お片付けラボコラム
【最初が肝心】片付けが苦手な人向け!収納がない部屋の片付け方とコツを伝授
2023年06月09日
「何度挑戦しても上手に片付けられない」
「片付けても汚部屋に戻ってしまう」
「収納が少ない部屋の片付け方が分からない」
収納が少ない部屋は、とくに整理整頓がやりにくく、物で部屋が散らかってしまいがち。
物が表に出ていても、キレイに見せるためのコツがあります。
片付けがスムーズにできて、キレイな部屋を保つコツと片付けの手順を解説!
片付けのコツを掴んで汚部屋にさよならしましょう。
汚部屋ってどんな部屋?
具体的に汚部屋がどんな状態の部屋を指すのかを知っていますか?
部屋のキレイや汚いかは、個人の判断によるところが大きいですが、これから紹介する汚部屋のサインを感じたら、片付けが必要なタイミングになります。
今の部屋の状態と比較をして、チェックしてみましょう!
ゴミ袋がベランダや居間に置きっぱなし
住まいのゴミ収集日に合わせて、きちんとゴミ袋を出せていますか?
ゴミ袋が部屋の片隅に溜まっていたり、捨てきれなかったゴミがベランダに置きっぱなしにしていたりすると、汚部屋の傾向あり!
ゴミ袋を置きっぱなしにしていると、そこから虫がわきやすくなり、さらに悪臭の原因にもなります。
足の踏み場が物でいっぱい
玄関からベッドルームやリビングルームなどの生活空間まで、足元に物が転がっていないかをチェックしてみましょう。
沢山の物を踏みつけて進まないといけない状況の場合は、汚部屋状態になっています。
また、リビングルームはキレイでも、ベッドルームだけが汚部屋状態になっている場合もありますよ。
クローゼットがぐちゃぐちゃ
クローゼットから衣服や物を取り出す時、スムーズに取り出しができていますか?
汚部屋の場合、クローゼットも整理整頓ができずに、衣服の山がアイテム毎にできあがっていることも。
必要な時に限って、クローゼットに収納した物がなかなか見つからない!と感じたことのある人は、一度部屋全体の状態を見直してみましょう。
キッチンに洗い物が溜まっている
汚部屋の特徴の一つに、キッチンのキレイさもあります。
忙しい毎日を送っていると、キッチンに使った食器や弁当ゴミを置きっぱなしにしたり、水垢やカビでキッチンの汚れが著しく目立ってきたりしますよね。
キッチンの片付けができていないと、部屋全体の悪臭にも繋がります。
お風呂やトイレがカビ・水垢まみれ
お風呂やトイレは、定期的な掃除が必要な箇所。
長期間掃除をせずに放置していると、タイルの目地や蛇口付近などに、カビが多く繁殖し、水垢もこびりついてしまいます。
さらには、排水口から異臭が漂ってしまうこともあります。
埃の塊が目に付く
ほんの少しの期間、掃除機やモップがけをしなかっただけでもすぐに溜まってしまうのが埃ですよね。
汚部屋の埃は、綿のように大きな塊となって、電源ケーブル付近や扉付近に溜まりがちです。
部屋全体の空気が悪い、埃の塊が目に付くようになったら、汚部屋のサイン。
片付けられない人の特徴
汚部屋で暮らす人の中には、忙しくて片付ける時間がない人もいますが、片付けが苦手・片付けられない人も多くいますよね。
片付けられない人の特徴を詳しく見ていきましょう。
捨てられない
片付けられない人に多いのが、「捨てられない」「もったいない」と物を処分できずに、溜め込む気質です。
上手に整理整頓ができるのであれば、多く物を所有していてもキレイな部屋を保てますが、片付けられない人ほど、整理整頓も苦手な人が多いですね。
ご褒美が多い
よく頑張ったご褒美に、と物を色々と買い込む人は、自分の部屋の状況を見渡してみましょう。
クローゼットや押し入れに購入した物がパンパンに詰め込まれていませんか?
