お片付けラボコラム
家から物を減らす!片付けの嬉しい効果3つとすぐできる準備方法を解説
2023年06月13日
しばらく同じ家に住んでいると、物は自然と増えていきます。
「部屋にある物を減らしたいけど、何から始めたらいいのかわからない…」
「おしゃれな生活やシンプルライフを目指したいけど、物を減らすことのメリットや効果はあるの?」
ワンルームから一軒家まで、家の物を減らし片付けたいと考える方は多くいらっしゃいます。
今回は、物を減らすための考え方や、物を減らすことで得られる効果、具体的な準備方法などを紹介します。
今の暮らしから物を減らしたい方は、ぜひチェックしてみてください。
失敗せずに物を減らすコツ5つ
これから物を減らそうと考えている方は、まず以下の5つを頭に入れておきましょう。
そうすることで、片付けの途中で諦めてしまったり、手を付けられなかったりすることが無くなります。
片付けに使う時間を決める
まず、片付けにどのくらいの時間を使うのかタイムリミットを決めましょう。
自分の使える時間をあらかじめ決めておくことで、集中して片付けに取り組むことができます。
片付けるスペースが狭いなら、1時間ほどで片付けることが可能ですが、1部屋丸ごと片付けるとなると、4~5時間かかっていまいます。
特に集中して物を減らすためにおすすめなのは、「午前中」です。
脳も体も活発に動く時間のため、比較的スムーズに片付けを進めることができます。
生活に必要な物とは何かを整理する
次に、自分の中で生活に必要な物とは何か、種類と個数を整理します。
例えばミニマリストの場合、必要な洋服について
・普段着5着
・おしゃれ着2着
・冬用コート1着
のように、自分の生活に必要な洋服の量をあらかじめ決めています。
「2年使わなかった物は捨てる」
「思い出の品は段ボール2箱まで。入りきらない分は不要」
など、自分にとって必要な物は、どんな基準で決まっているのかを整理しておくことで、片付けのスピードが大幅に早くなります。
スペースを決めて作業する
片付ける部屋や範囲を決めてから、作業すると見通しをもって作業できます。
「今日は本棚を片付けよう」
「今日は、テレビの前の物を減らそう」
と考えることで、手を付けやすくなります。
あまりにも物が多い部屋と対峙してしまうと、何から手を付けたらいいのか分からなくなり、結局物を減らせなかったということになってしまいます。
そうならないように、まずは小さな範囲を決めて物を減らしていきましょう。
買い物の機会を減らす
物を減らそうとしていても、買い物をしてしまうと、物は増えてしまう一方です。
意識的に買い物に行く機会を減らし、必要な物は、インターネットで買い物をする癖をつけましょう。
インターネットでの買い物の場合、あらかじめ目星をつけて買うようになりますから、買う予定の無かった物を無駄に物を買ってしまうことは無くなります。
捨てるか迷う時は1年保留
片付けている途中で、捨てるかどうか迷う時には、場所を決めて1年間キープしておけるようにしましょう。
例えば、段ボールを1箱用意し、
「1年保管し、使わなければ捨てる」
とラベリングしておくことで、忘れずに物を減らしていくことができます。
保留している物については、手放しがたいためフリマアプリや中古販売店などに持ち込むことを検討しても良いでしょう。
焦って捨ててしまって「片付けはもうしたくない!」とならないように、心に余裕を持ちながら作業することで、物を楽しく減らすことができるでしょう。
とにかく減らすと後悔してしまうかも
中には、「とにかくすぐに物を減らしたい!」と考える人もいますが、とにかく減らしてしまうと以下の2点で後悔してしまうこともあります。
家族の物は慎重に判断
家族の物までどんどん減らしてしまうと、
「実は大切にしていた…」
「まだ使う物だった…」
など家族から荷物を減らしたことへのクレームが出てしまうことがあります。
家族の物を減らす場合には、事前に確認したり、一緒に仕分けしたりと、慎重に作業していくといいでしょう。
