「粗大ゴミは分解したら普通ゴミに出せる？」
「解体しないで粗大ゴミを楽に捨てる方法が知りたい」

 

粗大ゴミは分解すれば普通ゴミに出せる可能性がありますが、解体するのはかなり面倒です。

工具で怪我をする可能性も考えると、分解以外の方法で粗大ゴミを処理するのがおすすめ。

 

この記事では、粗大ゴミを分解して捨てるメリット/デメリット、分解する際の注意点や分解して節約できる費用目安、解体なしで粗大ゴミを処理する方法を紹介します。

最後まで読めば、解体などの面倒な手順を省いて楽に粗大ゴミを捨てる方法がわかります！

粗大ゴミを分解して捨てるメリット

 

粗大ゴミを分解して捨てる3つのメリットを紹介します。

 

1.玄関から出せない大型ゴミも捨てられる
2.粗大ゴミの処分料を無料or安くできる
3.収集場所までの持ち運びが楽になる

 

粗大ゴミを捨てる時に、解体すべきか迷っている方は後ほど説明するメリットと比べてみましょう。

玄関から出せない大型ゴミも捨てられる

組み立て式の家具や窓から搬入した大型の家具も、解体すれば捨てやすいです。

そのままでは玄関や廊下を通れないような大型家具は、プロの業者も解体して運び出します。

 

例えば大型のソファなども、解体することで自分たちだけで捨てられるかもしれません。

粗大ゴミの処分料を無料or安くできる

粗大ゴミを分解すれば、処分料金を無料または安くできるかもしれません。

たとえば、机の処分費用は1,000円程度が相場です。

 

しかし、分解してネジ部分を不燃ごみ、木材部分を可燃ゴミに出せば費用はかかりません。

天板が大きい場合は、天板のみの処理費用で済む可能性もあります。

収集場所までの持ち運びが楽になる

粗大ゴミを運ぶのは大変な作業ですが、分解すれば持ち運びも楽になります。

何往復かする必要はあるものの、重量が削られるので運搬しやすいです。

粗大ゴミを分解して捨てるデメリット

 

粗大ゴミを分解する方法にはメリットもありますが、弊社としてはおすすめしません。

 

1.工具が必要になる
2.ケガ・周囲を傷つけるリスクがある
3.粗大ゴミを解体しても処分料が安くならないケースがある
4.大型家具は一気に処分できない

 

なぜ粗大ゴミの解体がおすすめできないか、その理由を4つ紹介します。

工具が必要になる

粗大ゴミの解体には工具が必要です。

手動ではとても硬い木材などを分解できないでしょう。

 

また、金属類が含まれる場合は電動ノコギリなどが必要になります。

工具をお持ちでない場合は、レンタルする必要もあり、別で費用がかかります。

ケガ・周囲を傷つけるリスクがある

粗大ゴミの回収を素人が行うと、怪我をしたり、床や壁に傷をつけるリスクがあります。

特に電動ノコギリなどは非常に危険で、大怪我につながることも。

 

また、賃貸物件の床などを傷つけると原状回復費用がかかります。

プロのように養生し、工具の扱いを知らないと非常に危険です。

粗大ゴミを解体しても処分料が安くならないケースがある

仮に粗大ゴミを解体しても、処分料が必ず安くなるとは限りません。

解体したパーツが30センチ以上の場合は、結局粗大ゴミだからです。

 

30センチ以下まで解体できないような場合は、処分料が安くならないため解体する意味はありません。

大型家具は一気に処分できない

大型家具を解体すると、大量のゴミが発生します。

ゴミ出し場の広さや自治体の決まりによっては、一度で回収してもらえない可能性があります。

どれくらい節約できる？家具別粗大ゴミの処分費用

 

粗大ゴミを分解したら、どの程度節約できるのでしょうか？

 

1.机を解体して捨てる場合
2.棚を解体して捨てる場合
3.ベッドを解体して捨てる場合

 

