お片付けラボコラム
【知らなきゃ損】片付けが上手い人になるために意識すべき5つを徹底解説
2023年06月24日
「片付けられない…」「物が多い…」「片付け方がわからない…」というような悩みを抱える人が多くいます。
一方で、片付けが上手い人がいることも事実です。
片付けが上手い人と片付けられない人の違いは何があるのでしょうか。
ここでは、片付けられない人の特徴から片付けができる人の特徴と、片付けが上手になるポイントを解説していきます。
目次
上手く片付けられない人の家の特徴
上手く片付けられない人の特徴は、以下のようなものが挙げられます。
・こまめに片付けをする習慣がない
・物を収納する場所を決めていない
・もったいない精神が強い
・行動に合わせた片付けができない
・自分に必要な物を把握できていない
・収集癖のさじ加減ができない
昨今では、1人暮らしの女性に片付けられない人が増えている傾向があります。
人の目がないこともあり、自分が良ければいいと考える人が多くいるようです。
住居となるアパートでは積み重なる服を洗濯せず着回して使い、テーブルにはゴミが散乱していることもあります。
服と同じ布物だからか床に置かれている敷布団を使う女性たちは使うときに取り出し、使わない時はほったらかしになっています。
だからこそ、片付いた部屋の状態がどのようなものかわからないのです。
片付けが上手くいかない原因とは?
大きな原因として、元来持っている性格と心にゆとりがないことがあります。
しかし、性格よりは心にゆとりがないことが大きな問題として挙げられるのです。
コロナウイルス流行後は生活様式も新しくなりました。
ですが動かせない仕事による拘束時間に、帰宅すると家事まで手が回らないと言う方が多いです。
情緒不安定になると、イライラしたり悲観的になったり感情に波が生じ、悪化すると抑うつ状態になることもあります。
心にゆとりがないことから、ストレスを抱えて心身的に病を患うこともあります。
片付けられない人の抱える精神的な病気
片付けが上手くできない原因として、精神状態が影響することがあります。
精神に影響を及ぼす病気としては次の6つが代表的です。
・ADD(注意欠陥障害)
・ADHD(注意欠如・多動症)
・強迫性障害(ためこみ症)
・認知症
・統合失調症
・うつ、抑うつ病態
ストレスが心身に負荷をかけることにより、うつ病や抑うつ状態になる人は珍しくありません。
無気力によるところからセルフネグレクトに発展し、自分自身のことですら億劫に感じてしまったり、関心がなくなったりします。
こうなってしまうと、片付けの段取りや行動を起こす意欲すらなくなってしまうのです。
ADDやADHDといった発達障害を持つ人もいれば、グレーゾーンの人もいるでしょう。
病気がなくとも、その症状の側面を持つ人は大勢います。
他人事と決め込まずに、まずは自分を責めることはやめましょう。
置かれた現状をありのまま受け入れることが重要です。
片付けが上手い人の家の特徴
片付けが上手い人は片付けに関する知識を持っている点と、心にゆとりがある点が共通しています。
片付けが上手い人の心得ていることは次の4つです。
・物が少ない
・物の住所が決まっている
・物に関する限界を理解している
・生活の動線に合わせた家具の配置とインテリア
以下で1つずつ解説します。
物が少ない
片付けが上手い人は、心にゆとりを持てる範囲の物しか持ちません。
物を所持していても、使いこなせなければ意味がないからです。
スペースコストばかりがかかって、片付かない状況を作り出す要因になります。
最小限のもので豊かに暮らすというのはミニマリストの考え方です。
ですが片付けが上手い人はこの考え方を応用して実践しています。
少ない物というよりは、自分の気に入った物だけを購入し使うことに重きを置いているのでしょう。
お気に入りだけを持つ暮らしは豊かです。
そして、気に入った物こそ大切にし失くさないようにします。
結果、部屋の片付けも楽しくできるのです。
物の住所が決まっている
片付けの上手い人が必ずしていることは、物を迎えたときに物の住所を決めることです。
片付けられない人は物の住所を決めていないためにあるべき場所に戻せない、あるいは戻す考え方がない傾向があります。
物の住所を決めておけば、使ったあとに戻す習慣が身につきます。
習慣にするまでが大変という方もいるでしょう。
ですが、片付けが上手い人は必ず使って戻す流れを1つとして考えているのです。
この流れを作ることができれば、片付け作業の時間は一気に短縮できます。
物に関する限界を理解している
物に関する限界というのは、自分が快適に過ごせる部屋作りをするために重要です。
片付けが上手い人は、自分が把握できる量かつ、使ってご機嫌になる物以外は持ちません。
逆をいえば、自分がご機嫌になれない物は、感謝をして潔く手放す習慣を持っています。
人の価値観や楽しみ方は変化するものです。
趣味の物であっても「もったいない」「また使うかも」と考えず、感謝して手放すことで部屋を作る物の循環が良くなります。
「もったいない」という意識で自分に必要と判断していないか、ぜひ振り返ってみましょう。
生活の動線に合わせた家具の配置とインテリア
片付けが上手い人は自分の部屋にいるとき、どこで何を使い、どう過ごすかを具体的に言語化できます。
言語化できるということは、自分の暮らしを客観的に見つめて把握できているということです。
自分の生活スタイルが分かれば、使ってすぐ戻せる片付けの仕組みづくりができます。
例えばお風呂を出たら洗面所で髪を乾かしスキンケアをするとしましょう。
洗面所にはドライヤーとヘアケアをするアイテム、化粧水や乳液といったスキンケアアイテムをまとめます。
