お片付けラボコラム
片付けの基本ルールとNG例|片付け上手になって理想の部屋を手に入れよう
2023年07月18日
「部屋が散らかっていて恥ずかしい」
「物が多くて片付けられない」
「上手く片付ける方法が知りたい」
このようなお悩みを抱えていませんか。
要らない物やゴミであふれた汚い部屋に、コンプレックスを持っている人は多くいます。
「部屋がキレイだったらなあ…」そう思いながらも、自分では全然片付けられず、1人で悩んでいるケースは少なくありません。
苦手な人にとっては、手間も時間もかかって難しいイメージのある片付けですが、コツを掴めば誰でも簡単に取り組めるようになります。
今回は、片付けがうまくできずに困っている人に向けて、その原因とおさえておきたい片付けの基本ルールをはじめ、間違った片付け方や片付けやすくなるポイントを紹介します。
目次
部屋が片付かない原因
何度片付けても元に戻ってしまう、物が多すぎて収拾つかないなど、部屋の片付けに悩んでいる人は多いでしょう。
部屋が片付かないのには、その人の生まれ持った性格や育ってきた環境など、いろいろな問題が影響しているといわれています。
片付けられない人に多くみられる行動パターンを紹介します。
物を捨てられない
「もったいない」「いつか使うかも」と言って、なかなか物を捨てられない人は、下記のような傾向があります。
・物を何でもとっておく癖がある
・無料やサービス、景品などが好き
・捨ててから後悔するのを心配する
物を捨てない限り、散らかった部屋が片付くことはありません。
まずは部屋中にあふれた物を減らすことから始めましょう。
物を減らしたら、それ以上増やさない努力も必要となります。
物を元に戻さない
使った後に元の場所へ戻さないと、あちこちに物が散らばり、雑然とした部屋になってしまいます。
・よく物をなくす
・いつも探し物をしている
・似たような物をたくさん持っている
部屋が散らかっていると、物をなくすことも探すことも多くなります。
毎朝家の鍵を探している、同じリップクリームが何本も持っているといった経験がある人は要注意です。
必要なときに必要な物を見つけられず、同じ物を買ってしまうことにもつながりかねません。
重複買いを止めれば、買い物時間もお金も節約できるでしょう。
片付けを1回で済ませようとする
下記で思い当たる項目がある人はどのくらいいるでしょうか。
・年末の大掃除だけ張り切る
・片付けがゴールになっている
・生活を無視した片付けをしている
片付けを1回で終わらせようとするのは、長続きしない原因のひとつでもあります。
部屋がいつもキレイな人は、掃除や整理整頓が日常生活に溶け込み、習慣として無意識に小さな片付けを積み重ねています。
一方で、部屋を片付けられない人ほど、片付け自体がイベント化しがちです。
また見た目にこだわり過ぎた結果、使いやすさやその後の暮らしを無視した収納になっている場合もあります。
キレイな部屋を維持していくためには、小さな片付けを毎日継続していくことが重要なのです。
片付けの基本ルール
苦手だからこそ、部屋の片付けはなるべくストレスなく行いたいものです。
面倒な片付けをスムーズに進めるうえで、段取りをしっかりと頭に入れておくことはとても大切です。
1週間後には元通りになってしまった、なんていう失敗を繰り返さないためも、片付けはルールに沿って段階的に進めていきましょう。
全部出す
片付けのスタートは物の全量を把握することから始まります。
自分は今どのくらいの物を持っているのか、収納に見合った適正量はどのくらいか、不要な物はどれかが、物を全部出すことによってはっきりと見えてきます。
全部出すことで、探し物が見つかったり、同じような物をいくつも持っていたことに気づいたりするかもしれません。
この全部出す作業を、お店の在庫管理や棚卸しと考えると大変わかりやすいです。
存在すら忘れていたような物は、期限切れ商品や売れ残り商品にあたります。
ベストアイテムに囲まれた部屋は、思っている以上に快適で、生活を豊かにしてくれることでしょう。
分類する
分類は、片付けが苦手な人にとって最も難しく挫折しやすい作業といえます。
しかし、この分類が上手くできれば、片付けは半分終わったも同然です。
もし即座に捨てると判断できない場合は、「必要」「不要」「保留」の3種類に分ける分類法がおすすめです。
迷った物は一旦「保留」へ入れておけるので、捨てることへの抵抗感を下げられます。
時間を置いて「保留」から「必要」を選び取ると、効率的に分類できるでしょう。
処分する
分類して「不要」な物がたくさん出た人ほど、これまで自分がいかにゴミに囲まれて暮らしていたかがわかります。
分別は少し大変ですが、捨てると決めた物はあれこれ考えずどんどん捨てていくのが上手に処分するポイントです。
粗大ゴミは、お住まいの自治体によって処分方法が異なるのでよく確認しておきましょう。
家具の買い替えを検討している場合には、販売店の有料引き取りサービスもチェックしておくと手間が省けておすすめです。
収納する
要らない物の処分を終えたら、最後の仕上げが収納です。
たくさんあったゴミを処分したのでスペースが空き、難しく考えなくても物をしまいやすくなっています。
上手に収納するコツは、使用頻度が高い物を部屋の一等地(最も手の届きやすい場所)に置くことです。
よく使う物、毎日使う物こそ、取るときの動作はワンアクションを意識しましょう。
片付けは準備も大切