粗大ゴミの処理料金は自治体で違いますが、相場は同じです。

今回は、東京都新宿区の事例を引用してどの程度の費用を節約できるか調べました。

机を解体して捨てる場合

東京都新宿区で机を粗大ゴミで捨てる場合は、種類によって以下の通りの金額が必要です。

参考：粗大ゴミの処理手数料一覧｜新宿区

解体に成功した場合は、最高で3,200円の処理料金を節約できることになります。

棚を解体して捨てる場合

棚を解体して捨てる場合は、以下の金額を節約できます。

参考：粗大ゴミの処理手数料一覧｜新宿区

少々表記が分かりにくいですが、カラーボックス程度が135cm以下の棚とイメージしてください。

大きな棚をお持ちの場合は、解体することで3,200円節約できます。

ベッドを解体して捨てる場合

ベッドを解体して捨てる場合は、以下の金額が節約できます。

参考：粗大ゴミの処理手数料一覧｜新宿区

ベッドはサイズによって節約できる金額が異なります。

2段ベッドを捨てた場合でも、2,300円ほど節約できます。

粗大ゴミを分解して捨てる際の注意点

 

粗大ゴミを分解すれば、数千円節約できる可能性がありますが、以下3つの注意点を守ってください。

 

1.家電リサイクル法の対象製品は解体して捨てられない
2.知識なく電動工具を使わない
3.一人で解体しない

 

粗大ゴミならなんでも分解して捨てられるわけではない点に注意しましょう。

家電リサイクル法の対象製品は解体して捨てられない

家電リサイクル法の対象製品は、粗大ゴミに出せませんし、解体して捨てることもできません。

エアコンやテレビ、冷蔵庫・冷凍庫、衣類乾燥機や洗濯機の4品目は、リサイクル対象です。

 

勝手に捨てると不法投棄に該当してしまいます。

さらに電子機器を無闇に解体すると、感電による事故、最悪の場合は死に至るケースもあるため、絶対にしないでください。

 

自治体で回収できない粗大ゴミについては、家電は粗大ゴミじゃない？自治体で回収できない家電の捨て方6選！で紹介しています。

知識なく電動工具を使わない

電動ノコギリなどの工具は、扱いが難しく少しでも誤った使用方法をすると、大怪我につながります。

今まで扱った経験がない方は、無理に解体せずに粗大ゴミか不用品回収を利用してください。

 

電動工具による指の切断事例などもあり、一生にかかわりかねません。

一人で解体しない

粗大ゴミの解体は、複数人で行いましょう。

分解する前の家具は重く、一人では扱いが難しいです。

 

また万が一家具などが転倒し、下敷きになるリスクもあります。

絶対に一人で粗大ゴミを分解しないでください。

分解せずに粗大ゴミを捨てる方法

 

粗大ゴミを分解せず、安全に処分する方法は7つあります。

 

1.自治体の回収を利用する
2.粗大ゴミ処理場へ直接持ち込む
3.不用品回収業者に引き取ってもらう
4.リサイクルショップで売る
5.メルカリなどで販売する
6.友人に譲る
7.家具や家電の引き取りサービスを利用する

 

おすすめの方法を紹介するので、自宅に粗大ゴミがあって困っている方は参考にしましょう。

自治体の回収を利用する

解体なしで粗大ゴミを捨てるなら、自治体の回収が自宅近くまで回収に来てくれ、なおかつ安いでしょう。

ただし、処理券の購入と回収センターの都合によって回収日程が決まる点、自分で運搬しなければならないなど手間はかかります。

粗大ゴミ処理場へ直接持ち込む

車があり、粗大ゴミを運搬できる人手があるなら、処理場へ直接持ち込みも可能です。

実は粗大ゴミの回収を依頼するよりも、処理場へ持ち込んだ方が処理料は安くなります。

処理料が決まっている粗大ゴミ以外は、重量によって料金を計算する形式で、100キロ未満は無料で処理できる施設もあります。

早く・安く分解なしで粗大ゴミを処理したい方におすすめの方法です。

 

ただし、車がないと運搬が難しく、また運搬センターによっては粗大ゴミの持ち込みができないケースがあるため、事前確認が必要です。

不用品回収業者に引き取ってもらう

分解もしたくないし、とにかく手間なく粗大ゴミを処分したいなら、不用品回収業者一択です。

自宅まで不用品を回収に来てくれるうえ、運搬なども全て業者のスタッフがおこないます。

また、回収日程も早く設定できるケースが多く、依頼した当日に粗大ゴミを持っていってもらえることも。

 

仮に玄関から出せないような粗大ゴミの回収を依頼する場合の解体も、不用品回収業者のスタッフが代行してくれるため、危険もありません。

リサイクルショップで売る

粗大ゴミを分解せずに処分したいなら、リサイクルショップで売るのもおすすめです。

もしも1円でもつけば、無料で粗大ゴミを処理できます。

 

