一人暮らしの部屋がゴミ屋敷になりやすいのはなぜ？きれいに保つ方法はあるの？

2022年10月06日

一人暮らしの部屋はゴミ屋敷になりやすいってご存じですか？
引っ越し後の荷物がそのまま山積みになっていた、通販で買い物した時の段ボールや梱包材が置きっぱなしだった…という経験をした人も少なくないのではないでしょうか。
今回は一人暮らしの部屋がゴミ屋敷になりやすい理由と、部屋をきれいに保つための方法についてご紹介します。

1 どうして一人暮らしの部屋はゴミ屋敷になりやすいの？
2 一人暮らしの部屋をゴミ屋敷にしない方法とは？
3 一人暮らしのゴミ屋敷を片付けたいなら業者に依頼しよう！

どうして一人暮らしの部屋はゴミ屋敷になりやすいの？

なぜ一人暮らしの部屋がゴミ屋敷化してしまうのか、その理由を考えてみましょう。

部屋を掃除する時間がない

一人暮らしでは、仕事も家事も全部自分でしなければなりません。しかし、仕事・勉強・バイトなどで忙しく、帰宅してから片付けや掃除をする気力や余裕がないということも多いでしょう。女性であれば、肌や髪の手入れなどでさらに時間を取られてしまう場合もあります。休日も「疲れているから寝ていたい」「せっかくだから出掛けよう」といったことになることで、ますます部屋が汚れていってしまうのです。

ゴミを出し損ねてしまう可能性が高い

一人暮らしのマンションやアパートは、決まった日の決まった時間までにゴミを出さなければならないことがほとんどです。しかし、夜勤やフレックスタイム制だったり、サービス業で平日が休みだったりすると、うっかり出し忘れてしまうこともあります。
仕方なく次のゴミの日まで家の中にゴミ袋を置いておくことになりますが、何回か忘れてしまうとあっという間にゴミ屋敷になってしまうのです。

ゴミの分別が良く分からず面倒になってしまう

ゴミは自治体ごとに分別方法が異なるため、引っ越し先では今までとゴミの出し方が変わる場合が少なくありません。中には「こんなに細かく分ける必要があるの？」と思ってしまうほど厳しいルールを定めている自治体もあります。
このゴミはどれに分類されるのかとルールが書かれたパンフレットなどを見比べているうちに、面倒になってしまう人もいるはずです。自分だけなら分からないだろうとまとめてゴミの日に出したら、分別できていないと書かれたシールが貼られてそのままゴミ捨て場に置き去りになっていたり、場合によっては中を開けられて管理会社などからクレームが来たりすることもあります。部屋に持ち帰っても捨てることができないので、そのままになっていずれゴミ屋敷となってしまうのです。

部屋が狭く物があふれやすい

もともと一人暮らしの部屋は比較的狭く、収納も限られています。物を買うスピードが捨てるスピードを上回ればあっという間に物であふれかえってしまうでしょう。収納できなくなった服やカバンを床に一時的に置いておいたはずが、その上に次から次へと物が積まれて行く…というのは良くあることです。

また、通販を利用すると商品が段ボールなどに入って送られてくるので、開封はしたものの箱や梱包材がそのまま山積みになってしまうこともあります。

誰も来ないので「まあいいか」と思ってしまう

片付けようという気持ちがあっても、時間があるときにやればいいと考えて結局何もしないので、必然的にゴミ屋敷となってしまうパターンも考えられます。訪ねてくる友人や恋人などがいない場合には、特に「掃除をするきっかけ」が見つからず、汚れても「自分だけだからまあいいか」と考えてしまう人は少なくないようです。

散らかった部屋でも気にならない

もともと片付けることが苦手で、部屋が汚くても気にならない人もいます。家族と暮らしていたときは母親や妻が見かねて掃除をしていた、という人にありがちな原因と言えるでしょう。
「どういう状態が汚いのか」という感覚が良くわからない場合には、片付けを行うことそのものが難しい可能性があります。

一人暮らしの部屋をゴミ屋敷にしない方法とは？

部屋をきれいに保つには、片付けやゴミ捨ての習慣を身に付けることが大切です。ここでは、片付けを習慣化する方法をご紹介します。

物をしまう場所と量を決める

一人暮らしの部屋は広くありません。まずは物ごとにしまう場所を決めて、その場所から物があふれ出たら捨てるというルールを徹底しましょう。常に量を確認することで、物が増えすぎるのを抑えることができます。
また、ゴミ箱を使い、床に直接ゴミ袋を置くのもやめましょう。ゴミも他の物と同じように、捨てる場所を確保していっぱいになったら捨てるようにしてください。分別が難しい場合は、いくつかゴミを分けられるようなゴミ箱を利用するとスッキリします。