断捨離は朝行うのがおすすめです。なぜなら朝は頭がスッキリしており、必要か不要かの正しい判断がスピーディーにできるからです。物が多くて困っている人こそ、朝断捨離を実践してみましょう。

そこで本記事では片付け専門業者であるお片付けラボが、朝断捨離のメリットや具体的なやり方を紹介します。自分に合った方法で、ぜひ朝断捨離を続けてみてくださいね。

断捨離とは

断捨離とは、物に執着しないライフスタイルや気持ちの持ち方を指します。ただ物を捨てるのではなく、無駄な物を手放し身も心も軽くするのが断捨離の考え方です。断捨離の基本的なやり方や、捨てるべき物についてはこちらの記事をご覧ください。

朝断捨離するメリット

断捨離は朝行うのがおすすめです。ではなぜ朝が良いのか、その理由を見ていきましょう。

スッキリした頭で正しい判断ができる

朝は1日の中で、もっとも頭がさえている時間です。そのため、断捨離をするにはうってつけ。合理的かつ迅速に判断ができ、作業がサクサク進むでしょう。

ただし寝起きの悪い人は、しっかり目を覚ましてから断捨離にのぞみましょう。起き抜けのぼんやりとした頭で断捨離すると、疲れているときと同様作業効率は悪くなります。

時間がないため迷う余地がない

朝は仕事や家事、子どものお見送りなどがあり、何かと忙しいものです。しかしその忙しい朝にあえて断捨離することで、ダラダラと迷うことがなくなります。時間に追われることでパッパと断捨離できるため、普段は判断を迷ってしまいがちな人にもおすすめです。

1日を気持ちよくスタートできる

朝断捨離をすると、掃除したときと同じようなスッキリ感が味わえます。目に見えてスペースが空き、部屋が広くなることで気持ちよく1日をスタートできるでしょう。あらかじめ部屋が片付いていれば、日中に子どもがおもちゃで部屋を散らかしても心の余裕が持てそうですね。

また自分でも、「散らかさないように過ごそう」という意識がはたらき、部屋をきれいに維持できます。

達成感がある

朝のうちに断捨離を済ませると、達成感があります。これは断捨離に限らず、どんなことにも言えます。「朝の時間を有効活用できた！」という達成感は、自信につながりその後のパフォーマンスを高めてくれるでしょう。

ついつい朝寝坊しがちな人も朝断捨離を取り入れれば、より日々の生活が良い方向へ向いていくかもしれません。

家に帰って来たとき気持ちが良い

朝断捨離してから出かけると、家に帰って来たとき気持ちが良いです。疲れて帰って来たとき、部屋がごちゃごちゃと散らかっていたらげんなりしますよね。一方、一角だけでもスッキリとしていれば気持ちが良いですし、自己肯定感も上がります。

気持ちの良い空間が用意されていれば、食事やお風呂、趣味の時間なども普段より一層リラックスして楽しめそうです。

朝断捨離のやり方3種類

「朝の忙しい時間に断捨離なんてやっていられない！」という人もいるでしょう。朝断捨離では必ずしも、朝から大きな段ボールを用意して本格的に物を分別する必要はありません。一度に気合を入れて作業するよりも、断捨離は定期的に繰り返し行うことが重要です。

無理なく続けるためにも、自分のライフタイルは崩さないのがベスト。そこでここではパターン別に3種類の朝断捨離をご紹介します。ぜひ自分のできそうなやり方で、朝断捨離を始めてみてくださいね。

①捨て活・ポイ活だけ行う

本来断捨離はいる物といらない物、保留という3つの箱を用意して物を分別していきます。しかしそれを朝からやるのはハードルが高い人もいるでしょう。そういった人は、ゴミ出しのついでに部屋を見渡し、いらない物をかき集めて捨てる「捨て活（ポイ活）」をしましょう。

部屋の中には、捨てずに置いてある不用品が意外とあるものです。たとえばいらない書類やレシート、チラシなど。ゴミを出す前に30秒だけでも部屋を見渡し、捨てられる物がないかチェックしてみましょう。

なんとなく捨てずに置いてある物も、朝の忙しい時間であればパッと手に取り即座に捨てられます。本来の断捨離とは少し違うやり方ですが、これを繰り返していくうちに部屋がスッキリとしていきますよ。

②休日だけ朝断捨離する

平日の朝は忙しすぎて何もできないという人は、休日だけ朝断捨離するのがおすすめです。少し早起きして朝断捨離すれば、充実した休日をスタートできます。「せっかくの休日なのに、昼過ぎまで寝てしまった…。」という罪悪感にさいなまれることなく、気持ちの良い1日を過ごせそうですね。

また休日は時間的な余裕があるため断捨離のスイッチが入りやすく、一度始めたらどんどん作業がはかどる可能性も高いです。ただしこのやり方の場合、平日は物を散らかさないように意識して過ごしましょう。

③毎朝10分確保して断捨離する

もっともおすすめなのは、毎朝10分だけ確保して断捨離する方法です。断捨離に使う箱は夜のうちに準備しておき、翌朝にどのスペースを断捨離するかも事前に決めておきましょう。そして朝の10分間は、分別にフル活用します。

たった10分でも、朝の時間は貴重です。できるだけ悩まず直感的に分別していきましょう。短時間で部屋の一角がスッキリするため、達成感があります。また不用品は夜に改めてまとめれば「捨てなければよかった…！」と後悔することもありません。

まとめ

本記事では、朝断捨離のメリットややり方について紹介しました。自分で断捨離するのが難しい人や手に負えないほど物が多い人は片付け業者の利用がおすすめです。

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