デメリットは粗大ゴミをリサイクルショップまで持ち込みする必要があることです。

また、値段がつかない場合はそのまま持ち帰りとなり、処分はしてもらえません。

メルカリなどで販売する

粗大ゴミを分解せずに、メルカリで販売する方法もあります。

メルカリはリサイクルショップよりも買取相場が高く、品によっては高額で売れるかもしれません。

 

ただし、個人間の取引なのでやり取りが面倒なうえに、梱包・発送などの手間がかかります。

また、送料は出品者負担の文化があるため、大型の家具や家電を送ると利益が出ないかもしれません。

友人に譲る

粗大ゴミを分解しないで処理するなら、友人に譲るのもおすすめです。

処分費用がかからず、友人に不用品を再利用してもらえます。

 

デメリットとしては、知人の家まで運ぶ手間があること、その品物が欲しい知人がいないと譲れないことです。

家具や家電の引き取りサービスを利用する

家具や家電を買い替えしようと思っているなら、家具店・家電量販店の下取り・引き取りサービスを利用しましょう。

対象のメーカーの製品なら、購入した品物の搬入時に引き取ってもらえます。

 

ただし、家具店・家電量販店ごとに対応が異なり、すべての店舗で引き取りできるわけではありません。

例えばIKEAだと、同社製品のみ引き取りが可能などの条件があります。

事前に購入店舗の引き取り条件を調べておきましょう。

お片付けラボで分解なしで粗大ゴミを回収した事例

 

「大きな家具を分解して捨てるのは大変」
「手間なく粗大ゴミを処分したい」

 

▼東京都八王子市にて 多忙に伴う粗大ゴミの回収作業

 

・作業時間：1時間程度
・作業内容：粗大ゴミの回収
・支払い方法：頭金0円の分割払い

 

東京都八王子市のお客様より、多忙なため粗大ゴミを処分できないので、引き取って欲しいというご依頼がありました。

出張が多い中で、立て続けに洗濯機や冷蔵庫が故障して買い替えたものの、古い家電を処理できなかったそうです。

 

弊社お片付けラボは産業廃棄物処理の許可を得ている業者のため、家電リサイクル法の対象商品も処分可能。

尚且つ、頭金0円での分割払いが可能ということで弊社へご依頼いただきました。

 

スタッフが2名で伺い、洗濯機や冷蔵庫だけでなく大型の食器棚などを解体せずに、そのまま運び出し。

さらに、自宅にあった細かな不用品もすべて回収いたしました。

 

お客様から「テキパキと作業してくださり、大変助かりました」と喜びの声をいただきました。

粗大ゴミの分解についてのQ&A

 

最後に粗大ゴミの分解についてのQ&Aをまとめました。

テレビは分解して不燃ゴミに捨てられますか？

テレビは家電リサイクル法の対象製品なので、普通ゴミに出せません。

解体しても不燃ゴミに出せないので注意しましょう。

解体した粗大ゴミはどうやってまとめたら良いですか？

解体した粗大ゴミは、荷物紐などでまとめておくと良いでしょう。

ゴミ袋に入る場合は袋に入れても良いですが、鋭利な角で破れる可能性があります。

その場合はガムテープなどで角を補強しておくと、袋が破れません。

掃除機は分解して捨てられますか？

掃除機は分解して不燃ゴミに出せます。

ただし、分解できる部分が限定的なので30センチ未満のパーツが発生する場合は、結局粗大ゴミとして処理しなければなりません。

まとめ：分解不要！粗大ゴミを捨てたいならお片付けラボへお任せください

 

粗大ゴミの分解は手間もかかり、また工具による怪我のリスクもあるため、あまりおすすめできません。

また、家電リサイクル法の対象製品は解体しても捨てられないなど、知識も必要です。

 

粗大ゴミを楽に捨てたいなら、お片付けラボのような不用品回収業者へご依頼ください。

自宅まで不用品を回収に伺い、分解が必要な場合もスタッフがすべて作業を代行します。

 

費用面が心配な方も、弊社独自の最大60回までの分割払いがご利用可能です。

即日対応も可能なので、分解なしで粗大ゴミを処理したい方は、ぜひご依頼ください。

 

即日対応可能！粗大ゴミを分解なしで処分したいならお片付けラボ！