お片付けラボコラム
【時短】物が多い汚部屋の片付けの始め方とは?効率よくきれいにする方法
2023年07月11日
「物が多くてどこから手を付けていいのか分からない」「収納スペースがなくて片付け方が分からない」ということはありませんか?
ゴミや物が散乱している部屋だけでなく、そのような場合でもどうやって片付けを始めたらいいのか困ってしまうことは良くあります。
今回は「物が多い」「とにかく汚い」「収納がない」という3種類の部屋の片付けをどうやって始めたらいいかを説明していきますので、ぜひ参考にしてください。
目次
片付けができない人の特徴
最初に、片付けができない人の良くある特徴を見て行きましょう。
物が捨てられない
「いつか使うかもしれない」「まだ使えるのにもったいない」といった気持ちが強く、物を捨てることができないと部屋はどんどん物であふれていきます。
ブランドの紙袋やおしゃれな箱や缶・読み終わった本・着なくなった服などが典型的な例でしょう。
一度読んで満足してしまった本は何度も読むことは稀です。
趣味が変わってしまったり、買ったものの合わせるのが難しかったりする服をまた着るようになることは、あまりないのではないでしょうか。
「いつか」という日はまず訪れることはありません。
もったいないと思うなら人に譲るなり売るなりして、誰かに使ってもらった方がその品にとっても幸せなことと考えることも大切です。
片付ける時間がない
仕事や家事・育児などで忙しく、片付けに割ける時間がないという場合もあります。
やらなければならないことが多いと、片付けの優先順位はどうしても下がりがちです。
また、優先順位が高い事柄を行った結果、疲れ果てて片付けどころでなくなってしまうこともあるかもしれません。
明日もまた忙しい・片付ける時間があるなら早く眠りたいと考えても仕方がない場合も多いのではないでしょうか。
時間や気力・体力がないと、片付けるのは難しいでしょう。
散らかっていることに慣れてしまっている
上記の理由などで片付けができず、いつも物が散らかっている状態の部屋で暮らしていると、段々とその環境に慣れてしまってくることも考えられます。
本や雑誌が積んであっても気にならない、洗濯物は取り込んだら室内の物干しやカーテンレールにかけてそこから取って使う、といった生活をしている人も意外といるかもしれません。
一度楽をしてしまうと、それが習慣化してしまうことは良くあることです。
どこかでリセットしないとその生活はそのまま続いていくことでしょう。
物が多い場所の片付けはどこから始めればいい?
明らかにゴミと思われるものよりも、物が整理されておらず雑多な印象がある場所の片付け方の基本をご紹介します。
不要なものの選別と整理
片付けの基本は、その場所にあるものを全部出して「必要・不要・保留」に分けて物を減らすことです。
クローゼットを例にとると以下のような流れになります。
①クローゼットの中身を全部出せるようなスペースを作る
②実際に中身を全部出して見えるように広げる
③端から「必要な衣類」「不要な衣類」「不要にしていいか迷う衣類」に分ける
④必要な衣類を見やすく取り出しやすいように整理してクローゼットに戻す
⑤不要な衣類を処分する
⑥迷った衣類は期間を区切って再度見直し、使わなかったら処分する
クローゼットの中には服だけでなく、バッグや帽子、ネクタイやベルトなどもありますが、同じように仕分けしていきます。
この時、延々と考えても作業は進みませんので「考える時間は30秒まで」といったルールを作っておきましょう。
また、不要と判断した服や小物をフリマサイトなどで売る場合にも「3ヵ月売れなかったら捨てる」といった決まりを作っておかないと、いつまでたっても物が減らないので注意してください。
カテゴリーごとの処理
上記の基本以外に「カテゴリーごとにまとめて整理する」という方法もあります。
例えば「今日は本や雑誌だけを片付ける」といったやり方です。
この方法の最大のメリットは集めた不用品を処分の際に分別する必要がない点でしょう。
前項のやり方だと複数のアイテムがあるため、実際にゴミとして回収に出す場合にはさらに自治体のルールに沿った分別が必要になります。
しかし、最初から同じカテゴリーだけを集めていけば捨てる際の分別は不要です。
自治体によってはゴミの分別が非常に細かい場合もあります。
その場所に同じカテゴリーの物が多い場合や、ゴミの分別が面倒な場合はこちらのやり方で先にある程度物を減らしてしまうのもいいでしょう。
汚部屋の片付けはどうやって始めればいい?