「物が捨てられない」と「ご褒美癖」のある人は、汚部屋要注意です。
優柔不断
優柔不断な人は、断捨離をする時も捨てる物と捨てない物の判断が難しく、物を広げた結果さらに散らかってしまうことがあります。
整理整頓をする時には、何をどこに収納したら良いのか決められず、せっかく揃えた便利な収納グッズも有効活用できていない人も多いのではないでしょうか。
出しっぱなし・やりっぱなし
「出しっぱなし」「やりっぱなし」も汚部屋になってしまう原因の一つ。
快適なソファーの周囲に、食器類や雑誌類を出したままにしていませんか?
部屋の片付けをした後に、掃除道具を長期間置きっぱなしにしている人も、すぐに片付けることを意識すると、キレイな部屋を維持できますよ。
便利グッズが多い
汚部屋をどうにかしようと、あれこれと便利な掃除道具や収納グッズを購入している人も、片付けられない人になってしまうかも。
便利グッズは、必要なシーンや分量に応じて、適切に準備することがポイントです。
片付けられない人には、便利グッズの必要な分量などを把握することが苦手という人も多く見受けられます。
片付けで最初に準備する物
片付けられない人の中には、片付けに必要な物が具体的にどんな物があるのか、よく分からない人も多いのでは?
世の中には沢山の掃除グッズに溢れていますが、片付けに必要な物はごく僅か。
片付けられない人や片付けが苦手な人ほど、片付けに使う物はシンプルに揃えましょう!
ゴミ分別袋
片付けの基本中の基本、ゴミは住まいの市町村のルールに従って、分別を心がけましょう。
市町村によって採用されているゴミ袋は異なります。
キレイな部屋を維持しようと決めたら、市町村のウェブページでゴミの出し方や分別表などをチェックし、必要なゴミ分別袋を準備します。
よく使用するプラスチック用分別袋や燃えるゴミ袋は、ストック分も準備しておくのがおすすめです。
滑り止め付き軍手
ホームセンターや100円均一で簡単に手に入る軍手は、手のひらに滑り止めが付いているタイプを選び、準備しましょう。
滑り止め付き軍手は、粗大ゴミを出す時やベランダの片付け、割れ物の片付けなどに使える便利グッズです。
1個家庭用で置いておくと、災害が発生した時の防災グッズとしても活用できますよ。
マスク
汚部屋を片付けている時に立ち昇る埃や粉塵は、喘息やアレルギー性鼻炎などを引き起こします。
快適に片付けができるように、あらかじめ使い捨てマスクを準備しておきましょう。
マスクは、悪臭のあるゴミを片付けたい時にも使えます。
厚手のウェットティッシュ
ゴミを片付けようとした時にこぼれ落ちた屑や液を拭き取る時に使えるのが、厚手のウェットティッシュ。
雑巾は安価で使い回しもでき、節約の強い味方ですが、片付けられない人ほど、「使い捨て」にこだわりましょう!
使い捨てのウェットティッシュなら、その後の片付けもとても簡単、ゴミ箱に捨てるだけ。
また、テーブルを拭く時の布巾代わりにしたり、キッチン周りを拭きあげたりと、色々な場面で使い捨てのウェットティッシュが便利に使えますよ。
厚手のキッチンペーパー
厚手のキッチンペーパーは、水回りのカビ汚れの漬け置き洗いに使えたり、油汚れを吸い上げたりと、ティッシュよりもしっかりとした素材でお手頃に使えるアイテムです。
ちょっとした食品汚れを拭き取る時以外にも、料理にもキッチンペーパーは使えますので、常備しておくのがおすすめ。
部屋の片付けの手順
片付けが苦手な人は必見!部屋の片付け方法を詳しく紹介します。
最初から全部を片付けない
部屋が汚いと、「早く全部を片付けないと!」と焦って、貴重な休みを使って部屋全体を一気に片付けようとしていませんか?
