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お片付けラボコラム

ゴミ屋敷脱出の鍵はキッチン!汚キッチンの掃除方法とキレイの保ち方

2024年06月28日

「ゴミ屋敷状態のキッチンから悪臭が…掃除したいけど臭くて進まない」

「キッチンが汚すぎて、どこから手をつけて良いかわからない」

 

キッチンは生ゴミが溜まりやすく、部屋の中でも汚れやすい場所です。

こまめな掃除が重要ですが、忙しくて掃除をしない間にゴミ屋敷になってしまったという方もいるでしょう。

 

この記事では、ゴミ屋敷の掃除をキッチンから始めるべき理由とキッチン掃除の流れ、頑固な汚れを落とすコツや綺麗なキッチンを保つ方法を紹介します。

 

最後まで読めばキッチン掃除のモチベーションが上がり、自炊を楽しめるような素敵なキッチンを取り戻す方法がわかります。

目次

ゴミ屋敷の掃除はキッチンから始めるのがおすすめな理由

ゴミ屋敷の掃除はキッチンから始めるのがおすすめな理由

 

自宅がゴミ屋敷になっており、どこから手をつけて良いかわからない場合はキッチンから掃除を始めましょう。

なぜキッチンから掃除を始めるべきなのか、その理由を解説します。

 

1.生ゴミから害虫や悪臭が発生しやすい
2.ゴミに引火し火事になるリスクがある
3.放置すると汚れが落とせなくなる可能性が高い
4.健康な生活の基盤になる場所である
5.キッチンの片付けにより掃除のモチベーションが上がる

 

理由1.生ゴミから害虫や悪臭が発生しやすい

キッチンは調理による生ゴミが発生しやすい場所です。

生ゴミは害虫を呼び寄せる原因になるうえ、悪臭で近隣の住民に迷惑をかける可能性もあります。

 

キッチンの掃除を怠ると家全体が生ゴミ臭くなり、状態が悪化すれば家で気持ちよく過ごせない可能性もあるでしょう。

生ゴミが発生しやすいキッチンを掃除することで、害虫が悪臭などを防いで快適な住環境を整え、近隣へ迷惑をかけるリスクも回避できます。

理由2.ゴミに引火し火事になるリスクがある

キッチンは火を使う場所であるため、大量のゴミを堆積したままにしておくと火事のリスクが上がってしまいます。

東京消防庁のデータによると、死者が発生した住宅火災の出火原因第3位がコンロとなっており、そもそもキッチンは火事が起きるリスクが高い場所だとわかります。

 

ガスを使った際に近くにあった紙に引火し、大量のゴミに燃え広がれば、大規模火災につながるかもしれません。

キッチンという火災リスクの高い場所だからこそ、真っ先に掃除を始めるべきです。

理由3.放置すると汚れが落とせなくなる可能性が高い

油汚れは放置するほどコンロや換気扇、壁にこびりつき、普通の掃除では落とせなくなる可能性が高いです。

キッチンに発生しやすい油汚れは、なるべく早く掃除することが大切です。

 

そもそも油は水に溶けないという性質を持っているため、油汚れは一般的な拭き掃除程度では簡単に落とせません。

さらにゴミ屋敷は一般住宅に比べて大量のホコリが空気中に舞い散っており、そのホコリが頑固な油汚れにくっつくことで、さらに頑固な汚れが発生してしまいます。

 

そのまま放置すると頑固な汚れが壁や床自体を変質・変色させて落とせなくなり、綺麗な状態には戻せません。

なるべく早くキッチン掃除を始め、頑固な汚れを取り除いて使いやすい台所を取り戻しましょう。

理由4.健康な生活の基盤になる場所である

キッチンが汚れていると自炊しなくなり、ついついコンビニ弁当や外食に頼りがちになります。

疲れている自分のためにたまに外食するのは良いのですが、健康面を考えると毎日外食やコンビニ弁当はおすすめできません。

 

キッチンを掃除することで自炊の意欲が湧いてきて、セルフケアができる様になります。

1週間分のおかずを作り置きしておけば、コンビニ弁当に頼らなくても楽をしながら健康な食生活を送れます。

 