家族の物を減らす場合は、許可を取ってからフリマアプリや中古品買取店を利用することで、売れたお金をお小遣いとして渡すことができます。
家族が物を減らすことに対して、肯定的で仲間でいてくれることは、作業を進める上でとても大切です。
家族を巻き込み、一緒に物を減らしていこうという協力体制を築いておきましょう。
迷ったらキープしておく心の余裕も大切
物を減らす時に勢いで片付けてしまうと、
「あれは、売れば良い値段が付いたかも…」
「取っておけば新しく買わずに済んだのに…」
と、後から後悔して自分を責めてしまうことがあります。
せっかく物を減らして、心をすっきりさせようとしているのに、少し後悔することになってしまうのは残念です。
勢いに任せるのではなく、物を減らす上で悩む場合は、段ボールに一旦キープしておくことで心に余裕が生まれます。
一人で物を減らす作業をしていると、だんだんと投げやりになってしまうこともあります。
手伝ってくれる人がいない場合には、プロの片付け業者に依頼し、一緒になって物を減らしてもらいましょう。
物を減らす効果
片付けて物を減らすことで得られる嬉しい効果は以下の3つです。
ストレスの緩和
部屋にたくさん物があると、探し物が見つかりづらくなってしまいます。
また、何かを始めようとしても部屋が片付いていないことで、まず片付けをしなくてはいけなくなり、イライラしてしまい、ストレスが溜まってしまいます。
物を減らすことは、このようなイライラから解放される手段でもあります。
部屋を片付けることによって、ストレスを緩和できるでしょう。
お金が貯まる
部屋の中で、物の定位置が決まっていないと余計な物を買ってしまうことがあります。
こうした出費は、片付けによって物の定位置が決まれば買い物をしなくて済むため、お金が自然と溜まります。
また、物が増えないように意識し続けていないと、物を減らした暮らしを保つことができません。
物を減らすことは、余計な出費を抑えるマインドにつながり、結果的にお金を溜められるという嬉しい効果があります。
家族や自分の人生の豊かさにつながる
物を減らした生活は、最近「ミニマリスト」「シンプル生活」などという言葉をよく聞くようになったように、豊かな生活を送る方法として注目されています。
物が多いことによって、視覚的な感覚から家族や自分自身がイライラしてしまったり、衝突してしまったりすることがあります。
物を減らすことで、気持ちもすっきりとさせることができます。
物を減らし、片付いた部屋なら、リモートでの仕事や勉強がはかどったり、友達を家に招いたりすることができ、豊かな生活を送ることができるようになります。
片付けを始める前に物を減らす準備もしよう
それでは、次に片付けるための具体的な準備方法をお伝えします。
収納場所の確認
片付ける部屋やスペースが決まったら、物をしまうことのできる収納場所を確認しましょう。
タンス、クローゼット、キャビネットなど、今ある収納を確認しておくことで、残すことのできる物の量を知ることができます。
新しく収納を買い足すことは、おすすめできません。
収納を購入することは簡単にできますが、不要になった収納を処分するのは大変です。
各自治体の指示に従って、粗大ゴミに出したり、ゴミ処理センターに持ち込んだりと、手間がかかります。
まずは、今ある収納を使って片付けを行うことで、
「収納に入る分しか物を残してはいけない」
と考えることができます。
また人によって、収納場所を全て使いたいのか、もしくは8割程度にしておきたいのかも好みが違います。
「キャビネットの3段は収納に使い、1段は空くようにしたい」
「クローゼットに10着くらい収納し、下のスペースは収納カゴ1つ分空けたい」
など、具体的に収納できる場所をイメージして、残す物の量を把握しましょう。
必要か不要かの判断基準を作る
物を減らすにあたって必要か不必要かの判断基準を作ることは、スムーズに片付けを行う上で大切です。
「1年以内に使ったか」
「今後3年以内に使うか」
