お片付けラボコラム
断捨離でやってはいけないこととは?スムーズに進めるためのコツ
2022年12月06日

物を捨ててすっきりする断捨離ですが、中には気軽に捨てないほうが良い物もあります。
捨てる判断を鈍らせる落とし穴なもあるため、断捨離を実行する際は注意が必要です。
この記事では、断捨離の「やってはいけないこと」について解説します。スムーズに進めるためのコツについても触れているため、これから断捨離を計画している方は参考にしてください。
目次
断捨離でやってはいけないこと
物を捨ててすっきりするための断捨離ですが、「やってはいけないこと」があります。
断捨離を成功させるために、やってはいけないことの内容を把握しておきましょう。
1日で終わらせようとする
1日で家中の断捨離を終わらせようとするのは、NGです。
数年・数十年とかけて溜めてきた物を1日で片付けようとすれば、後悔が生じてしまいます。
たとえば、気持ちが焦るあまり必要な物を捨ててしまったり、保留中の物が残りすぎてしまったり、といったことが起こるかもしれません。
断捨離はダイエットと同じく、習慣付けが大切です。「不用な物は捨てる」ことを身につけるために、急いで断捨離を終わらせないようにしましょう。
自分以外の物を捨てる
家族の所持品の中には、不要だと思える物もあるでしょう。しかしその判断をするのは、持ち主です。
本人からすれば、思い入れがあって手放したくない品かもしれません。自分の判断で、勝手に捨てないようにしましょう。
収納グッズから揃えてしまう
収納上手な人の真似をして、収納グッズを揃えてから断捨離をスタートしてしまう方も、少なくありません。
収納グッズを先に揃えてしまうと、それに合わせている・いらないを判断してしまいがちです。
「収納グッズにまだ入るから取っておこう」「もう入らないから捨てよう」とした結果、本当にいる物・いらない物の判断ができなくなってしまいます。
また、収納グッズを揃えたものの、使わないケースも考えられます。物が増えてしまうだけになれば、断捨離の意味が薄れてしまうでしょう。
収納グッズは、不用品の仕分けができた時点で用意をしたほうが無難です。
思い出の品をすべて取っておく
思い出の品は手放したくない、と考えてしまうもの。しかし思い出の品は、時間が経過するほど増えていきます。全部取っておけば、収納スペースを圧迫してしまうでしょう。
思い出の品は画像やデータで残しておくことも可能です。形に残すのは本当に思い入れのある品だけにして、その他の物は別の形で取っておく方法を選択してはいかがでしょうか。
重要書類を捨てる
紙類はかさばる上に見返す機会も少ないことから、気楽に捨ててしまいがちです。しかし紙類の中には、契約書といった重要な書類が紛れていることがあります。
紙類を捨てる前は、面倒でも中身を確認してから捨てたほうが安心です。残された必要な書類はファイリングをして、まとめておきましょう。
フリマ・ネットオークションですべて売ろうとする
不用品が多くあると、フリマやネットオークションで売ってお金に換えたくなるかもしれません。しかしフリマやネットオークションですべてを売るのは困難です。
出品には汚れを落として写真を撮り、登録をしなくてはなりません。手間と時間がかかるため、売る予定として残した不用品がいつまでも片付かない可能性があります。出品ができても、売れないことも考えられます。
断捨離で出た大量の不用品を売る場合は、買取業者に依頼をしたほうが無難です。買取業者の中には、断捨離を手伝ってくれるところもあります。積極的に活用しましょう。
捨てる・捨てないの基準を決めず開始してしまう
捨てる・捨てないの判断基準を曖昧なまま捨ててしまうと、物を捨てすぎてしまったり、残しすぎてしまったりといった可能性があります。
「2年着ていない服は捨てる」「ないと困る物は残す」など、断捨離を捨てる前に、捨てる・捨てないの境界線を明確にしておきましょう。どうしても迷ってしまう品は、保留ボックスに入れておくのがおすすめです。保留ボックスは断捨離を終えたあと、もう1回見直してみましょう。
断捨離をスムーズに進めるためのコツ
断捨離を成功させるために、やってはいけないことを知ると同時に、スムーズに進めるためのコツも把握しておきましょう。
狭い範囲から始める
断捨離を一気に進めようとすると、途中で疲れてしまいます。まずは狭い範囲から進めることが大切です。
最初はバッグの中や引き出しの中など、身近なところからスタートしてみてください。狭い範囲でもキレイになった状態を見れば、断捨離の達成感や意欲が湧いてくるでしょう。
必要な量を見極める
断捨離は、物を捨てる決意だけでなく、物を残す判断力も重要です。
お気に入りの服を残したとしても、ワンシーズンのうちにすべてを着ることはないかもしれません。翌年には流行が変わり、残しておいた服を着ない可能性が考えられます。
タオルも、家族の分と洗えなかったとき用のストック、来客用が少しだけあれば充分でしょう。食器類も毎日使うのは、決まったお皿なのではないでしょうか。
必要だと思う物をどれほど残しておくのか、あらかじめ具体的な数を決めておくのがおすすめです。
保留ボックスは定期的に見直す
保留ボックスの中身は、すぐに判断をする必要はありません。しかし1か月に1度は見直すようにしましょう。
時間を置いて確認をした結果、「いらない」に気持ちが傾く物は、捨てどきです。逆に何度見ても捨てられない、と思う品は必要な物。適切な収納スペースに移動させましょう。
使える・使えないで判断しない
断捨離で物を残す際、使える・使えないで判断しないようにしましょう。
使える・使えないで判断すると、不要な物を手元に残してしまいがちです。使えるけれどなくても困らない物は、断捨離をしましょう。
同じようなデザインの服、使用頻度の低い物などは、使えるけれど不要な物である場合がほとんどです。
まずは1日1個からでも大丈夫
断捨離で大切なのは、捨てるのを習慣づけることです。最初は1日1個物を捨てる、というペースでも構いません。1か月後には、30個の物がなくなっています。
物を捨てる習慣を身につけて、「物がなくても大丈夫」という意識を育てましょう。
「やってはいけないこと」を知り断捨離を成功させよう
断捨離にはやってはいけないこと、というのがあります。知らずに断捨離をしてしまうと、失敗する可能性もあるため、あらかじめNGの内容を把握しておくことが大切です。
お片付けラボは、断捨離のお手伝いをします。
不用品の仕分けから、断捨離で出たゴミの回収、不用品買取も可能です。即日対応・無料見積もりもいたします。断捨離を成功させたい方は、ぜひご相談ください。
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