最初は面倒かもしれませんが、自炊をしていると「私って偉いな」と自己肯定感も高まってきて、掃除や仕事においても良い影響を与えます。

心身ともに健康な生活を送るためにも、ゴミ屋敷の中でもキッチンを優先的に掃除したほうが良いでしょう。

理由5.キッチンの片付けにより掃除のモチベーションが上がる

ゴミ屋敷状態のキッチン掃除をすることで、他の部屋を片付けるモチベーションが上がります。

自宅をゴミ屋敷にしやすい人は完璧主義の傾向があり「掃除をするなら徹底的にやりたい」という意識があるからこそ、面倒でなかなか掃除に手がつけられない方が多いです。

反対にいえば、自宅の中で1カ所でも完璧に片付いた場所があれば「他の部屋も綺麗にしなくちゃ」という使命感が湧いてきます。

 

自宅全体がゴミ屋敷になっている方はまずキッチンを徹底的に掃除してみてください。

綺麗になったキッチンを見て「私、掃除できるじゃん!頑張ってえらい」と自分を褒めたくなるでしょう。

すると、他の部屋の汚さが気になってきて「よし、この勢いで他の部屋も片付けちゃおう」というやる気が出てきて、綺麗なお部屋を取り戻せます。

ゴミ屋敷のキッチンを自力で片付ける10STEP

ゴミ屋敷のキッチンを自力で片付ける10 STEP

 

自力でゴミ屋敷のキッチンを掃除したい方のために、10個の手順を紹介します。

 

1.掃除用具を準備する
2.くん煙剤でゴキブリなどの害虫を駆除しておく
3.不要な書類など乾いた燃えるゴミを可燃袋へ
4.ビン・カンなどの不燃物をまとめる
5.生ゴミを可燃袋へまとめる
6.棚の中の物などを廊下に出す
7.キッチンの高いところからホコリをはたき落とす
8.掃除機で床などを掃除する
9.シンクやコンロ・換気扇など頑固な油汚れなどを落とす
10.拭き掃除でキッチン全体を磨き上げる
11.食器などを洗って戻す
12.不用品をゴミ回収に出す

 

掃除しにくいシンクやコンロは別の項目で説明するので、そちらも参考にしてください。

STEP1.掃除用具を準備する

ゴミ屋敷のキッチン掃除に欠かせないのは、掃除用具です。

「家にあるもので済ませられないの?」と思う方もいると思いますが、ゴミ屋敷のキッチンの汚れは頑固で、台所用の洗剤がないと落とせないことが多いです。

掃除用具がなく汚れが落ちないと、途中でモチベーションが落ちて挫折する方が多いので、まずは掃除に必要な洗剤や道具を揃えておきましょう。

グッズ 用途
くん煙剤 キッチンに発生した害虫を駆除するために使用する
トング 害虫の死骸や生ゴミを捨てる際に使用する
マスクや手袋・メガネ 舞い散るホコリや強い洗剤から、体を守る

汚れやすいため複数枚用意しておく

ゴミ袋 可燃ゴミ・不燃ゴミなど自治体のルールで必要なゴミ袋を全ての種類買っておく

大量にゴミを入れるため、サイズは一番大きなものを多めに用意する

耐水性のビニール袋 生ゴミを入れて袋の口を締めてゴミ袋へ入れることで、液漏れや悪臭を防げる

スーパーでもらえる袋などのストックでOK

掃除用スポンジ 一般的な掃除用スポンジを10個程度用意する
メラミンスポンジ シンクの水垢汚れなどを落とす際に便利

大判シート状のものを購入し、ちぎりながら使う

雑巾 洗剤をつけて床や壁を磨く際に使用する
歯ブラシ 細かい部分の汚れ落としに使用する
油汚れ専用の洗剤 コンロや換気扇、油で汚れた壁などに使用する

ドラッグストアのプロ仕様のものがおすすめ

重曹 鍋底の掃除に使える
カビ取り洗剤 ドラッグストアで購入しておく

キッチン周りに発生したカビの除去に使用

STEP2.くん煙剤でゴキブリなどの害虫を駆除しておく

キッチンにはゴキブリなどの害虫のエサになる生ゴミが多数あるため、事前にくん煙剤を使って駆除しておきましょう。

掃除の途中でゴキブリが出てきたら、その時点で気力が萎えて掃除を中断することになるためです。

 