片付けの基本ルールはわかったものの、なかなか重い腰が上がらず片付けが始められないという人も多いでしょう。
料理は下ごしらえが肝心といわれますが、何事も完成度の高いものを仕上げるにはしっかりとした下準備が欠かせません。
部屋の片付けも同様で、きちんと準備して挑めば、とてもスムーズに進められるものなのです。
片付けに大切な2つの準備を解説していきます。
目的を明確にする
料理するとき、献立を決めないで始める人はほとんどいないでしょう。
簡単にできる時短レシピにするのか、ちょっと奮発して凝ったメニューにするのかによって、必要な食材は変わってくるはずです。
献立によっては、圧力鍋やスチームレンジなど相応の道具を準備する必要があります。
片付けも全く同じで、目的を明確にすることはとても重要といえます。
なぜ片付けるのか、どんな部屋にしたいのか、理想の形を決めておくことが大切です。
たとえば、家事を楽にしたい場合、炊事、洗濯、掃除の利便性が最優先となります。
帰宅後の荷物を整理したい場合は、玄関周りの収納を充実させて、リビングに物を持ち込まないようにする工夫が必要です。
目的を明確にし、そこに向かって作業していくことが効率的に片付けるコツといえるでしょう。
必要な物を揃える
片付けの準備でもう一つ忘れてはならないのが、必要な物を揃えておくことです。
軍手があればよかった、ガムテープがなくなった、ゴミ袋が足りなかったなど、片付けの途中で困った経験はありませんか。
道具がないと片付けが進まないので、仕方なく買いに出ることになりますが、非効率なうえ貴重な時間も無駄にしてしまいます。
片付けを始める前には、少なくとも下記の7つを用意しておくと、作業途中でも慌てず済みます。
・ゴミ袋
・荷造り用の紐
・ハサミ、カッター
・ガムテープ
・軍手
・ゴム手袋
・雑巾
こんな片付けはNG
どうやっても片付けが終わらない、いまいちキレイにならないといった場合、もしかするとやり方に問題があるのかもしれません。
片付けがうまくいかない人が陥りやすい間違った片付け方を3パターン紹介します。
収納を増やす
片付けで絶対にやってはならないのが、最初に収納を買ってしまうことです。
物が入りきらないからといって片付けの度に収納を足していては、部屋はあっという間に収納で埋め尽くされてしまいます。
万が一使わなくなったら、不用品としてゴミの仲間入りをするのだと思ってください。
収納は中身が決まってから、寸法や材質、使い勝手を考慮して購入しましょう。
使っていない場所から片付ける
外の物置や2階の納戸、床下収納といった、あまり使っていないような場所から片付けていませんか?
使用頻度の低い物が置かれている場所から片付けるのは、あまりおすすめできません。
優先度が低いのでうまく分別できず、時間がかかる割には、片付け前後で変化も感じにくいでしょう。
変化がないと、片付けのメリットを享受できないので、片付けがそこでストップしがちです。
玄関やキッチン、洗面所など、毎日使う狭い場所から取り掛かると、片付けやすく達成感が得られるのでおすすめです。
他人の真似をする
SNSで簡単に他人の生活を覗くことができる時代、整った人の家を羨んでは自分の汚部屋に落ち込んではいないでしょうか?
だからといって、片付けるときに誰かの真似をするのだけは厳禁です。
他人の家がキレイに見えるのは、そこに住む人が生活に見合った収納と片付けを実践しているからこそ。
本来は必要ない収納家具やグッズを買ってしまう原因にもなるため、他人を真似た片付けはしないよう注意しましょう。
片付けは「置かない」のがポイント
基本ルールを踏まえて片付けを始めたいところですが、最後に覚えておいて欲しいポイントがあるので紹介します。
床に物を置かない
整理整頓された部屋に共通しているのが、床に何も置いていないことです。
物が置かれている状態が当たり前になってしまうと、部屋はたちまち汚部屋になってしまいます。
床には何も置かない、置いてあったらすぐ片付ける、を徹底するだけで、整った広い空間が生まれるでしょう。
テーブルに物を置かない
床がキレイにできたら、テーブルにも物を置かないことを徹底してみましょう。
使い勝手のいいダイニングテーブルは、最も物が散らかりやすい場所です。
何も物が置かれていないテーブルは、思っている以上に気持ちよく、スッキリ整った部屋を演出してくれます。
背の高い家具を置かない
20畳以上あるような広いリビングや、ホテルのようなゆとりある寝室を除いて、背の高い家具は置かないのが理想です。
ハイバックタイプのソファやチェアは、部屋が狭く感じる要因にもなるので注意しておきましょう。
どうしても必要な場合は、目線が遠くにいくよう入口側、手前側に置くのがおすすめです。
片付けが自力でどうにもならないという方には業者への依頼がおすすめ!
片付けがうまくできずに困っている人に向けて、その原因とおさえておきたい片付けの基本ルールをはじめ、間違った片付け方や片付けやすくなるポイントを紹介しました。
片付け上手になるには、基本ルールを守って無理なく段階的に進めていくことが大切です。
とはいえ、「物が多すぎて捨てきれない」「自分だけでは手に負えない」と困っている人もいるでしょう。
そんなときは、思い切って片付けの専門業者へ依頼するのもひとつの方法です。
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