き起こす害虫です。
暗くてものの多い狭い場所が好きな害虫で、ベッドまわりや家具の隙間、畳の縁などさまざまな場所に潜伏し、繁殖します。

トコジラミは菌を媒介したり食害を引き起こしたりすることはありませんが、人の血を吸う性質があり、噛まれると激しいかゆみやアレルギーを引き起こすことがあるため注意が必要です。

また、殺虫剤への耐性が強い害虫でもあり、市販の殺虫剤で駆除することはできません。
専門の駆除業者への依頼が必要になるため、発生させないことがとても重要になります。

その7:ダニ

ダニは、0.3〜0.5mm程度の非常に小さな害虫です。
大きいものでも1mmほどにしかならないため、見た目による不快感はほとんどありません。

ただし、ものすごい勢いで繁殖し、人を刺す厄介な害虫であるため注意が必要です。
刺されると腫れやかゆみ、痛みを引き起こすことがありますし、死骸がアレルギーの原因になることもあります。

人の皮膚やアカ、フケなどを好んで食べる傾向がありますが、ゴミも食べますし、高温多湿な環境を好むため、ゴミ屋敷で発生しやすく居つきやすいという性質があります。

その8:アシダカグモ

アシダカグモは、益虫でもあり不快害虫でもあるという特殊な害虫です。
大きなものだと10cm以上にもなる非常に大きなクモで、他のクモのように巣をはるようなことはせず、徘徊しながら獲物を捕食します。

アシダカグモは、ハエやゴキブリなど、ゴミ屋敷で発生する害虫を好んで捕食する害虫です。
エサであるハエやゴキブリがいなくなるとアシダカグモ自身もいなくなるため、非常にありがたい存在ですし、益虫に分類されています。

ただし、サイズがあまりにも大きく、恐怖を感じる見た目をしているため、不快害虫にも分類されています。

害虫によって引き起こされる健康被害

害虫によって引き起こされる健康被害

ゴミ屋敷に発生する虫には、シミやアシダカグモのように無害なものがいる一方で、ハエやゴキブリ、ダニのように、危害をくわえたり被害をあたえるようなものもいます。
とくに注意しなければならないのが、害虫が媒介する菌による健康被害です。

ハエやゴキブリなどの害虫が媒介する主な菌と、それらの菌が体内に入ったときに発生する症状としては以下のようなものがあげられます。

菌・ウイルスの種類 主な症状
大腸菌 腹痛、吐き気、下痢、発熱など
ピロリ菌 腹痛、吐き気、胸焼け、食欲不振など
O-157 大腸菌の一種で、激しい腹痛や下痢などを引き起こす
より症状が悪化すると血便や合併症を引き起こし、最悪の場合死に至る
サルモネラ菌 腹痛、吐き気、下痢、発熱など
赤痢菌 腹痛、吐き気、下痢、嘔吐など
症状が悪化すると血便が出るようになる

また、チャタテムシやトコジラミ、ダニなどの害虫は皮膚のかゆみやアレルギー、喘息などの呼吸器障害を引き起こすこともあります。

ゴミ屋敷に害虫が発生することで想定されるトラブル

ゴミ屋敷に害虫が発生することで想定されるトラブル

ゴミ屋敷に害虫が発生することで想定されるトラブルは健康被害だけではありません。
ゴミ屋敷で想定される、害虫によるその他のトラブルを紹介します。

発生した害虫による近隣トラブル

ゴミ屋敷に発生した害虫を駆除せずに放置しているとどんどん増えていきますが、それによって起こる可能性があるのが「近隣トラブル」です。

ハエやゴキブリなどの繁殖した害虫が家の外に出てしまい、近隣の住宅に侵入したり増えたりしてしまった場合、まっさきに疑われるのはゴミ屋敷です。
アパートやマンションなどの集合住宅の場合、廊下や階段などの共用部分にも害虫が発生するため、より多くの近隣住民に迷惑をかける可能性があります。

近隣トラブルに発展すると、自治体に報告されたり通報されかねません。
特に賃貸物件の場合は、管理会社や大家、不動産会社から是正勧告を受けたり、最悪の場合は退去命令が出されることもあります。
近隣トラブルが長引いたり深刻化した場合、今の家に住み続けるのが困難になる可能性もあるため、早めの対処が重要です。

退去時の修繕費が高額になる

ハエやゴキブリなどの害虫は、住宅の状態を悪化させる厄介な存在でもあります。

賃貸物件は、退去時の原状回復が義務付けられており、借りたときと同じ状態にして退去しなくてはいけません。
害虫のフンや死骸は見た目だけでなく、悪臭やシミの原因にもなります。とくにゴキブリのフンは壁紙やフローリングに付着して取れにくく、長期間放置されると変色や腐食を引き起こすことがあります。そのため、張り替えなどの修繕が必要になり、費用は数万円〜数十万円に及ぶケースもあります。

