お片付けラボコラム
若者のゴミ屋敷が増加!セルフネグレクトとの関係は?ゴミ屋敷のお悩みはお片付けラボに相談を!
2023年10月13日
「忙しくて部屋を片付ける余裕がなく、どんどん部屋がゴミ屋敷化して困っている」
「環境が変わってから、身体が重くて掃除する気になれない」
こういった問題を抱えていませんか?
社会の構造が変わったことや、巣ごもりする人が増えたことで若者のゴミ屋敷が急増しています。
そんな中で、注目を集めているのが「セルフネグレクト」です。
今回は、若者のゴミ屋敷問題の現状とセルフネグレクトの関係を考えていきます。
セルフネグレクトとはどのようなものか、またその対処法なども解説していますのでぜひ参考にしてください。
若者にも広がるゴミ屋敷問題
ゴミ屋敷問題と言えば「高齢者の一人暮らし」と思われていましたが、現在は若者も無関係ではありません。
まずは、その現状をご紹介します。
若者のゴミ屋敷が急増中!
若者のゴミ屋敷が増えるのにはいくつか原因があります。
例えば「多忙すぎる生活」。時間に追われて家に帰るころにはぐったりしてしまい、片付けを行う余裕はありません。
食事はコンビニのお弁当とペットボトルのお茶で、購入するたびにゴミが増えて行ってしまうのです。
うっかりゴミ出しを忘れたら、次に出そうと思いつつそのままゴミ袋の山ができてしまった…ということもあります。
それ以外にも、買ったり貰ったりしたものを捨てられなかったり、片付けをしてゴミを一気に出したら管理会社から注意されてゴミ出しがおっくうになってしまうことも。
ゴミに埋もれてしまいトイレが使えないからコンビニで用を足す、風呂はジム通いをしてそこで済ます、といったことをしている人が実際に存在しています。
意外?女性からの清掃依頼が増加中
「お片付けラボ」でも若者からの依頼は増加していますが、意外にも女性からの依頼が多くなっています。
女性は身なりに気を使っているから家はきれいなのでは?と思う方も多いかもしれません。
しかし、女性は化粧をしますし、服に合わせてバッグや靴を揃える傾向があり、男性より物が多いという特徴があります。
とある依頼では、就職のため一人暮らしを始めたものの、慣れない家事で一苦労。
忙しさにかまけて部屋の掃除をしなかったところ、あっという間に部屋が汚くなってしまったとのことでした。
床にはジュースのパックやお菓子の袋が散乱し、ベタベタとした汚れに困り果てたことでご依頼いただきました。
一人暮らしは自分以外に人の出入りがなく、周囲が気が付かないのもゴミ屋敷化する理由のひとつとなっています。
独身の方のゴミ屋敷事例は以下の記事でも紹介しているので、ぜひご覧ください。
ゴミ屋敷とセルフネグレクトの関係
若者の自宅がゴミ屋敷になってしまう原因のひとつにセルフネグレクトがあるとされています。
ここではセルフネグレクトについて説明していきます。
セルフネグレクトとは
セルフネグレクトは「自己放任」と呼ばれることもあるように、自分自身の世話(セルフケア)を放棄することです。
つまり、自分の健康状態や生活環境を整えず、通院の拒否や、部屋がゴミ屋敷になっても気にしない状態のことを指します。
セルフネグレクトによって病気の放置や食事・水分の摂取を怠るようになると命に危険が及ぶこともあるため、早急な改善が必要です。
セルフネグレクトの2つの要素
セルフネグレクトの要素は「セルフケアをしないこと」と「生活環境を整えないこと」の2つに分けることができます。
セルフケアの拒否は身体を不潔にし、食生活の乱れによって健康状態を悪化させかねません。
また、生活環境の整理を後回しにすることは自宅のゴミを増加させ、ゴミ屋敷の直接的な原因となります。
孤独や孤立に加え、健康診断や病院の受診拒否はこれらの状況をさらに悪化させ、悪循環に陥りやすくする危険性があるのです。
若者がセルフネグレクトになる原因
では、どのような理由から若者がセルフネグレクトになってしまうのでしょうか。
高齢者とはまた違った原因が存在します。
仕事や学業による忙しさ
一つ目に挙げられるのが、仕事や勉強などの忙しさです。
やるべきことが多く、毎日の帰りが遅くなることで掃除する気力も体力も残っていない…ということは良くあります。
元々体力がない人であれば、時間があっても翌日仕事や学校に行くためにとにかく眠らなければ体がもたないこともあるかもしれません。
また、片付けが苦手な人ならどうしてもやる気が起きず、少しゆっくりしてそのまま眠ってしまうことも考えられます。
休みの日にまとめて片付けようと思っていても、疲れが取れずに動く気になれなかったり、他の用事が入ってしまったりして結局そのままになってしまう人は少なくないのではないでしょうか。
ストレス
引越しや異動などの環境の変化や仕事などのプレッシャーによって過度なストレスがかかることにより、セルフネグレクトになることがあります。
長期間にわたるストレスは、心身に悪影響が出る可能性が高くなります。
それ以外にも親しい人やペットを失うことによる喪失感も強いストレスと言えるでしょう。
ストレスは自覚がないまま溜まっていくことも多いものです。
眠れない・食欲がない・興味や好奇心がなくなってきた、といった状況がみられたら、なるべく早く周りに相談するようにしてください。
不安や孤独
強い不安や孤独もセルフネグレクトの原因になることがあります。
SNSや社会の中での競争で、自分と他人を比べて不安を持つことも多くなっています。
大学のレベルや勤務先・結婚相手など、周りから見たら些細なことであったとしても、本人にとっては非常につらいことかもしれません。
また、リアルなコミュニケーションが苦手だったり、周りとうまく行っていなかったりすることにより、強い孤独を感じてしまう場合もあります。