くん煙剤の種類によっては火災報知器が煙に反応して鳴り出す場合があるので、説明書を読んで火災報知器にカバーするなどの準備を行い、作動させて数時間外に出ておきましょう。

面倒な準備を省きたい方は、集合住宅に適したノンスモークタイプのくん煙剤がおすすめです。

STEP3.不要な書類など乾いた燃えるゴミを可燃袋へ

害虫駆除が完了したら家に戻り、窓を開けてから掃除を始めましょう。

キッチンのどこから片付けて良いかわからない方はまず「乾いた・燃えるゴミ」を可燃袋へ入れることを意識してください。

 

書類などの乾燥したゴミは手で拾う際の抵抗感が少なく、また回収が週に2回など捨てるチャンスが多いからです。

掃除の最初は心理的なハードルが低いゴミを捨てていき、モチベーションを高めていきましょう。

 

例として、捨てやすい可燃ゴミの例を紹介します。

・チラシ

・不要な書類

・ティッシュ

・エプロンや汚れたミトンなどの布類

・無駄にあるタオル

 

紙類や布類は燃えるゴミに分類できるものを拾い、とにかく燃えるゴミの袋へ詰めていきましょう。

あらかた紙類や布類を片付けることでゴミを減らし、掃除をしやすい環境を整えていき明日。

STEP4.ビン・カンなどの不燃物をまとめる

あらかた可燃物を捨て終わったら、次にビンやカンなどの不燃物を専用ゴミ袋へまとめましょう。

ゴミ屋敷状態のキッチンの床には、ビンやカンが散乱していることが多いです。

ビンやカンは中身を軽くゆすいでから袋にまとめていきます。

 

万が一中身が入ったビンやカンが大量にある場合は、シンクに中身を捨ててからゴミ袋へ入れてください。

ただし、シンクが汚くビンやカンの中身を流せる状態ではない方はこのステップはシンクを掃除した後に回しましょう。

STEP5.生ゴミを可燃袋へまとめる

次に、生ゴミを可燃袋へまとめて捨てましょう。

腐敗した食品やカビが生えたものもあるはずなので、手袋を装着してトングを使って袋へゴミをまとめます。

 

生ゴミはニオイが強いため、耐水性のビニール袋へ入れていっぱいになったら開け口を縛り、ニオイが外に出ないようにして可燃袋へ入れましょう。

ゴミから液体が垂れるような場合は、袋を二重にすると安心です。

 

ここまでのステップでゴミ屋敷状態のキッチンの床もあらかた片付き、移動しやすくなっているはずです。

ほかに床に散乱しているゴミがある場合は、5ステップ目までに片付けておきましょう。

STEP6.棚の中の物などを廊下に出す

床を片付け終わったら、次はキッチンの食器棚や収納のなかのものを廊下に移動させます。

棚の中のものが入ったままだと、ホコリなどの掃除の際に邪魔になるからです。

 

1Kでキッチンに廊下がある場合は、近場の玄関などに一時的にものを置いてください。

この際に「必要か不要か」などは考えず、ひとまず棚から廊下へ移動させることを意識しましょう。

 

全てのものを廊下へ移動させて、収納の中が空になったら、キッチン掃除の次のステップへ移ります。

STEP7.キッチンの高いところからホコリをはたき落とす

床が片付いたところで、キッチンの高いところからホコリをはたき落としていきましょう。

高いところのホコリやゴミを床に落としておけば、掃除を効率よく進められます。

 

食器棚の上など背が届かない場所は、踏み台を使って慎重に掃除しましょう。

乾いた雑巾を使って、まずは床に埃を集めるイメージで清掃してください。

ホコリがあらかた落とせたら、次に濡れ雑巾を使って綺麗にしていきます。

 

