お片付けラボコラム
断捨離をさせる方法とは?家族や配偶者の整理整頓を促そう
2023年02月20日
家族や配偶者に断捨離をしてほしいけれど、なかなか行動に移してくれない。
「片付けて」と言うたびに喧嘩になってしまう。
断捨離を誰かにさせるのは、簡単ではありません。言い方ひとつで相手とトラブルになったりやる気をますます低下させたりする可能性があります。
断捨離をさせるには、言葉の選びかたや相手と向き合う姿勢が大切です。
この記事では、家族や配偶者など周りの人に断捨離をさせたいと考える方向けに、断捨離をさせる方法についてご紹介します。
目次
断捨離の基本の手順
断捨離の手順は、おおまかに分けると下記の3つで構成されています。
①物の分類
②不用品の処分
③収納
①の物の分類は、物が多ければ多いほど時間がかかります。また、物1つひとつに向き合ってしまう人の場合、なかなか断捨離に踏み切れず思うように進まないことも考えられるでしょう。
②の不用品の処分は、ゴミで出せない物は業者に引き取ってもらいましょう。お金に変えられそうな品は、売るのも良い方法です。
物がすっきりしたら 使いやすく再び散らからないように工夫をしながら③の収納を進めていきます。
いずれの工程も、散らかっている範囲が広ければ1人でやるのは簡単ではありません。家族や友人、プロに手伝ってもらうことで、断捨離がスムーズに進みます。
【家族や配偶者に】断捨離をさせる方法
自分ではなく親や兄弟、配偶者などに断捨離をさせたい方も多いかと思います。人の物を勝手に処分することはできず、はがゆさを感じてしまいますよね。
家族や配偶者に断捨離をさせるには、相手の立場に立ち穏やかな気持ちで片付けを促す必要があります。
そもそもなぜ片付けができないの?
断捨離をさせる前に、なぜ相手が部屋を散らかしてしまうのかについて考えてみましょう。
親世代であれば、物が少なかった子ども時代に根付いた「もったいない精神」が、物を大切にする意識を育てすぎているのかもしれません。加齢により体がうまく動かず、片付けの腰が重くなってしまっていることも考えられます。
親世代でなくても、物への執着が強ければ部屋が物で溢れていきます。思い出の品や買ったときの喜び、高価な品だったから捨てられない、といった想いがあるかもしれません。
収納が使いづらくて部屋が散らかっている可能性もあります。物をしまうのが億劫になり、出しっぱなしになった生活品で部屋が溢れてしまうことは、珍しくありません。
このように、片付けられない原因はさまざまです。原因がわかれば、どのように相手と向き合えば良いのか見えてきます。
方法①声かけは工夫を
断捨離をさせたい場合、声かけは相手の立場にたつことが大切です。責めたり否定したりする内容は避けて、寄り添った言葉を選びましょう。
たとえば「捨てるよ」ではなく「きれいにしよう」、「なんでこんなに散らかすの」ではなく「物がないほうがスッキリするよ」といった感じです。
肯定的な言葉を選ぶことで、片付けに対しての抵抗が少なくなります。また、「捨てる」ではなく「ちょうだい」に言い換えるのも良い方法です。
方法②片付けは少しずつ
一気に断捨離をやろうとすると、思うように進まないことに、双方ともに疲れを感じてしまいます。片付けは狭い範囲からスタートして、少しずつ進めましょう。
身近な場所がきれいになることで、片付けへの喜びが見出せます。
日常的に使うテーブルの上や台所など、まずは相手の使用頻度が高い場所からきれいにしていきましょう。
方法③「捨てる」ではなく「必要な物を探す」
断捨離は捨てるのではなく、必要な物を残す作業と考えましょう。自分にとって大切な物は、きれいな状態で取っておきたいと思うもの。
「必要な物を正しい状態で保つために断捨離をする」ということを、物を片付ける際に相手に伝えておきましょう。
「断捨離=物とのさよなら」ではなく、今ある物をより大切にする考えだとわかれば、断捨離に対して前向きに取り組めるかもしれません。
方法④無理をさせない
断捨離の作業は時間も手間もかかるもの。1人でやらせると疲れてしまい気が滅入ってしまうことが考えられます。
なるべく誰かが手伝い、一緒に楽しみながら断捨離ができる環境を整えましょう。
疲れている時は無理に断捨離をさせないことも大切です。断捨離に対して気が重くなってしまい、片付けが滞ってしまいます。
方法⑤片付け=思い出の整理とする
断捨離をしていると必ずといっていいほど、物に込められた思い出に手が止まります。そんな時は、思い出話に付き合ってあげてください。
断捨離をしながら普段は忘れていた思い出を振り返るのも、断捨離の楽しみです。思い出話中は手が止まってしまうかもしれませんが、少しずつ片付けが進んでいるのであれば、大目に見ましょう。
方法⑥収納を見直す
「しまうのが手間だから出しっぱなしにしている」物のせいで、部屋が散らかっている可能性があります。
その場合は、収納を見直すことも検討しましょう。高い位置に物をしまいすぎたり、低く屈まないと取れない位置に日用品を置いたりしていませんか。
取り出すまでに扉を開けて、引き出しを開けて、蓋を開けて……とアクションが多い収納も、物をしまわなくなる原因です。
物によっては、出しっぱなしのほうが使いやすいケースもあります。相手の身長や性格を考えた上で、収納の工夫をしましょう。
収納に関しての知識に自信がない方は、整理整頓アドバイザーに依頼をするのもひとつの手です。
【参考記事】整理収納アドバイザーの費用相場は?依頼をすることで得られるメリット
方法⑦承諾があれば業者に頼む
相手が業者に依頼することに抵抗がなければ、不用品整理の業者に断捨離を代行してもらうのも良い方法です。業者に依頼をすることで、何日も時間をかけないと進まない片付けが1日で完了させられる可能性が高くなります。
業者の断捨離に対して「勝手に物を捨てる」と勘違いする方もいますが、無断で不用品を処分することはありません。かならず依頼主の判断を得て、一緒にいる・いらないの仕分けをしながら、断捨離を進めます。
そのため強制的に物とさよならをしなくてはならない、なんてことはないため安心してください。
断捨離は無理にさせないように注意しよう
いつまでも片付かない部屋・家を見ていると、イライラしてしまいますよね。しかし散らかしている本人の考えやペースなどがあります。
断捨離を強要するのは避け、かならず相手に寄り添いながら片付けを進めましょう。
お片付けラボでは家族や配偶者の断捨離が進まず、並んでいる方のお手伝いをおこなっています。不用品の仕分けから、処分、買取まで対応が可能です。見積もりは無料で、必要であれば分割払いも承っています。
「断捨離をさせたい」と考える方は、ぜひお気軽にご連絡ください。
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