部屋にゴミや不用品が溢れかえっても片付けられない原因は、なんでしょうか？性格や病気、多忙も関係するゴミ屋敷問題ですが、実はもっと心の複雑な問題との因果関係がある場合があります。今回は何故片付けが出来ないのか？の因果関係について解説致します。

片付けられない原因は、病気や仕事だけじゃない

部屋を片付けられない原因は、病気や仕事だけではありません。そこには人の内面ととても深い因果関係があるのです。毎日生活をしている上で何となく満たされないと感じる方は、基本的に心の寂しさを物で埋めようとします。何とかできるのは自分自身です。では、具体的にどんなことが部屋を片付けられない状態に繋がるのでしょうか？

自信がない

部屋が片付けられず汚部屋化させてしまう人の中には、「自分にはできない」と自信がない方が多くいます。自己肯定感が低く、ゴミや不用品で溢れかえった部屋に困っていても自分には片付けるのは無理だと放置してしまうのです。

子どもの頃と違って大人になると、褒められることが激減します。成功体験が少ないと、自分に自信が持てずやる前から諦めることが増えてしまいます。まずは部屋の一部で良いので片付けてみて、自信をつけることが大切です。少しずつ片付ける範囲を広げて、「自分でもできる」と自信がつけばもっと新しいことに挑戦できるようになるでしょう。

不安定

部屋の状態は、自身の心の状態を映していると言われます。つまり鏡のような物です。心が不安定だと他のことに目を向ける余裕がなくなるので、必然的に部屋に不用品なゴミが溢れかえってしまいます。疲れている時や不調で心のバランスが乱れている時は、何もかもが嫌になって無気力にもなるでしょう。

少しずつで良いので部屋を片付けてスッキリした状態になると、自然とギスギスした心も解消されるはずです。片付けることが快感になれば、積極的に部屋を綺麗にしようと行動し始やすくなります。

プライドが高い

実は汚部屋の住人には、プライドが高い人が多くいます。部屋が片付けられず汚くなってもプライドが高い故に助けを求められず、自分の評判を落としかねないと思い周囲にも部屋の惨状を打ち明けたがりません。自分では手に負えないのに隠し続けて、汚部屋が悪化し続けてしまうケースも多いのです。

プライドが高いと、周囲の人からのアドバイスも頭ごなしに拒否します。特に有能で社会的地位が高く、失敗をほとんど経験したことがない人に多い傾向があります。見栄っ張りで負けず嫌い、外面が良くて自分の非を決して認めようとしない人は、常に肯定をして信頼関係を築いてから部屋の改善を促してみる事がオススメです。

判断力が低い

部屋を片付けられない人の中には、ゴミとして捨てるかどうかの判断力が低い人が一定数います。何が自分にとって必要で必要でないかが判断できなければ、不用品やゴミが部屋に溢れかえるのは当然です。

本当に必要な物・自分が好きな物の判断がつかなければ、間に合わせの物ばかりが増えて自分自身すら見失ってしまうでしょう。片付ける事で判断力を確かなものにし、好きな物に囲まれた自分らしい生活を目指すことが大切です。

どこか他人事

片付けられない人は、汚い部屋を見てもどこか他人事のように捉える傾向があります。人の評価や視線を過剰に気にし、自分らしさや自分がすべき事を後回しにしてまで他人に合わせようとするからです。

必然的に他人から見た「良い人、すごい人」を演じ続けることは次第に無理が生じてくるので、部屋が片付けられず不用品やゴミが溢れかえってしまうことに繋がります。周りに合わせる事もとても大切なことですが、自分を客観的に見てケアをしないと汚部屋はいつまで経っても解決しません。

一気にやろうとする

片付けができない人の多くは、時間が余った時に一気に部屋の片付けや掃除をしようとします。今日こそは綺麗にしよう！と意気込んで掃除を始めても、普段しない事をいきなりやるわけですから高確率で途中で片付けを止めてしまいます。部屋の片付けをする上で最後までやらずに途中で投げ出すのは、さらに部屋が散らかる原因になるので最悪です。

部屋を片付ける時は、一気に全体を掃除しようとするのではなくブロックごとその日掃除をするエリアを決めて片付けていく方法のがオススメです。区切りが良いところで終わらせることで達成感を味わえるだけでなく、習慣化させることもできます。膨大な量の片付けを前にするとどうしても意気消沈してしまうことも増えてしまうため、制限をつけることで気持ちも楽になるでしょう。

ストレス解消している

買い物のしすぎで物が部屋に溢れかえって、汚部屋化するケースも増えています。心が満たされなかったりストレスが溜まった人の中には、買い物に喜びを見出してストレスを解消したり物を増やすことで自分の心の寂しさやどうしようもない気持ちを慰めようとする傾向があります。

会社では普通でも部屋は汚部屋という人は、仕事での姿と私生活での姿が全然違います。きっと心の中では沢山の葛藤をしているのでしょう。しかし物は増える一方なのに不用品の処分をしなければ、部屋に物が溢れかえってしまいます。怪我や病気に罹る危険性もあるので、不用品は積極的に処分するのがオススメです。

1人でゴミを片付けられない場合は民間の清掃業者に依頼するのがオススメ

部屋を片付けられない因果関係は、1つではありません。ゴミや不用品が溢れかえった部屋は決してそのまま放置せず、できる限り早く片付けることが大切です。スッキリとした部屋になると、自然と気持ちに余裕が生まれ安定するようになります。「この状態を維持したい」と思えるようになれば、自然と片付ける習慣が身につくようになるでしょう。

片付けたいけど自分1人ではどうしようもできないし周囲の人には知られたくない場合は、民間の清掃業者に依頼するとオススメです。特に即日で解決してくれて、頭金0円で分割払い・後払いが利用できる「お片付けラボ」が口コミ評価も良いためオススメです。自治体よりもスピーディーにゴミを回収し汚くなった部屋も徹底的に清掃してくれます。

まとめ

部屋を片付けられない問題は、その人の内側に抱えた悩みや自信のなさに関係することが多くあります。しかしゴミや不用品を溜めこんだ部屋は、時間とともに悪化し異臭やネズミ・ゴキブリの被害を隣近所まで及ぼす可能性があります。部屋の状態が取り返しのつかないところまで悪化すれば、高額な原状回復費用を請求されたり管理人からクレームが来たりするようになるでしょう。火事のリスクも高くなるので、できるだけ早い解決が大切です。

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