キッチンの汚れは飛び跳ねた油と結着している場合も多いので、その場合は事前に用意しておいた台所の掃除用洗剤を使うとよく落ちます。

STEP8.掃除機で床などを掃除する

棚の掃除が終わったら、掃除機を使って床を掃除しましょう。

雑巾掛けの前に掃除機で細かいゴミを吸い取っておかないと、スムーズに拭き掃除ができません。

 

掃除機をかける際は四隅まで丁寧に、チリやホコリを一掃するイメージで掃除するとうまくいきます。

掃除機だけで全ての汚れは落ちませんが、最後の仕上げ掃除で綺麗にできるので、この段階では床の汚れなどは気にせずホコリを吸い取ることに専念してください。

STEP9.シンクやコンロ・換気扇など頑固な油汚れなどを落とす

一番大切なシンクやコンロ、換気扇を掃除していきます。

おすすめの順番はシンクの片付け→コンロ→換気扇→シンク(仕上げ)の順番です。

シンクが汚れていると水を使いにくく、コンロの五徳や換気扇のファンや細かな部品が洗いにくいからです。

 

シンクに洗っていない食器などが残っている場合は、まず洗い物を済ませます。

シンクが使える状態になったら、コンロや換気扇の掃除を始めましょう。

最後にシンクをクレンザーやメラミンスポンジで磨いて仕上げます。

 

シンクやコンロ、換気扇周りの掃除は難易度の高い箇所のため、次の項目で詳しく解説します。

STEP10.拭き掃除でキッチン全体を磨き上げる

シンクやコンロ、換気扇の掃除が終わったら、見違えるようにキッチン全体が綺麗になっているはずです。

仕上げとして雑巾を濡らして、キッチン全体を磨き上げましょう。

 

キッチンの床や壁は油で汚れているので、台所用の洗剤を使うと綺麗に拭きあげられます。

汚れが頑固でなかなか落ちない場合は洗剤を吹きかけてラップし、5〜10分程度おくと汚れが浮き上がって綺麗に落とせるので試してください。

 

床や壁だけでなく、食器棚や収納棚も拭き掃除しておきましょう。

STEP11.食器などを洗って戻す

拭き掃除が全て終わったら、廊下に出しておいた食器などを棚へ戻します。

食器棚や収納へ戻す前に、必要か不要か判別して不要なものはゴミ袋へ入れましょう。

 

無闇にマグカップやお皿を集めたり、賞味期限が切れた粉類やインスタント食品を溜め込んでいませんか?

もう使うことがない食器やインスタント食品を処分することで、日常の掃除を楽にして綺麗なキッチンを保つことができます。

自治体のルールに従って分別を済ませ、不要なものはゴミ袋へ入れておきましょう。

 

分別が終わったら必要なものだけを収納棚に戻していきます。

食器類は一度しっかり洗ってから、食器棚へ戻しましょう。

STEP12.不用品をゴミ回収に出す

最後にキッチン掃除ででたゴミを、回収日にゴミ捨て場へ持っていきましょう。

ゴミの日カレンダーを確認し、漏れのないように捨ててください。

 

もしもここでゴミ袋を部屋に置きっぱなしにしたら、また害虫が発生します。

せっかくキッチンを綺麗にできたのですから、ゴミ捨てまで忘れずにおこないましょう。

 

なお、不要な調理家電などを捨てたい場合は、自治体のルールを確認して捨てるようにしてください。

多くの自治体では一辺30cm以上のゴミは粗大ゴミとして捨てなければなりません。(※自治体によっては、90cmなど違いがあるため事前に確認しましょう)

また、冷蔵庫や冷凍庫はリサイクル法対象の家電のため自治体での回収ができない点にも注意しましょう。

 

リサイクル法対象家電を捨てたい場合は、家電メーカーに回収依頼をしてください。

家電メーカーがわからない、早く家電類を捨ててしまいたいという方は、不用品回収業者へ依頼してゴミを引き取ってもらう方法もおすすめです。

家電は粗大ゴミじゃない?自治体で回収できない家電の捨て方6選!

