お片付けラボコラム
【実は最難関】紙類の片付けを簡単にするコツは?収納アイデアも紹介!
2023年07月25日

片付けの中で最も難しいとされることが、紙類の片付けです。
「今すぐ必要な紙が肝心なときに見つからない!」
「支払いや振り込みの期限が過ぎて大失敗した! 」
紙や書類の整理が上手くできないために起こるトラブルも、数え上げればキリがありません。
このようなトラブルを経験したことがある人は多くいることでしょう。
ここでは、紙類の片付け方とコツ、収納法と注意点をまとめて解説します。
目次
残すべき紙類とは
書類を片付けるときに知っておきたいこととして、まず残すべき書類があることです。
一般的に書類とは「契約書類」を指します。
日常を送る上で欠かせない、重要度が高い紙類です。
《重要度が高い書類の例》
・銀行や証券会社、クレジットカード会社の契約書
・銀行や証券会社、クレジットカード会社の口座情報
・インターネットやモバイル、固定電話といった通信会社との契約書
・その他のサービスの契約書
・契約した会社の会社名と連絡先情報など
上記に関わる支払い用紙など、金銭がからむ紙類は再発行に手間がかかるため管理する必要があります。
住宅ローン控除や保険の控除に関する書類、確定申告で使う領収書やレシートは言い換えればお金と同じ扱いになるので、ファイリングするなど管理が必要です。
直近であなた自身の目的に合うセミナーやイベントの申し込み書なども重要度が高くなるため、残しておくべき書類になります。
データ化して残す紙類
残すべき書類の中でも、紙そのままで保存しておくべきものとそうでないものがあります。
主な例として、子どもが幼稚園や保育園、学校でもらってくる紙類はデータ化して情報を保管し、紙自体は処分します。
記入して戻さなければいけない紙類でなければ、データ化してしまう方が管理しやすいでしょう。
健康診断の結果や、幼稚園や保育園、学校の年間行事表などは紙で管理するよりもデータにして一元管理する方が見落としがなくて済みます。
夫婦やパートナー同士で情報共有も簡単です。
データ化するために本格的なスキャナーがなくても、現在ではスマートフォンのアプリで「スキャナー」と検索すれば多くヒットします。
無料で利用できるスキャナーアプリもあるのでおすすめです。
家で使っている電化製品家具などの取扱説明書などもネット上で閲覧可能なので、紙類の取説は処分しても問題ありません。
サイトをブックマークしておけば、必要なときにすぐ確認ができます。
捨てるべき紙類とは
すぐに処分する紙類は、投げ込みチラシや支払い済みの請求書、保険の勧誘や案内のDMなどです。
年金定期便も現時点での情報を知らせるためのものなので、確認したらすぐに処分しても問題ありません。
金融機関や自治体からの案内やお知らせなど、すぐに対応が必要なものでない紙類も捨ててしまいましょう。
残す紙類の判断基準は6つ
残す紙類の選別をするとき、後に必要になる紙類があるかもしれないと判断に迷うこともあるかもしれません。
そんなときは「マネー」「健康」「暮らし」「教育」「取扱説明書・保証書」「未処理」 の6つのジャンルに分けてみましょう。
それぞれ収納ボックスに分けて保管すると分かりやすくなります。
必要な情報が載っている紙類の選択は、家族構成や土地など、暮らしている環境によって変わってきます。
現時点で子どもがいない人や子育てが終わった人は「教育」に関する情報の紙類は必要ないですよね。
紙類の片付けは、その紙を手にした時点で必要な情報だけを残して、それ以外は手放す習慣をつけてしまえば解決できます。
迷ったら電話して確認
それでも、とくに自治体からの案内や資料の手紙や加入している保険の書類に関しては、要るか要らないかわからないこともあると思います。
そんなときは、問い合わせ先に電話をして確認しましょう。
手間に感じられるかもしれませんが、1度電話をして不要の書類だとわかり問題が解決するとすっきりします。
夫やパートナー宛ての手紙も、封が閉じたまま放置されているなら電話をして内容を確認すれば、もやもやとしたストレスもきれいさっぱりなくなります。
郵送で送られてくる手紙やDMは、情報を与えることで私たちの思考を停止させることで判断を惑わし、商品やコンテンツを購入させることが目的です。
この点はよく覚えておきましょう。
紙類の情報はシンプルに管理
紙類の情報の管理は、シンプルが1番です。
ポストから取り出したDMなどの紙類は、まず家族全員が把握できるようリビングに紙類専用の収納ボックスを置いてまとめておきます。