部屋の中が私物もゴミもごちゃごちゃになって散乱しているような部屋の片付けは手順を踏んで片付けることが大切です。
ここではいわゆる「汚部屋」と言われるような部屋の片付け方法を説明します。
部屋全体の状況の把握
「物が散らかりすぎて足の踏み場もない」という場合、まずは全体の状況を把握することが大切です。
まず、どのエリアが特に汚れているのか、どの部分に片付けが必要なのかを確認してください。
入り口から見て、部屋の中がどのように見えているでしょうか。
特に汚れが酷い場所や良く使う場所は目立つゴミがないかを観察してみましょう。
部屋全体の状況を把握することで、どのエリアや場所で片付けが必要なのかを理解することができます。
これによって、効果的な片付けプランを立てることができ、実際の作業がスムーズになります。
どのエリアから始めるかを決める
部屋でもキッチンでも、全体を一度に片付けるのは難しいものです。
ですので、どこから始めるかを考えて、順番に作業していくことが大切になります。
決め方には以下のような決め方があります。
①汚れや乱雑さが目立つ場所から始める
特に汚いと感じる場所から始めることで、きれいになったと実感しやすいのが一番のメリットです。
ただし、ゴミから悪臭が出ていたり、物が置いてあった部分にシミやカビなどができていたりして、その処理に時間がかかる場合もあります。
②日常生活を行うのに支障をきたしている場所から始める
床がゴミだらけで座ることができない、汚れた食器や鍋などが積み上がって水道も使えないといった、本来なら普通にできる動作ができないところから始めるのもひとつの方法です。
③簡単にできそうなところから始める
前項の「カテゴリーごとの処理」の応用ですが、例えば明らかにゴミだと分かるものだけを捨てる、ペットボトルだけを集めるといった方法も有効です。汚いところから手を付けるのは荷が重いという場合にはこちらのやり方がおすすめです。
どのような場所から始めるかは人それぞれですが、優先順位を決めることで効果的な片付けプランを立てることができるようになります。
段階的な片付けを行うことが大切
ゴミや物が混在している部屋では、一度に片付けを行うのは無理があります。
ですから、「一気にきれいにしよう!」と思わずに、段階的に片付けを行うことが大切です。
片付けの基本は前項の「不要なものの選別と整理」の方法ですが、そもそも足の踏み場もない部屋では無理があります。
とりあえず捨てられるものを片っ端からどんどん捨てて行って、ある程度物が減ってから片付ける方が現実的です。
物が減れば部屋がかなりスッキリしますので、続けて片付けようというモチベーションもアップします。
収納がない部屋の片付けはどうする?
ひとり暮らしの小さな部屋では収納スペースが限られていることが多いものです。
そのような場合は家具の選び方や配置に工夫をするといいでしょう。
スペースを活かすアイデアや工夫
収納が狭いとどうしても物があふれてしまいがちですよね。
そんな時は複数の役割を持つ家具や空いた空間を上手に利用する方法を考えましょう。
例えば、収納付きやロフト付きのベッドなどを考えてみるとよくわかります。
ベッドは場所を取るので、最初からベッドの下に引き出しや物入れがついていたり、ベッドの下をデスクスペースにしたりすることができればかなりの広さを確保することができます。
他にもトイレなどに突っ張り式の棚を増設する、カラーボックスなどの上に棚板を乗せてデスクやテーブルを作る、といった方法が考えられます。
収納家具の選び方や配置のポイント
小さな部屋に大きな家具を入れてしまうと、どうしても圧迫感が出てしまいます。
ですので、コンパクトなサイズの家具を利用することも重要です。
部屋の形状や広さに合わせて、壁面や隅などに無駄ができないようなサイズの家具を組み合わせるといいでしょう。
収納家具などはバラバラだと余計に狭く見えることがあります。
例えば、同じカラーボックスを並べて統一するとスッキリした印象を与えることができます。
背の高い家具を置くのであればスペースは小さめに、低い家具なら横に並べるといった工夫も大切です。
収納アイテムや整理グッズは積極的に利用しよう
物をきちんと片付けるには、物がごちゃごちゃにならず、取り出しやすい工夫が必要です。
衣装ボックスなどはセーターやシャツなどの種類を分けて立ててしまうと、見分けがつきやすく取り出しやすくなります。
間にプラスチック製の段ボールやブックエンドなどを入れると服が倒れてシワができにくくなるので試してみてください。
引き出しなども仕切りを使うとスッキリします。
また100均のボックスなども利用するといいでしょう。
書類や冊子などは書類ケースに分けて立てておく、工具やガムテープなどの大きめの文房具は箱に入れてラベルを付けておくといった方法であれば、たとえ見えなくてもきれいに整理することができます。
困ったら「お片付けラボ」に相談しよう
「片付けをしたら大量の不用品が出てしまった」「家具を入れ替えたけれど処分に困っている」といった場合はぜひお片付けラボの不用品回収業者にご相談ください。
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最短で、お問い合わせいただいたその日に片付けを行うことができます。
汚部屋などの片付けももちろん可能です。
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◆お片付けラボの不用品回収の回収作業の例◆