【場所別】ゴミ屋敷状態のキッチンをピカピカに掃除するコツ

【場所別】ゴミ屋敷状態のキッチンをピカピカに掃除するコツ

 

特に掃除が難しいキッチンの以下の場所をピカピカにするコツを説明します。

ゴミ屋敷状態で放置されていたキッチンは、汚れが固まって落ちにくい状態になっています。

以下で紹介するコツを実践すれば、少ない労力でピカピカなキッチンを手に入れられますよ!

 

1.シンクや蛇口周りの掃除のコツ

2.排水口の掃除のコツ

3.コンロ周りの掃除のコツ

4.換気扇の掃除のコツ

5.コゲついた鍋の掃除のコツ

 

コツ1.シンクや蛇口周りの掃除のコツ

ゴミ屋敷のシンクや蛇口周りは、落とし切れていない油汚れや水垢が付着しています。

1つの洗剤では落とし切れないので、複数の洗剤を使って掃除をするのがポイントです。

 

まず、シンクや蛇口周りに付着した水垢は水道水に含まれるカルシウムが固まった汚れです。

水垢はアルカリ性の汚れなので、クエン酸ジェルを使うと簡単に落とせます。

 

【クエン酸ジェルを使った水垢の落とし方】

  • クエン酸3gに水50ccを加えてレンジで600w1分を目安に加熱する(鍋でもOK)
  • 加熱したクエン酸水に片栗粉10gを加えて混ぜる
  • とろみが出たら水垢がひどい場所へ塗り、ラップをして放置
  • クエン酸ジェルが固まったら、カードなどを使って擦り落とす

 

シンク周りに油汚れが付着している場合は、食器用洗剤または台所用の油汚れ専用洗剤を吹きかけて、スポンジでこすり落とします。

また、シンクについたウロコや筋のような汚れは、少量のクレンザーを垂らしてラップで擦るだけで綺麗に落とせます。

コツ2.排水口の掃除のコツ

シンク周りで手強いのが、排水口です。

ゴミ屋敷状態のまま放置されているキッチンの排水口は、食べカスなどが腐り、悪臭を放っていることもあります。

掃除する際は手袋とマスクを着用して掃除しましょう。

 

まずは排水口は主に以下の3つのパーツに分けて掃除します。

排水口の構造

【引用】排水口の流れが悪い(サンウエーブキッチン)

・蓋(排水カップ)・受け皿

・排水トラップの蓋

・排水トラップ

※メーカーによって構造は異なります

【排水口の掃除方法】

・排水口を可能な限り分解する

・受け皿部分を歯ブラシなどを使い、汚れをこすり落とす

・カビが発生している場合は、ほかの洗剤との併用を避けてスプレーを吹き付けて放置後、洗い流す

・排水トラップを洗剤を使ってスポンジでこすり落とす

 

まず排水口の蓋部分はスポンジに中性洗剤をつけて、こすり洗いをすると綺麗になります。

受け皿部分は網目に生ゴミのカスが詰まっているので、歯ブラシを使ってこすり洗いをしましょう。

 

受け皿などにカビが生えている場合は、カビ取り洗剤を吹きかけて放置し、その後洗い流します。

カビ取り洗剤は強アルカリ性であるため、酸性の洗剤と混ざると有毒ガスが発生する場合があります。

カビ取りをする際はほかの洗剤を使わないように注意してください。

 

排水トラップの蓋部分とトラップには、冷えた油汚れやぬるぬるした汚れが付着しています。

油汚れに強い洗剤をスポンジにつけて擦り、汚れを落としましょう。

 

掃除が終わったら全ての洗剤を水で流し、元通りに排水口をセットします。

コツ3.コンロ周りの掃除のコツ

ゴミ屋敷状態のキッチンは、頑固な油汚れが真っ黒に冷え固まって固着していることが多いです。

特にガスコンロを使用している場合は汚れが付着しやすいので、以下の手順で掃除しましょう。

 

【コンロ掃除のコツ】

  1. 五徳を外す
  2. 五徳に洗剤をかけて放置する
  3. 汚れをこすり落とす

 

