お片付けラボコラム
50代での片付けをおすすめする理由|メリットや収納のコツ、注意点を解説
2023年08月11日
「50代になったら片付けたほうがいいの?」
「そもそも老前整理ってなんのこと?」
「汚部屋でも50代からキレイにできる?」
このような疑問を抱えていませんか。
人生の酸いも甘いもかみ分けた50代。
これから先の生活を想像したときに、どのような自分がイメージされるでしょうか。
人生の節目ともいえる50歳を迎え、家の片付けや整理整頓、持ち物の断捨離に取り掛かる人は少なくありません。
今回は、そんなシニア世代の片付けに関して、50代で片付ける最適な理由をはじめ、片付けのメリットや成功のコツ、気を付けたい注意点など解説します。
目次
片付けを50代で行うのが最適な理由
目の前の仕事や子育てで精一杯、あっという間に過ぎてしまった30〜40代に対して、時間の余裕ができる50代は、片付けを始めるのに最も適した年齢といえます。
50代で片付けを行うのが最適な理由を2つ紹介します。
老前整理の良い機会になる
老前整理とは、老いる前に行う身辺整理のことです。
生前整理や遺品整理などと並べて比較される場合もあるので、違いを簡単に説明しておきましょう。
老全整理:自分が老いる前に、身辺整理をしておくこと
生前整理:自分が死ぬ前に、身辺整理をしておくこと
遺品整理:家族や故人と親交の深かった人が、遺品を整理すること
50代にさしかかると、生前整理や老前整理を改めて考え始める人が増えてきます。
老前整理は、自分がまだ元気なうちに片付けを始めるので、老後の不安が和らぐだけでなく、家族の負担軽減にもつながります。
この先どのような人生を歩んでいきたいのか、どのような最期を迎えるのが理想なのか、自分の生き方を改めて考え直す良いきっかけとなるでしょう。
生活スタイルが確立する
仕事と子育てに奔走した30代、40代を過ごした人にとって、50代は仕事も子育ても一段落してくる時期です。
仕事、子ども、家族、趣味などを通して人間関係が築かれ、自分のライフスタイルが確立している人が多いのではないでしょうか。
50代は、身の回りの物、事、人を冷静に考え直し、片付けていく絶好のタイミングであるといえます。
50代で片付けるメリット
第一線でバリバリ働いている人も多い50代、「老前整理なんてまだ早い」と思うかもしれません。
しかし、50代での片付けには老後の不安が解消されたり、晩年を心穏やかに過ごせたりといったメリットもあります。
片付けを50代で行うメリットを3つ紹介します。
漠然とした不安が解消される
誰でも、知らないこと、わからないことは怖いと感じてしまうものです。
これまでの数十年間、考えすぎて行動に移せず、後悔したことも多々あるでしょう。
老後も同じで、何も準備をせず、ただ年を重ねていくことに漠然とした不安を感じている人はたくさんいます。
何事も、まずは行動してみる、やってみることが大事なのです。
自ら動いてみると、思い描いていたものとは違った景色が見えてくるかもしれません。
行動したことで自信がつき、ポジティブな思考で老後を迎えられるでしょう。
セカンドライフを存分に楽しめる
50代は、決して若くはないけれど、老いてもいない絶妙な年齢です。
定年がどんどん引き延ばされている昨今では、まだまだ現役で働いているという人がほとんどでしょう。
元気に動ける今、片付けておくことで、10年後、20年後の生活がグンと楽になります。
子どもがいる場合は、子どもとその家族の将来の負担軽減にもつながります。
晩婚化による出産年齢の上昇により、育児と介護を同時に引き受ける子育て世帯が増えており、介護によって希望のキャリアを断念するケースも珍しくありません。
セカンドライフの充実には、自分と家族が健康でいること、将来の不安を抱かずに過ごせることが前提となっていることを覚えておきましょう。
自分自身を見つめ直すきっかけになる
人生100年時代における50歳は、「もう50歳」ではなく「まだ50歳、人生これから」です。
片付けは、これからの家族の在り方、夫婦の在り方を改めて考える良い機会にもなります。
この先20年、30年、自分はどのようにして生きていきたいのか。
50代は、物の片付けに留まらず、これまでの人間関係を整理するのにも適した時期といえます。
年を取ることを恐れず、むしろ加齢を楽しめる、ありのままの自分を受け入れられるようになるのも50代です。
新たな挑戦をするもよし、叶えられなかった夢に向かって一歩踏み出すもよし。
ひとつ覚えておいて欲しいのは、これまでの自分は、関わってきた多くの人たちに支えられ、助けられてきたのだということです。
感謝を忘れず、前向きな気持ちで片付けを行いましょう。
50代からの片付けを成功させる収納のコツ
年齢にかかわらず、片付けの極意はなんといっても物を減らすことです。
要らないものを処分した後は、残った物を上手に収納していくことが重要になります。
50代からの片付けを成功させるために、覚えておきたい収納のコツを3つ紹介します。
出し入れが楽な収納にする
今は元気に動き回っていても、数年後にケガや病気で寝たきりになってしまう可能性は0ではありません。
自分のことを自分でできなくなったり、支援や介護が必要になったりすることも大いに考えられます。
収納するときは、今より筋力も体力も落ちた自分を想像しながらしまっていくのがポイントです。
出し入れや開け閉めが面倒な収納は、使いにくく不便を感じ、いずれ使わなくなってしまいます。
収納は簡単で楽な、ワンアクションで完結するものを選ぶのがおすすめです。
ゴールデンゾーンに集約する
ゴールデンゾーンとは、最も購買客の目に留まりやすく、手に取りやすい高さの範囲を指した建築用語です。