部屋の片付けを上手に進めるポイントは、「最初から全部を片付けない」ことです。
自分がここなら片付けやすいな、と思った箇所から少しずつ片付けを進めていきましょう。
キレイな部屋のために、一気に片付ける必要はありません。
自分のペースでゆっくり片付けを進めて、快適な生活空間を作りましょう。
生活空間から先に片付ける
片付けやすい箇所が分からない人は、一日の内で長く過ごしている生活空間から片付けを行いましょう。
例えば、よくベッドの上でゴロゴロしながら、食事や漫画を読む人は、ベッドの上とベッド周辺に絞って片付けをします。
ソファーの上だけを片付ける、とするだけでも部屋がスッキリしますので、片付けの時間がない人は、生活空間のスペースをより細かく区切って片付けましょう。
使いやすい位置を決める
よく使用する生活雑貨は、生活空間の近くに置くなど、自分の生活しやすさをポイントに物の定位置を決めるのが、キレイな部屋の第一歩です。
物定位置が決まれば、自然と整理整頓もできるようになりますよ。
よく使う物は表に
テレビリモコンのように、とくによく使用する物ほど、収納ケースにおさめるのではなく、「テーブルの上に置く」といったように、しっかりと物の位置を決め、表に出してしまいましょう。
ゴミ収集日に合わせて片付ける
がっつり部屋の片付けをしたいと思ったのなら、ゴミ収集日を意識して片付けを行いましょう。
汚部屋になってしまう要因の一つに、ゴミ袋を溜め込んでしまうこと。
ゴミ収集日に合わせて、収集日の前日までに、燃えないゴミの片付けをしたり燃えるゴミの日に冷蔵庫の片付けをしたりと、ゴミ収集のスケジュールに合わせた片付けを行えば、部屋の中にゴミ袋が溜まることなく、片付けやすくなります。
1年以上使っていない家具・家電は売る
洗濯物置き場になっているような家具や長いこと使用していない家電などは、リサイクルショップやフリマで売り払いましょう!
1年以上使用していない物を対象に断捨離することもおすすめです。
おしゃれ収納グッズは最後に買う
部屋をおしゃれな雰囲気にしようと、おしゃれ収納グッズを買おうとしている人は、一度立ち止まってみてください。
購入予定の収納グッズは、物が収まりきれる大きさなのか、置きたい場所にフィットする大きさなのか、よくよく確認をしてから購入しましょう。
キレイな部屋のコツ
キレイな部屋にするためには、5つのコツがあります。
紹介する5つのコツをおさえて、汚部屋からキレイな部屋で気持ちの良い毎日を送りましょう!
使う物だけに絞る
本当に必要な物で、今使う物だけを部屋に残しましょう。
意外と見落としがちなのが、冷蔵庫の中。
一度しか使っていない調味料やお得だからといって購入した大容量の調味料を整理してみましょう。
調味料は、賞味期限や消費期限内で使い切れる分量の物を購入するのがキレイのコツです。
また、必要な場面が多いハサミやペンは、使いやすい物をそれぞれ1点残して、残りは処分しましょう。
マイルールを簡単に決める
片付けのマイルールを簡単に決めましょう。
片付けの習慣づけたい場合は「1日10分だけ片付ける」や、整理整頓でキレイにしたい場合は「取り出しやすい場所によく使う物を置く」など、具体的にどうしたら自分が過ごしやすいのかを考えながら、マイルールを決めて実行してみましょう!
1個増えたら1個捨てる
物を処分する時に、思い出が多く進まないと困っている人は、「1個増えたら1個捨てる」に挑戦してみましょう。
捨てることに慣れてきたタイミングで断捨離を行うと、よりスムーズに片付けが進みますよ。
ゴミ収集日を意識する
何曜日が燃えるゴミの日で、何曜日がリサイクルゴミの日なのかを把握しましょう。
合わせて、市町村が提供しているゴミ分別表に則って分別ができると、片付けも楽ちん!
ゴミ分別表は住まいの市町村ごとに異なるため、必ず住まいの市町村ごとに確認しましょう。
忙しい時はプロに任せる
突然の来客予定や一気にキレイに片付けたい時は、片付けのプロに任せるのがおすすめ。
「お片付けラボ」では、どんな状態の汚部屋でも数時間であっという間に片付けられます。
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