片付け上手な人は、使うのにかかる時間と片付けにかかる時間、その際の手間も最短になるよう考えて物の配置をしているのです。
片付けが上手い人になるために意識すべき5つのポイント
片付けが上手い人になるために意識するポイントは次の5つがあります。
・自分の片付けレベルを知る
・暮らしの動線を把握する
・定期的に片付けをする
・自分に必要なものを理解する
・自分の部屋が片付いたあとのイメージを覚える
「片付けられない」ことが、性格と直線的に関係することはありません。
片付けられない人は許容できる物の量と片付けや収納場所を作るために、部屋を3D化する習慣がないことに問題があります。
次の点を理解して、ぜひ片付け作業に反映させてみてください。
自分の片付けレベルを知る
自分がどこまで片付けができるのかを知る必要があります。
そもそも自分が気に入って使っている物なのか、「もったいない」というように使えるから所持している物なのかわからない人が非常に多いです。
まずは必要な物を残して、不要な物を手放すことを目標にしましょう。
あくまで基準は、自分が使いたいものであるかどうかになります。
暮らしの動線を把握する
暮らしの動線とは生活する部屋の中で、どこで何を使うかに留意して物を収納しておくことを言います。
場所によっては使う物が限られていますよね。
キッチンなら調理道具や食器、調味料、食材ですし、浴室や洗面所なら衛生用品になります。
幅広く使用頻度が高い物は手前の取り出しやすい位置に収納し、片付けが上手く続くようにする必要があります。
定期的に片付けをする
最低でも月に1度、片付けをする習慣を作りましょう。
生活ペースに合わせて、回数は上下しても構いません。
ですが片付けをする回数が増えれば増えるほど、1度の片付け作業は簡単かつ短時間に終わるようになります。
時間と手間がかからないことは、取り掛かるまでのハードルが下がるので、片付けを継続しやすくなるのです。
片付けられない人はまとめて一気に片付けをしようとするからこそ、躓いてしまう傾向にあります。
自分に必要な物を理解する
定期的に片付けができるようになると、今自分に必要な物がわかるようになります。
例えば推し活がブームだったとしましょう。
多くのグッズを集めていましたが、グッズよりも推しに会いに行くイベントを楽しみたくなったとします。
このときに、推しのグッズ購入を控えるようにするのです。
今必要なものは、グッズという物ではなく推しと過ごす時間になります。
このように、物が必ず必要なのか定期的に片付けをする際に見直して、自分が今必要な物を理解していきましょう。
自分の部屋が片付いたあとのイメージを覚える
自分の部屋が片付いたあとこそ、理想とする自分の暮らしができる部屋になっているはずです。
この部屋の環境をしっかりと覚えて、定期的にイメージとズレていないか現状確認をするといいでしょう。
このように記憶しようと部屋を見回したとき、グッズを使えば収納スペースを増やすことができることに気づけるかもしれません。
改めて部屋を3D化して見直すと、より過ごしやすくするきっかけを掴めるようになります。
片付けの重要性とは
片付けが上手い人は、片付けの重要性をしっかりと理解しています。
というのも、片付けをすることで日常的にも効率よく過ごすことができるようになるのです。
効率よく過ごせることは、心にゆとりを持てることにつながります。
そのためには「使いやすい場所」や「片付けしやすい場所」を意識して、必要な物だけを配置していくことが第一関門になるでしょう。
8割収納、2割の余白を
使いやすい、片付けやすい場所に物を整理整頓するときは、必ず2割の余白を残すようにしましょう。
片付けの効率を上げるには、収納スペース内を目視できることが重要になります。
経済学の考え方で、パレートの法則というものがあります。
パレートの法則とは、全体10割の中で8割は結果につながらず、2割が大きな成果を出しているというものです。
片付けにも同じことが言えます。
全体を収納スペースとしたとき、8割の物を生かすためにはこの2割が重要なのです。
だからこそ、買いだめをするよりかは今ある物を把握するために、2割の余白を持つことをオススメします。
「とりあえずしまっておこう」という考え方はこれを機にやめましょう。
片付けられない!助けて欲しいときはお片付けラボがおすすめ
片付けられないことから、部屋に物が溢れて手をつけられず途方に暮れているなら、プロに依頼してリセットすることをオススメします。
・時間がない
・片付け方がわからない
・自分にとって必要な物がわからない
・ゴミの分別や処分方法がわからない
・給料日前で手持ち金の余裕がない
上記のような悩みでつまずき、自分で解決できない場合は、ぜひプロの手を借りましょう。
▼【後払い事例】東京都江戸川区の部屋の片付けとゴミ回収依頼はこちら
自炊や洗濯は週に1度のみ。
掃除や片付けはめったにしないご依頼者様が今回弊社にご連絡いただいた経緯は、消防設備の点検があったからだそうです。
点検日まで時間がなかったことや現状を改善するには自分1人では無理だと考え、ご依頼くださいました。
時間がなく、処分品や不用品の回収もまとめて終わらせたいなら、ぜひお片付けラボをご利用ください。
お片付けラボではご依頼者様に合わせた支払いプランを多数ご用意しています。
ご紹介したご依頼者様のように、後払いも可能です。
片付けの実績を持つ専門スタッフが、ご依頼者様のご希望と要望をヒアリングし、どのようにすれば暮らしやすくなるかご提案します。
部屋をリセットしてから、収納スペース作りや動線を考えて、ずっと心地よく居られる部屋作りをしていきましょう。