こういった心理がセルフネグレクトを引き起こす可能性を高めることになります。
うつなどの病気によるもの
うつ病などの病気がセルフネグレクトの引き金になることもあります。
うつ状態では食欲の低下や不眠といった症状が頻繁に現れ、それに伴って身体の重さや、やる気の欠如も発生します。
心的外傷後ストレス障害(PTSD)などでも、その症状によってはセルフケアに支障が出ることがあります。
また、アルコールやギャンブルなどの依存症も、それを求める欲求を押さえることができず、セルフケアがおろそかになる可能性が非常に高くなります。
依存する対象によっては心身に異常をきたすこともあるので注意が必要です。
ただ「面倒だから」はセルフネグレクトとは言わない
説明してきたように、セルフネグレクトになってしまうのには原因があります。
ですから、体力も気力もあるのに「やる気がない」「めんどくさい」「ダルい」といった感情だけでゴミ屋敷になってしまっても、セルフネグレクトとは言いません。
ゴミ屋敷を予防する方法
もし、上記のようなセルフネグレクトに当てはまることがあり、部屋が汚れてきたという場合にはどうすればいいでしょうか。
ここでは、ゴミ屋敷になってしまうのを防ぐ方法をご紹介します。
時間的・精神的余裕を作る
気持ちに余裕がなくなるほどの忙しさやストレスがある場合、一旦立ち止まってみましょう。
満足な食事もできず、しっかりと休息も取れていなければ、どんな人でも能力を発揮することはできません。
思い切って休暇を取り、仕事や勉強から離れて過ごしてみてください。
カフェでゆっくり過ごす・趣味に没頭するなど、自分のために時間を使いましょう。
旅行やドライブなどもおすすめです。
片付けの習慣をつける
一日5分でも構わないので、片付けを行う習慣をつけるのも大切です。
たとえば、帰りが遅く食事はいつもコンビニ弁当という人の場合は弁当のケースを分別して捨てることから習慣にしていけるようにしましょう。
出掛ける前に、目についたゴミを拾う・空いたペットボトルや缶を片付ける・床などに脱ぎっぱなしになっている衣類を畳んだり洗濯カゴに入れたりするといったことだけでも、見た目はずいぶん違います。
「見た目がすっきりする」というのがポイントで、それだけでちょっとした達成感を得ることができます。
「これだけできれいになるのならまた明日もやろう」と思えるからです。
ゴミの回収日であれば、そのまま集めたゴミを出せばいいので、ぜひ試してみてください。
1日5分から始められるゴミ捨て習慣「捨て活」については、以下の記事でも紹介しています。
知識として取り入れておけば、思い立った時に簡単なゴミ捨てをすぐに始められますよ。
【捨て活で脱・汚部屋!1日たった5分の捨て活で部屋をすっきりさせよう】
周りのサポートを受ける
人に相談して、適切なアドバイスなどを受けることも適した対処方法です。
家族や友人、産業医やスクールカウンセラーなど、相談しやすい人に悩みを打ち明けてみてください。
プライドや羞恥心から誰かからの支援を拒む人もいるかもしれませんが、解決できない問題を放っておけば更に自分を追い込んでしまいかねません。
自分の状況をしっかり把握し、その上で信頼できる相手に話をしてみてください。
また、もし身近な人が疲れた顔をしていたり、調子が悪そうにしていたりしたら、さりげなく声をかけてあげましょう。
セルフネグレクトは自覚がないこともありますので、周りの人がお互いに気を付け合うことも大切です。
通院やカウンセリングを受ける
すでに「眠れない」「体が重い」「食欲がない」などの症状が出ている場合は精神科や心療内科などを受診しましょう。
内科などでは適切な判断が難しい場合が少なくありません。
また、大きな喪失感や孤独を感じている時はカウンセラーに相談するのもおすすめです。
自分で見つけるのが難しい場合は日本臨床心理士会や日本臨床心理カウンセリング協会などのHPでもカウンセリングが可能な場所を検索することができます。
ゴミ屋敷でお悩みなお気軽に「お片付けラボ」に相談を!
実際にゴミ屋敷になってしまっている場合、セルフネグレクトの状態では自分で片付けるのは難しいでしょう。
ゴミ屋敷の片付けは体力も根気も必要だからです。
そんな時は、どんなゴミ屋敷状態やお部屋の片付けの問題解決や相談、カウンセリングも依頼できる「お片付けラボ」にご相談ください。
お片付けラボは年中無休・24時間対応で思い立ったらすぐに相談・依頼できます。
お問い合わせいただいたその日に片付けを行うことも可能です。
【若者からの依頼も増加中!経験豊富なスタッフによるゴミ屋敷のスピード解決ならお片付けラボ】
実績・事例紹介
「一人暮らしは初めてで余裕が全くなかった」
「地元よりもゴミの分別のルールが細かくて、ゴミを出せない日も…」
・作業内容:ゴミ屋敷の片付けと清掃
・時間:1日(電話で問い合わせを受け即日対応)
・支払い方法:現金の分割払い
神奈川県横浜市神奈川区で一人暮らしをしている方からお問い合わせをいただきました。
お客様は就職のために地方から出てきて一人暮らしを始めましたが、慣れない仕事と一人暮らしで余裕がなかったそうです。
また、ゴミの分別ルールが地元より細かく、なかなか覚えられずに出せない日も多くなり、廊下やベランダにゴミが放置されていったとのこと。
そんな時、部屋のガス点検が行われることになり、汚い部屋を見られたくないと思ったそうです。
自分では片付けられる自信がなかったため、お金がなくても分割払いが利用できる「お片付けラボ」にご依頼いただきました。
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