「心がときめくか、ときめかないか」
など、人によって判断基準は様々です。
なかなか物を減らせないという人は、いつもより判断の基準を少し高めに設定することで、厳しい目で物を見ることができます。
いよいよ片付けスタート
収納できる場所を確認し、判断基準を設定出来たら片付け開始です。
目標の時間内に片付けを終えられるように集中して取り組みます。
以下は、片付けに必要になる道具です。
・物を捨てるためのゴミ袋
・ガムテープ
・はさみ
・油性ペン
・ビニール紐
・判断を保留にした物を入れる段ボール
片付けると決めたスペースから、一度物を全て出して、必要か不必要かの判断をします。
この作業を怠ってしまうと、なかなか物は減りません。
すべて出すことは勇気のいることですが、思い切って全部出してから判断していきましょう。
もし、手伝ってくれる人がいる場合は、同じスペースを担当しないようにしましょう。
違うスペースを片付けてもらった方が集中して片付けに取り組める上、2つの場所の片付けを終えられるのでおすすめです。
具体的な減らす物
これから片付けを始める人は、具体的に、どんな物が減らせるのかぜひ知っておいてほしいと思います。
特に減らしやすいのは、以下の3つです。
洋服
洋服は、流行り廃りがあるため減らしやすい物の代表と言えます。
「もう、このデザインは着ないな…」
「かれこれ3年は着ていない…」
など、自分にとって要らない物であることが判断しやすいため、何から手を付けようか迷った時には、洋服から手を付けるのがおすすめです。
また、洋服は収納場所がクローゼットやタンスなど、戻す定位置を決めやすく、物を減らすことで使い勝手が明らかに良くなるでしょう。
キッチン用品
次に、減らすことを比較的しやすいのが、キッチン用品です。
キッチン用品は、同じ物が揃ってしまう事があるため、一度全て出してみると不要な物が見つけられます。
まだ使えそうな物は、整理整頓し直すことで使いやすくなります。
同一品の他にも、汚れが落ちない物や変色・変形の見られるものは処分してしまいましょう。
また、食器類は、普段のゴミには捨てられないため、なかなか片付けられずにいる方が多いです。
「物を減らす」と心に決めた機会に、食器も減らしていくことで使いやすい食器棚になるでしょう。
キッチン用品は、思い切って減らすことで、料理の効率が良くなり、時間短縮にもつながります。
時間が短縮できればおかずを1品多く作れて、健康的な食生活を送ることが可能となります。
物が減ることは、時間にも健康にも密接に関わってきます。
思い出の品
アルバムや賞状などの思い出の品は、以前より減らすことに抵抗の無くなった物です。
今は、データ化できるようになったことから、わざわざ収納場所に困る思い出の品を保管しておく必要が無くなりました。
データ化することによって、以前よりも簡単に思い出を見返すことができます。
しかもアルバムや写真は、経年劣化していきますが、保存したデータは劣化しません。
また、大会でもらったメダルや、子供の作品などの立体物については、残す物の基準にもよりますが、基本的には減らしていっても大丈夫です。
大きさや重さを何年か後に確かめたい場合は、段ボール○箱分だけと決めて、取っておきましょう。
物を減らすならお片付けラボへ
今回は、物を減らすための考え方や、物を減らすことで得られる効果、具体的な準備方法などを紹介してきました。
物を減らすことには、ストレスが緩和されたり、お金が溜まることや人生の豊かさにつながったりと、良い効果が多くあります。
しかし、簡単には物を減らすことはできません。
もし片付けに自信が無かったり、もっと物を減らしたかったりすればプロの手を借りましょう。
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連絡いただいた翌日から迅速に作業を開始し、キレイになった状態でガス点検日を迎えることができました。
このように家から物を減らすことをご検討中なら、ぜひお気軽にお片付けラボにご相談ください!