子どもにも幼稚園や保育園、学校からの手紙やプリントはまとめて入れておくように伝えるといいでしょう。
家族全員が確認できる場所で紙類をまとめてくことができれば、情報漏れを防ぐことができます。
アプリを使って予定を共有
夫婦やパートナー同士で、場所問わず情報を確認できるようにするなら、スマートフォンのカレンダーやスケジュールアプリで情報を共有することがおすすめです。
スケジュール共有アプリも無料で使えるものが多く出ていますが、おすすめはGoogleカレンダーです。
個人のスケジュールと家族共有のスケジュールのように、分けて管理ができますよ。
スケジュールアプリを使い、データで情報を管理するメリットは4つあります。
①予定時刻や締め切りに合わせて通知設定ができる
②大人2人以上が目を通しているため、大失敗を避けられる
③気が楽になる
④予定に関する紙類は処分できる
スキャナーで取り込んだデータを家族で共有できるようにしておけば、詳細を確認したいときもスムーズです。
重要書類は一元管理
シンプルにまとめておくことが1番なので家族が過ごすリビングの棚の上など、1箇所にまとめて管理します。
このとき、家族全員が①出しやすくしまいやすいこと②把握しやすいことを考慮して管理する場所を決めましょう。
まとめた紙類は前述した「マネー」「健康」「暮らし」「教育」「取説・保証書」「未処理」で分別し、ファイルボックスに仕分けて保管します。
透明なクリアファイルに入れて管理すれば中身の確認がすぐにできるので、インデックスをつける必要もありません。
学校のプリントはクリップボードで管理
幼稚園や保育園、学校から持ち帰ってくる紙類は、クリップボード(バインダー)でファイリングすると便利です。
期日の過ぎた紙類から処分でき、出しやすく収納しやすい点がメリットです。
挟む・はずすだけの1ステップで済むことはもちろんですが、100円ショップで購入できるのでコスパの面でも手軽に取り入れられます。
兄弟がいても、クリップボードならかさばらずに済みますし、ファイルボックスやブックエンドを使って立てた収納を使えば省スペースで管理できるのです。
見えるところに置いておきたくない人は、収納扉の裏側にフックをつけてさげておくとインテリアの邪魔をしません。
紙類の管理で注意すべきこと
紙類の管理で注意することは次の4つがあります。
・「後で見る」は厳禁
・欲しい情報以外の紙は受け取らない
・ざっくりとカテゴリ分けをしない
・個人情報記載の紙類への対処
どれも身に覚えのある人はいると思いますが、この点には注意が必要です。
以下で詳しく解説していきます。
「後で見る」は厳禁
紙類の選別と管理は後回しにすることで、やらなくてはいけない作業ががたまり億劫に なりがちです。
5枚以上たまっているなら、早急にとりかかりましょう。
紙類は手元に届いたらその日のうちに対処することが重要です。
自分で判断ができる紙類に関しては即座に開封し捨て、自分以外の家族の判断が必要な場合は、書類ボックスに入れてあることを伝えまるようにします。
欲しい情報以外の紙は受け取らない
自分で問い合わせたり資料請求した紙類に関しては問題ありません。
ですが、投げ込みチラシや案内、勧誘のDMなどのような勝手に入ってくる情報や人から勧められる情報は受け取らないように意識します。
不要な紙類を判断する際に「この紙は、なんのために届いているのか」を考えるクセがあると処理しやすくなりますよ。
ざっくりとカテゴリ分けをしない
前述した6つ以上の分類で紙類を管理しようとすると、後から見返すときに広範囲すぎてわかりづらくなります。
○○関係という言葉でざっくりくくる人が多いのですが、これでは不要な書類の紙を溜め込みやすいのです。
関連する書類といったようにまとめると、どうしても膨大な量になり管理が行き届かなくなってしまうので注意しましょう。
もし保険関係で紙類をまとめるなら、加入している保険の重要書類のみを保管するようにします。
関連する書類は芋づる式に広範囲に及びます。
すると重要度がわからないために片付けが億劫になり、処分できるはずの紙類もファイリングしてしまうことになりかねません。
これでは片付けの継続が難しくなってしまいます。
個人情報記載の紙類への対処
シュレッダーや刃が重なった専用のハサミを使って処分するのが理想ですが、紙袋に入れたり、ある程度細かく破いてから生ゴミと一緒に捨てるのもおすすめです。
シュレッダーのように便利な商品がありますが、手動の物はかえって力が必要になるので億劫になり使わなくなる人が多いです。
