お片付けラボコラム
ゴミ屋敷の原因とされる統合失調症とはどんな病気?片付けられない理由と解決方法をご紹介
2022年08月18日
お片付けラボでは、年間多くの大量ゴミ・不用品の回収やゴミ屋敷の片付けや汚部屋の清掃作業についてのご相談やご依頼を頂戴しております。
年間10,000件以上のお問い合わせを頂戴しており、東京・千葉・神奈川・埼玉などの周辺地域でのご依頼に対応可能です。
1人で片付けるのは無理だと判断したゴミ屋敷や汚部屋の片付けや清掃作業のご依頼も受け付けております。
今回は精神疾患の一つである統合失調症によりお部屋がゴミ屋敷化する原因と解決方法をご紹介致します。
お片付けラボの豊富な経験に基づいて書かせていただきます。
目次
統合失調症とはどんな病気?
精神疾患の中でも患者数が多く、ゴミ屋敷になりやすい病気が統合失調症です。
少し前までは「精神分裂症」と呼ばれ、かの有名なムンクが描いた絵画「叫び」も統合失調症による不安や幻聴・幻覚で苦しんでいる姿を反映したものだと指摘されています。
統合失調症は、「何が現実で何が現実ではないのか」が分からなくなるのが特徴です。
ついこの間まで言っていた発言と真逆のことを言い始めたり言動が一致していないことが増えたりするため、周囲の人との人間関係にも支障が生じてしまうことがあります。
気持ちや考えがまとまりにくいだけでなく、幻覚や幻聴、被害妄想が酷くなりやすい陽性症状と鬱のように無気力になる陰性状態があるのも統合失調症の特徴の一つです。
片付けられない理由とは?
ゴミ屋敷の住人からの依頼の中には、統合失調症を患うお客様ご本人やご家族からのご依頼もとても多い傾向にあります。
では、統合失調症とゴミ屋敷の因果関係にはどのようなものがあるのでしょうか。
幻覚や被害妄想の悪化
統合失調症は、幻覚や被害妄想が酷くなる精神疾患です。
「誰かに狙われている」
「監視されている」
「ストーカー被害に遭っている」
などの被害妄想が悪化しやすく、ゴミを漁られるのではないかと思いゴミを溜めこむようになります。
アパートやマンションの管理人が注意をしても、恐怖心があるため改善が難しくゴミ屋敷は悪化し続けてしまいます。
また、逆にゴミを集めるようになることもあります。
無気力状態になる
幻覚や幻聴、被害妄想が深刻な陽性症状の後は、何もする気になれないほど酷い無気力状態が続く陰性症状になります。
この症状の時は感情の起伏がなくなり意欲も低下するため、ゴミ屋敷を片付けたいと思っていても行動に移す元気はありません。
判断能力も落ちるため、何を優先してやるべきかもわからなくなります。
自身の最低限の生活を保つのさえ難しい場合があるので、掃除ができずにゴミは溜まる一方になります。
持続力が低下する
陰性症状は、自発的に何かをする意欲がなくなるだけでなく持続力も乏しくなります。
物が溢れかえった部屋は5分だけでも毎日集中して片付けることができれば次第に改善していくものですが、統合失調症を患っていると短時間でも集中して片付け続けることが大変になります。
体調が優れないと一日中布団から起き上がれない方も少なくないので、部屋の掃除はとてもハードルが高い作業になるのです。
人目に付くのが怖い
統合失調症は、監視をされていたり悪口を言われていたりするのではないかと思いこむことが多々あるため、人の目がある外に出ることが怖くなりゴミ出しができなくなってしまいます。
他者とのコミュニケーションを極端に避けたがるようになるだけでなく、軽度の認知機能の症状もあるためゴミの収集日を忘れがちになることもあります。
ゴミ屋敷なった時の解決方法は?
統合失調症などの精神疾患は、誰でもなる可能性がある病気です。
では、実際に統合失調症になってゴミ屋敷化した場合どんな解決方法があるのか確認していきましょう
周囲の人に相談
「以前と比べて何だか無気力で眠れない」
「精神的に追い詰められて誰かに監視されたり襲われたりしてしまうのではないか」
といった被害妄想の悪化は統合失調症にはよくあります。
以前は綺麗に片付けていた部屋がゴミ屋敷化してしまうことも少なくありません。
異変に気付いた時に大切なのは、自分だけで抱え込むのではなく信頼できる周囲の人に相談することです。
話を聞いてもらうことで、アドバイスがもらえたり精神的な支えを得たりすることができます。
病院を受診する
統合失調症は、抗精神病薬などを使った薬物療法と精神科リハビリテーションを行うことで病状の改善や再発防止などがしやすいとされる精神疾患です。
病状が安定すれば認知機能障害や無気力状態の回復にも効果があるため、自然とゴミ屋敷化を防ぐことにも繋がります。
治療と同時に十分な休息を得ることも必要なので、まずは病院を受診し主治医に現在の状況を説明することが大切になります。
プロの清掃業者に依頼する
統合失調症が原因で部屋がゴミ屋敷になった場合、ご本人や周囲の人だけでは片付けられない程不用品などが溢れかえっているケースも少なくありません。
片付けるのは無理!と思ったら、ゴミ屋敷の清掃を専門に行う清掃業者に依頼するのがおすすめです。
プロの清掃業者は即日でゴミ回収だけでなく、汚れや悪臭が染みついたお部屋の清掃も行ってくれます。
実際に統合失調症を発症してしまい、ゴミ屋敷になった家を清掃業者依頼でキレイにした例がこちらです。
こちらの実例では、お支払いは分割でおこない、スタッフが迅速に対応いたしました。
中には格安料金や無料だと提示しておきながら不用品の回収後に高額な請求をする悪徳業者がいるので、注意が必要です。
見積もりは必ず複数の業者に作成してもらい、きちんとした実績や許可を得ている清掃業者に依頼しましょう。
自分ではどうにもならないゴミ屋敷の相談は「お片付けラボ」へ!
お片付けラボでは、大量ゴミや不用品・粗大ゴミの回収やゴミ部屋・汚部屋の清掃作業を即日で完了致します。
ゴミ屋敷清掃業者第1位を獲得し、お客様満足度も99.2%と高評価を頂戴しております。
お見積もり・ご相談・キャンセルは無料で、自社ローンによる分割払いや後払いもご利用可能です。
お支払いに不安を感じている方、クレジットカードの限度額がいっぱいの方にも安心してご利用いただけます。
ご相談内容によっては、即日での対応も可能です。
「部屋がゴミ屋敷化して手に負えない!」
「精神疾患を患った家族の部屋が汚いため綺麗にしたい!」
などでお困りなら、ぜひお気軽にお片付けラボにご相談ください!
ゴミ屋敷化した部屋で過ごすのは、心身ともに悪影響しかありません。
悪臭や害虫できちんと眠れないためストレスが溜まり、不衛生なため胃腸炎やアレルギー発症の恐れがあります。
ゆっくり静養をしなければいけないお客様にとって、ゴミ屋敷は最悪な環境と言って良いでしょう。
ゴミ屋敷化したお部屋は火災の危険も高まります。統合失調症の症状を悪化させないためにも、なるべく早い解決が重要です。