お片付けラボコラム
若い人や男性も要注意!片付けられないのは更年期が原因の可能性も。見極める方法と対策
2023年01月15日
「どうしても片付けができない」そのような悩みを持った人の中には「自分の性格に問題があるのでは?」と落ち込んでしまう人も多くいます。人によっては、簡単なことができない自分に傷つき自己嫌悪に陥り、ますます片付けが手につかなくなることもあるでしょう。
しかし、もしかしたら、片付けができないのは更年期が原因かもしれません。そう聞くと、閉経前後の女性だけの問題だと思うかもしれません。けれども実は、男性にも更年期があるのをご存知ですか?また、最近は若い人も油断はできないといわれています。
お片付けラボでは、これまでにも数多くの不用品の回収・買取のご依頼を頂戴してきました。その中には「これまではできていた片付けが急にできなくなった」「気力がわかず自分で片付けられない」といったお悩みをもったケースも数多くありました。
この記事では、そのようなこれまでの経験から、片付けできない原因が更年期かを見極める方法と、自分でできる対策を紹介していきます。
目次
更年期の可能性は誰にでもある?
更年期といえば、ホットフラッシュや動悸、疲れやすい、イライラするなどの精神的な不安定などの症状が知られています。それらの症状の他にも、片付けができなくなってしまう人も少なくありません。
気力や体力が落ちてしまう場合の他、感情がジェットコースターのように上下してしまうため「こんなに散らかした自分が許せない」など精神的に追い詰められてしまい片付けが難しいこともあるためです。
男性でも更年期の可能性が
女性特有のものと思われがちですが、男性でも更年期の症状が現れることがあります。
「眠れなくなった」「集中力が落ちた」「常にだるさを感じ、やる気がでない」などといった不調を感じることはないでしょうか。それはもしかすると、男性更年期の症状かもしれません。
女性と違い「閉経」のように明確な変化がないため、気づかない人も多いのが男性更年期の特徴です。
男性も年齢とともに男性ホルモンが減少し、それにともないホルモンバランスや自律神経が乱れることがあります。これにより、これまでできていた片付けをできなくなることがあるのは、女性と同じです。
気になる症状がある方は、病院で相談して対策しましょう。
若い人でもおこる若年性更年期
働く女性が増え過剰なストレスを抱えやすくなったことや、過激なダイエットや寝不足や食生活の乱れなど、現代は若年性更年期障害が起こりやすい状態になっている人が増えています。若い人の場合、閉経にはまだ早いため月経前症候群(PMS)だと思ってそのまま放置してしまう人も多くいます。
状態によっては生理が止まってしまう可能性もあるため、早期発見・早期治療が必要です。
急にやる気が起きなくなって片付けができなくなった・突然の動悸で動けない・ホットフラッシュがあるなど、更年期のような症状を感じる場合には、自己判断せず病院で相談するようにしてください。
更年期が原因?自分でできるチェック方法
「片付けられない原因が更年期かもしれない」と不安な人は、以下のなかに当てはまるものがあるかチェックしてみましょう。
・今までは片付けできていたのに、急にできなくなった
・片付かない部屋を見ていると気持ちだけ焦ってしまうが、体が動かない
・片付けをはじめても、途中でつらくなってやめてしまう
・家族や友人からは「片付いている」と言われるが、細かい部分が気になってイライラする
・片付けなくてはと思うのに、いざやろうとすると気力がわかない
もしも1つでも当てはまるものがある場合は、片付けができない原因が更年期の可能性があります。
とはいえ、同じような症状でも別の精神的な病気が隠れていることもあるため、自己判断せずに、必ず専門の病院で診断を受けてください。
更年期でもできる片付け対策
自分の気持ちと体調を最優先に
更年期が原因で片付けられない場合には、無理は禁物です。まずは自分の気持ちと体調を最優先にしてケアしてあげましょう。
更年期の時には、気持ちや体調にムラがあるのは当たり前です。今できなくても、やる気が起きて動けるタイミングがきたらその時に片付ければいいのです。
無理をして片付けをすると「片付けをする=つらいこと」と心にインプットされてしまう可能性があります。
気持ちを楽にして、途中で中断してもOK・多少は散らかっていても気にしないという楽な気持ちでいることが大切です。
時間に縛られず自分のペースで
元気な時は「今日中にここまで片付けるぞ!」「片付けが終わるように誰かを自宅に招く日を決めよう」といった方法も有効です。
けれども更年期の時には、時間や期限を決めてしまうと、むしろ自分を追い詰めてしまうことになりかねません。片付けが終わらなかった時に落ち込んだり、自分を責めたりして、片付けをすることへの嫌悪感をもってしまう場合もあります。
やる気がある時に思い切り片付けるのはありですが、疲れたらゆっくりとお茶を飲んで休んだり、ひとまずやめて続きは別の日にしたりして、その場で片付けが完結しなくても気にしないようにしましょう。
小さなスペースからはじめる
ゆっくり気楽に取り組もうと思っても、なかなか片付かない部屋を見ていると、ひどく落ち込んでしまうのが更年期というものです。
例えば引き出し1段分だけ、収納ボックス1つだけ、靴箱だけのように、小さなエリアを片付ければスッキリとした状態をみて気持ちがよくなり、達成感も味わえます。
別の日に、散らかった部屋を見て落ち込みそうになった時も、片付けて整頓された状態になった場所を見れば「自分はできる」という気持ちを思い出せるでしょう。
無理をしないこと、そして自分ができる範囲で整理して自信につなげることが、更年期の片付けを継続するコツです。
更年期で片付けられない時はお片付けラボへ
更年期の時は、メンタルの状態をできるだけ楽に心地よく保てるかが大切な要素です。調子がいい時に片付けて後日捨てようとしたものが、落ち込んでいる時に視界に入るとイライラしたり悲しくなったりすることもあります。
ゴミの収集日までは見えない場所に置いておくか、その日のうちに専門業者へ引き取ってもらうとよいでしょう。
お片付けラボは、不用品の即日回収・買取の即日対応も可能です。お気軽に弊社までご相談ください。皆様からのご相談・ご依頼をお待ちしております。
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