かといって、放置すると処分しなくてはいけない紙類が膨大な量になるため、取り入れるならば電動のシュレッダーを検討しましょう。
本や雑誌、資料などの紙類を片付ける方法
本や雑誌のような書籍や資料はかさばるためどうしても処分を後回しにしがちです。
基本的に今の自分に必要ない物や手に取ることがない物は手放していきます。
処分方法は、自治体の回収日に出すことが一般的でしょう。
状態の良い書籍に関しては、リサイクルに出すことも検討しても良いかもしれません。
写真やアルバムは手放しづらく、断捨離をする上でラスボスといえる難易度です。
学生時代のアルバムなど、普段読み返すことがなければ処分対象として考えます。
1年と期間を決めて、思い出してアルバムを開くことがなければ処分するといったように、期限を決めてみると手放す心的なハードルを下げることができます。
本や雑誌
繰り返し読む本だけを本棚へ残し、それ以外の本は手放すようにしましょう。
自分にとって欠かすことができない本だけを手元に置くようにします。
本棚がない、または収納スペースが限られている場合は、ブックスタンドを使ってスペースをつくることができるのでおすすめです。
引き出しや収納ボックス、ファイルボックスを使うのも良いでしょう。
収納ボックスは、部屋のインテリアに合わせて色を統一するとすっきりとしておしゃれになります。
またどうしても捨てられない本に関しては、プラスチックの衣装ケースに保管してみましょう。
日光の当たらない暗室で管理すると色褪せを防ぐことができます。
このとき、残す本は収納ケースに収まるだけ、といったように制限をつくることを忘れないでくださいね。
本の処分することに抵抗がある場合は、再購入ができるかどうかを考えてみます。
中には絶版で手に入らない本もあると思います。
ですが再購入できる場合は、1度手放してみるのも手です。
なくなっても必要に感じることがなければ、今の自分に必要な本ではなかったのだと教訓を得られます。
小さな子どもがいて多くの絵本がある場合は、かご収納がおすすめです。
よく読む本はかごに放り込んでまとめておくだけで、部屋はすっきりします。
放り込むだけなので、子どもも自分で片付けができるようになりますよ。
新聞や資料
新聞や資料は情報を使いこなすために、「使えるカタチ」で残す必要があります。
対して日常で使わない、使うカタチに残す必要を感じないのであれば即座に処分しましょう。
新聞や資料もまたかさばるので、日々情報を使い日常で実践して知恵にします。
そのためには、自分自身のキャパとインプットに使える時間を把握する必要があります。
日常に生かすことがない情報が載った紙類は持っていてもスペースをとって無駄になってしまうので、潔く処分しましょう。
本や雑誌の紙類を片付けて処分するなら「お片付けラボ」
ひどく散らかってしまったお宅の大きな原因の1つは、紙類による問題が挙げられます。
本や雑誌には賞味期限がないので、永久に持っていることが可能だからです。
本や雑誌、書類などの個人情報に関する紙類の処分にお困りなら、お片付けラボがおすすめです。
実績・事例紹介
「自力で片付けられると思ったけれど、無理でした」
「売ったり処分したりするにも、時間がない…」
▼集めた大量の漫画や雑貨を片付けたいとお悩みだった女性のご依頼実績
・作業内容:不用品回収、買い取り
・時間:1日間(依頼時から作業完了まで)
・作業料金:頭金なしの後払い(買い取り金額で見積もりより減額)
片付けが苦手な女性のご依頼者から、実家の自室にある本や雑貨を回収かつ買い取ってほしいとご相談いただきました。
就職を機にひとり暮らしになるとのこと、時間もない上に本や雑貨があまりにも多すぎて自分だけではどうにもできないとのこと。
悪徳業者との金銭トラブルが怖かったとのことで、①信頼できる実績と口コミが多くあること②頭金なしの分割払いができることからお片付けラボを選んでくださったとのことです。
この度、処分対象だった本を買い取りさせていただき、買取金があったことから見積もり費用から減額することができました。
金銭に代わる物がある場合、万が一悪徳業者に依頼してしまうと持ち逃げされてしまうことがあります。
弊社では依頼者とのコミュニケーションを大切にしています。
知識と実績はもちろんですが、ご依頼者様が安心しできる信頼関係をつくることも重要と考えています。
個人情報の記載がある紙類も含め、責任をもって片付けから不用品回収、買い取りまで対応いたします。
まずは1度ご相談くださいね。