きれいに使用している場合は敷金で賄えますし、戻ってくることもありますが、ゴミ屋敷の場合は相当な金額を負担しなければならない可能性があります。

ゴミ屋敷に害虫が発生したときの対処法

ゴミ屋敷に害虫が発生したときの対処法

ゴミ屋敷に害虫が発生したときの対処法には、自分で対処する方法と専門の業者に依頼する方法があります。
それぞれの対処法を詳しく紹介します。

自分で対処する

害虫が発生した場合、目に見える害虫だけを駆除してもあまり意味がありません。
害虫のエサや隠れ場所となるゴミやものがある限り害虫は発生し続けるので、片付けと害虫の駆除をセットで行う必要があります。

ゴミ屋敷と言ってもそのレベルはさまざまですが、床が見える程度であれば自分で片付けられます。

まずは部屋にあるゴミやものを処分して、害虫のエサや害虫が隠れられる場所を減らしましょう。
片付けが完了したら、くん煙剤を使って部屋中の害虫を一気に駆除していきます。
後は、害虫の死骸を片付けつつ、スプレータイプの殺虫剤を使って、くん煙剤で駆除しきれなかった害虫を駆除していきます。

ゴミ屋敷の片付けも含めて専門の業者に任せる

足の踏み場もないゴミ屋敷やゴミやものが積み重なっている重度のゴミ屋敷は、自力で片付けるのに適していません。
このレベルになると、害虫の数も多くなるため、ゴミ屋敷の片付けも含めて専門の業者に依頼するのがベストです。
費用はかかりますが、短期間で確実にゴミ屋敷をきれいにできますし、害虫もしっかりと駆除してもらえます。

ゴミ屋敷の片付けにかかる費用の相場は以下のとおりです。

間取り 費用相場
1R 16,500円〜
1DK 31,900円〜
1LDK 38,500円〜
2DK 55,000円〜
2LDK 77,000円〜
3DK 88,000円〜
3LDK 118,000円〜
4DK 132,000円〜
4LDK 165,000円〜

上記はあくまでもゴミ屋敷の片付けにかかる費用の相場であり、害虫駆除の費用は含まれていません。
害虫駆除は2万円ほどから依頼できますが、金額は害虫の発生状況によって異なるので、問い合わせて確認するようにしましょう。

ゴミ屋敷の害虫駆除を専門業者に任せるべき理由については、以下の記事参考になります。
ゴミ屋敷片付けと害虫駆除はセットで!害虫による被害や放置リスク

害虫が発生するのを防ぐ方法

害虫が発生するのを防ぐ方法

ゴミ屋敷をきれいに片付けて害虫を駆除したら、また害虫が発生しないよう、対策することが大切です。
害虫が発生するのを防ぐ方法を紹介します。

こまめに片付けて清潔な状態を保つ

ゴミ屋敷に害虫が発生しやすいのは、害虫のエサとなるゴミが多く、隠れ場所となるものが多いからです。
害虫はゴミ屋敷ではない住宅でも発生しますが、きれいな住宅とゴミ屋敷とでは、害虫の発生確率が大きく異なります。

また、害虫の繁殖を防ぐためにも、きれいな状態を保っておかなくてはいけません。

ゴミ屋敷を片付けて害虫を駆除したら、再度ゴミ屋敷化してしまわないよう、こまめに片付けて清潔な状態を保つようにしてください。

ゴミ屋敷化を防ぐには、短時間でもいいので、毎日掃除や片付けの時間を設けるのがおすすめです。
掃除や片付けの習慣が身につくと、住宅のゴミ屋敷化を防ぎやすくなります。
また、ゴミを溜め込んでしまわないよう、ゴミの収集日も把握しておくようにしましょう。

外から入ってこないよう対策する

害虫は外から入ってくるので、外部からの侵入を防ぐための対策も必要不可欠です。

害虫の主な侵入経路となる窓は、窓ガラスや網戸に殺虫スプレーを吹きかけて、害虫が寄りつかないよう対策しましょう。
ドアや勝手口からの侵入を防ぐには、設置式の殺虫剤がおすすめです。
また、害虫が住宅内に居つくのを避けるために、各部屋に置き型の忌避剤を設置するようにしましょう。

ゴキブリはレンジフードや排水溝からも侵入してくるので、カバーをするなど、侵入できないような状態にしておくことも重要になります。

ゴミ屋敷に害虫が発生したときはお片付けラボにお問い合わせください!

ゴミ屋敷に害虫が発生したときはお片付けラボにお問い合わせください!

ゴミ屋敷の害虫駆除では、目に見える虫を駆除するだけでは不十分です。
隠れている虫もしっかり駆除した上で、害虫のエサや隠れ場所となるゴミやものを処分しなくてはいけません。

ゴミ屋敷に発生する害虫をどうにかしたいとお考えの方は、ぜひ、お片付けラボにご相談ください。
お片付けラボでは、害虫駆除を含めたゴミ屋敷の片付け・清掃を承っております。
市販の殺虫剤で駆除するのが難しい害虫もプロの技で確実に駆除しますので、ぜひお気軽にご相談ください。

害虫が大量発生している厄介なゴミ屋敷の片付け・清掃は、お片付けラボへ相談!

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