男性と女性で多少の違いがありますが、一般的には地面から75cm〜135cmの高さとされています。
60代、70代になってくると、「年とともに体がいうことをきかない」という声をよく耳にします。
背伸びをしても届かない、腰をかがめないと見えないような場所は、ゴールデンゾーンから外れてしまい、とても使いづらい場所といえます。
よく使う物、定期的に必要な物は、必ずゴールデンゾーンに集約し、手に取りやすく戻しやすいように収納しましょう。
中身が見えるように立てておく
老眼の発症年齢の割合は、45歳前後が最も高いといわれています。
老眼が進むと近くの細かい字が読みづらくなり、近くから遠くへ、遠くから近くへのピント合わせにも時間がかかるようになります。
収納ひとつひとつに中身をラベリングする方法は、見た目がキレイで整って見えるのですが、目が見えにくくなってくる50代にはあまりおすすめできません。
50代からの片付けは、パッと見ただけで中身がわかり、すぐに手に取れるような収納が最適です。
重ねてしまうと一番下の物が取り出しにくいので、なるべく立てて収納するのもポイントです。
50代からの片付けで注意すること
50代に入り、意を決して片付けた部屋だからこそ、その後もキレイな状態をキープしていきたいものです。
リバウンドしないために、50代からの片付けで気を付けておきたい注意点を3つ紹介します。
無理をしない
50代での片付けに無理は禁物です。
片付けはできることから少しずつ進めていきましょう。
まずはよく使う生活スペースの整理から始めるのがおすすめです。
1年間全く出番のなかった物、存在すら忘れていた物はどんどん処分していきます。
捨てるのは、躊躇せずにゴミ袋に入れられる物に限定しましょう。
迷いながら捨てるとずっと後悔することになり、片付けにネガティブなイメージを抱きやすくなってしまいます。
「とにかく捨てなきゃ!」と、プレッシャーをかけるのではなく、「要らない物を探してみよう。」くらいの軽い気持ちで、少しずつ断捨離を行うのがポイントです。
思い出まで捨てない
家族がいる人もいない人も、50代ともなれば思い出の詰まった物をたくさん持っていることでしょう。
片付けは物を捨てるのが基本ですが、思い出の品を無理に処分する必要はありません。
持っていることで昔を懐かしみ、気持ちが穏やかになれるような物は、むしろ大切に保管しておくことが大切です。
50年の人生を彩ってきた数々の思い出は、これからのシニアライフをより充実したものにしてくれるでしょう。
自分だけでやらない
50歳を過ぎたら、片付けを自分だけで行うのはあまりおすすめできません。
若いときには軽々持てた荷物でも、50代の体には負担が大きく、ぎっくり腰や転倒によるケガにつながる恐れもあります。
踏み台から足を滑らせて転倒、荷物をもったまま階段から落下といった思わぬ事故は、高齢者が1人のときほど高い割合で発生しています。
同居家族がいる場合は、みんなで協力して、1人暮らしの場合でも家族立ち合いのもと、一緒に片付けを進めるようにしましょう。
ほかに頼れる人がいないけれど片付けたい、というときは、自治体の高齢者支援制度を利用したり、民間の片付け代行サービスに依頼したりするのもおすすめです。
大切なのは、すべてを自分1人でやろうと思わないことです。
周囲の人を上手に頼り、必要なサポートを受けて安全に片付けを進めましょう。
50代の片付けは業者も活用してみよう!
シニア世代の片付けについて、50代で片付けを始める最適な理由をはじめ、片付けのメリットや成功のコツ、気を付けたい片付けの注意点などを解説しました。
人生の折り返し地点である50代は、物も人間関係もキレイに整理する絶好のタイミングです。
50代で片付けることは、自分自身を見つめ直す良いきっかけにもなります。
肩の力を抜いて、決して無理をせずできることから始めてみましょう。
「1人で心細い」「手伝いが必要」と感じたときは、片付けの専門業者へ依頼するのもひとつの方法です。
お片付けラボの実績を紹介
首都圏を中心に片付けの代行サービスを展開している「お片付けラボ」は、部屋の片付けや清掃、不用品回収において、年間10,000件以上の実績を誇ります。
お客様満足度は99.2%と高く、「丁寧な対応とサービスが信頼できる」と好評です。
最近では、ご夫婦や高齢者世帯、一人暮らしの女性からの依頼が増えており、また利用したいというリピーターも続出しています。
ここでは、実際にお片付けラボを利用したお客様の声をご紹介します。
「片付けが苦手」
「仕事が忙しい」
「滅多に掃除をしない」
といった汚部屋のお悩みを抱えているお客様から、片付けと清掃のご依頼をいただき作業を行いました。
お客様はもともと片付けが苦手だったそうで、一人暮らしをしている汚部屋にそれほど抵抗感もありませんでした。
ところが、交際している方との同棲を機に退去することが決まり、部屋の清掃ご依頼くださいました。
・作業内容:汚部屋の片付けと清掃
・所要時間:8時間
・支払方法:頭金なしの後払い
手元にまとまったお金がないとのことでしたので、頭金なしの後払いにて承りました。
作業時間は8時間ほど、ゴミと汚れのひどかった汚部屋はあっという間に片付きました。
弊社スタッフの丁寧でスピーディーな作業に、お客様は大満足のご様子で、「助かりました!もしまた、困ったときにはお願いします!」と笑顔でおっしゃっていました。
即日対応にもかかわらず、事前の費用負担がなく、分割払いや後払いが利用できたことにも大変喜んでいらっしゃいました。
「お片付けラボ」では、汚部屋の片付けや清掃以外にも、ゴミ屋敷の片付け、不用品回収、空き家の整理など、多くのご依頼を承っております。
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