ガス火のコンロを使用している場合は、五徳を取り外してシンクに置き、油汚れ用の洗剤を吹きかけて数分パックすると汚れが落ちやすくなります。

洗剤では落としきれないほど汚れている場合は、大きめの鍋に湯を張り、その中で煮ると油汚れが柔らかくなって落としやすいので試してみてください。

お湯で五徳を煮る場合は火傷に十分注意し、五徳を取り出す際はトングを使用するなど、怪我に注意しましょう。

 

IHの場合はガス火よりも掃除が楽ですが、それでもガラストップに茶色い焦げが付着しているはずです。

ガラストップを掃除する際は、台所用洗剤をスプレーし、その上からラップで擦ってみましょう。

 

ラップで落ちない場合は、アルミホイルを丸めて擦ると汚れがよく落ちます。

焦げによる汚れを落とした後に仕上げに雑巾でさっと拭き上げるだけで、綺麗な状態に戻せます。

コツ4.換気扇の掃除のコツ

ゴミ屋敷の換気扇には、ホコリと油が入り混じったネバネバする汚れが付着しています。

この汚れを落とすには、強力な油汚れ用洗剤を使用しましょう。

 

【換気扇掃除の方法】

  1. 取り外せるパーツを分解する
  2. 洗剤を吹きかけてスポンジで擦り洗いする
  3. 汚れが落ちたらお湯ですすぐ
  4. 元の状態に戻す

換気扇は住宅によって構造が異なるため、入居時に渡された説明書類を確認して、慎重に取り外しましょう。

取り外し方がわからない場合は、無理に分解せずに換気扇を止めた状態で洗剤を吹きかけて、掃除できる部分を拭き取りします。

 

換気扇を回したまま掃除をすると大怪我につながるリスクがあるので、掃除する際は必ず換気扇をオフにする点に注意してください。

コツ5.コゲついた鍋の掃除のコツ

ゴミ屋敷状態だったキッチンを綺麗にし始めると、自分が持っている調理器具の汚れも気になってくるはずです。

なかでも、コゲついた鍋底や内側の汚れなどは強敵で、容易には落とせません。

 

鍋の内側の汚れは、重曹を使えば簡単に落とせます。

鍋に500ccのお湯を沸かし、その中に大さじ1杯の重曹を入れて沸騰させましょう。

沸騰したら木べらなどで汚れを擦るようにすると、コゲが落ちていきます。

 

鍋底を掃除する場合は別の鍋にお湯を張り、重曹を溶かして同じようにコゲをこすり落としましょう。

 

以上がキッチンでも特に掃除が難しい箇所を綺麗にするコツです。

ただし、ゴミ屋敷状態で長年放置されていた場合は、上記の方法でも汚れが落とせないことがあります。

その場合は無理に汚れを擦ったりせずに、掃除の専門業者へ依頼すると良いでしょう。

キッチンをゴミ屋敷状態に戻さないための5つのポイント

キッチンをゴミ屋敷状態に戻さないための5つのポイント

 

せっかくピカピカにしたキッチンを、できるだけ長く綺麗に保ちたいですよね。

そんな方のために、キッチンをゴミ屋敷状態に戻さないための5つのポイントを紹介します。

 

1.キッチン用品や食器を最低限の量に減らす
2.使う頻度の高いものを取りやすい場所へ置く
3.浮かす・吊るす収納を活用する
4.拭き取りシートを目につくところへ置いておく
5.洗い物の時間を決める

ポイント1.キッチン用品や食器を最低限の量に減らす

キッチンをゴミ屋敷状態に戻さないためには、物の量を減らしましょう。

ものが少なければ片付けの手間も、掃除の手間も最小限にできます。

掃除の際に不用品を処分した後も無駄なものを買わないように注意が必要です。

 

ついつい衝動買いをしてしまったり、ストック品を買い込む癖がある人は、買い物の頻度を週に1回などと決めておくと無駄な買い物を防げます。

また、皿なども壊れたら買うとルールを決めておくと、可愛い食器を見つけても衝動買いがありません。

ポイント2.使う頻度の高いものを取りやすい場所へ置く

キッチンを綺麗に保つ2つ目のポイントは、使用頻度の高いものを取りやすい場所へしまうことです。

使用頻度の高いものを奥にしまうと、取り出す際に手前のものを取り出す必要があります。

最初のうちはこまめにしまっていても、そのうち取り出したものを放置してまたキッチンが乱雑になってしまう可能性があります。

 

日使うコップやお皿は手前側にしまい、たまにしか使わない大皿やグラタン皿などは奥に配置するなど、使用頻度を意識して整理整頓してみましょう。

ポイント3.浮かす・吊るす収納を活用する

キッチンをゴミ屋敷に戻さないために、浮かす・吊るす収納を活用しましょう。

調理台のうえにものが広がるのを防げるため、ゴミ屋敷状態に戻りにくくなります。

また、ラップやキッチンペーパー、細かな調味料や鍋などを浮かして収納すれば、すぐに必要な器具や調味料を取り出せるので便利です。

 

浮かす・吊るす収納はニトリなどで安価に手に入りますし、百円均一のグッズを使って自作することもできます。

キッチンの小窓に100円均一の突っ張り棒を取り付け、そこに調理用具などを引っ掛けておくのも良いでしょう。

吊るす収納用のフック

 

【引用】レバー式吸盤フック中3個入 – ダイソーネットストア【公式】

また、このようなレバー式吸盤フックを壁に取り付けて、お玉などをかけておく方法もおすすめです。

キッチンが狭い方は特に収納がごちゃつきやすいので、浮かす・吊るす収納を活用しましょう。

ポイント4.拭き取りシートを目につくところへ置いておく

キッチンにはキッチン用の拭き取りシートを常備し、目につくところへ置いておきましょう。

掃除が苦手な人は「あとでまとめてやろう」「掃除用具を出してくるのが面倒くさい」と思ってしまいがちです。

キッチンシートをそばに置いておけば、後回しにせずキッチンを使ったあとすぐに掃除ができます。

 

料理をして食事が終わったらキッチンシートで拭く、というルーティンができてくると、キッチンが汚れずゴミ屋敷に戻ってしまうリスクを下げられます。

ポイント5.洗い物の時間を決める

せっかく綺麗にしたキッチンをゴミ屋敷に戻さないコツは、こまめな掃除の習慣化です。

しかし、夜勤がある方やまとめて片付けした方が効率的と考える方にとっては、こまめな掃除自体が難しいでしょう。

 

その場合は、洗い物の時間を決めてその時間には皿を洗って片付けるとルール化し、3週間継続する方法をおすすめします。

名郷根さんが書いた『習慣は3週間だけ続けなさい』でも、人間は習慣化に最低でも3週間の日数を要し、その間継続できた習慣は継続できる可能性が高いと書かれています。

 

夜勤がある職業の場合は定時に洗い物をするのが難しいと思うので、夜勤の日は何時、日勤の日は何時というように2パターンに分けた時間設定をすると良いでしょう。

 

決まった時間に洗い物をする習慣が身につけば、自然とシンクに汚れた食器類が溜まるのを防ぎ、綺麗なキッチンを保てます。

自力での掃除が難しいキッチンを片付ける方法

自力での掃除が難しいキッチンを片付ける方法

 

キッチンの床にゴミが積み重なり、キッチンに入るのも難しいような場合は、ご自身での片付けはほぼ無理です。

また、ゴミ捨てはできても長年放置した頑固な汚れが落ちない場合もあります。

その場合は、以下2つの方法でゴミ屋敷状態のキッチンを卒業しましょう。

 

1.掃除の専門業者に依頼する

2.家事代行に依頼する

掃除の専門業者に依頼する

自力で掃除できないレベルのキッチンを片付けたいなら、掃除の専門業者へ依頼しましょう。

頑固な汚れが発生しやすいキッチンは、プロ仕様の洗剤やテクニックがないと綺麗にできないケースも多いです。

 

具体的には、あなたの家のキッチンが以下のような状態であれば掃除の専門業者へ依頼しましょう。

 

・排水口が詰まり水が流せない

・生ゴミが多すぎて悪臭が立ち込めている

・ゴキブリが大量発生している

・ゴミの量が多すぎてキッチンへ入れない

 

専門業者にキッチンの片付けと掃除を依頼した場合にかかる費用目安は5万円程度で、単身用の部屋ならさらに安い可能性もあります。

また、依頼内容が掃除のみであれば、1万円程度で清掃作業を受け付けてくれる業者もあります。

 

お片付けラボではゴミ屋敷になった単身用アパート(1K程度)を最低料金1.65万円〜片付けいたします。

費用目安は作業内容、キッチンの広さによって変わりますので、まずは無料お見積もりにご連絡ください。

 

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家事代行に依頼する

キッチン掃除が自分でできない人は、家事代行を利用するのも良いでしょう。

家事代行とは、家政婦さんの派遣サービスで、1時間3,000円程度から利用できます。

部屋の掃除や料理の作り置きなど、依頼した時間範囲内で家事を代行してもらえます。

 

ただし、家事代行で対応できるのは多少散らかったキッチンまでで、ゴミ屋敷状態になっていると対応範囲外になる可能性がある点に注意しましょう。

また、ゴミの持ち帰りはしてもらえないので、不用品は自分で処理しなければなりません。

 

そのため、ゴミ屋敷状態のキッチンを掃除するのは掃除の専門業者へ任せ、その後、綺麗なキッチンをキープするために家事代行を使う方法がおすすめです。

忙しい方の中には、週に1回や月に2回程度家事代行を呼んで掃除をしてもらっている人もいます。

 

掃除の専門業者や家事代行などのサービスをうまく利用して、ゴミ屋敷状態のキッチンを卒業し、綺麗さを維持しましょう。

お片付けラボで対応したゴミ屋敷のキッチン掃除の事例

片付けラボで対応したゴミ屋敷のキッチン掃除の事例

 

【後払い事例】東京都八王子市の異臭がひどいゴミ屋敷状態のお部屋のゴミ回収と片付け

 

お片付けラボにも、ゴミ屋敷状態のキッチンを片付けたいというご相談が何件も届きます。

多忙で片付けの時間がなく、気づいたらゴミ屋敷状態になってしまっていたという方が多いです。

 

今回ご依頼いただいた東京都八王子市のお客様は介護士をされており、仕事自体がハードなことや夜勤により生活が不規則になることで、気づいたらキッチンがゴミ屋敷状態になってしまっていたそうです。

休日にまとめて掃除をと考えていたものの、後回しにしておりここ数ヶ月は一度も片付けをしていないとのことでした。

 

部屋から悪臭がして住んでいられないとのことで、迅速対応が可能なお片付けラボへご依頼いただきました。

お客様が1日でも早く心地よい部屋で過ごせるよう、スタッフが相談翌日にお部屋に伺い、キッチンの大量のゴミを回収して清掃作業を実施しました。

 

1日で清掃作業が終わり、衛生的な環境を取り戻せたことにお客様もホッとしていらっしゃいました。

介護士や看護師など医療従事者の方は、責任の重い仕事のストレスや不規則な生活で、ご自身をおろそかにしてしまいがちです。

そんな時は一人で抱え込まず、私どものような掃除の専門業者へご相談ください。

ゴミ屋敷状態のキッチンにお困りならお片付けラボへご相談ください

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キッチンは生活の基盤であり、健康な暮らしには欠かせない場所です。

キッチンがゴミ屋敷状態になってしまった方は、まずゴミを集めて捨てるところから掃除を始めましょう。

 

ただし、キッチンの状態によっては自分での掃除が難しい場合があることも覚えておきましょう。

汚れが著しい場合や害虫が発生している、悪臭で掃除に耐えられない…こんな時は、掃除の専門業者へご依頼ください。

 

「こんなに汚れたキッチンを人に見せるのは恥ずかしい」と思うかもしれませんが、掃除の専門業者は部屋が汚いからとお客様を軽蔑することはありません。

 

お片付けラボではキッチンの清掃作業はもちろん、ゴミ回収や家電リサイクル法の対象である冷蔵庫や冷凍庫の引き取りも可能です。

害虫駆除などもまとめて依頼できるので、お客様に一切手間をかけずにゴミ屋敷状態のキッチンを綺麗な状態に戻します。

「ゴミ屋敷状態のキッチンをどうにかしなきゃ」とお悩みなら、お片付けラボへご相談ください。

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