お片付けラボコラム
家電は粗大ゴミじゃない?自治体で回収できない家電の捨て方6選!
2024年01月18日
「この家電って粗大ゴミ?」
「粗大ゴミとして捨てられない家電があるの?」
多くの家電は粗大ゴミとして自治体に回収してもらえますが、中には特定の方法での処分が求められる家電も存在します。
この記事では、粗大ゴミとして捨てられる家電の例と共に、粗大ゴミとして捨てられない家電とその理由についても詳しく解説します。
捨て方の詳細も紹介するので、今まさに家電の処分方法に悩んでいる方はぜひ読み進めてみてください。
目次
粗大ゴミとして回収できる家電は?
粗大ゴミとして回収してもらえる家電について解説します。
お手元の家電が粗大ゴミとして捨てられそうか、自治体サイトもチェックしながら参考にしてみてください。
粗大ゴミの定義を紹介
多くの自治体では、最長辺が30cmを超える物や指定のゴミ袋に入らない物を粗大ゴミとして扱います。
全国どこに行っても粗大ゴミの定義が大きく変わることはありませんが、多少の違いはあるためお住まいの地域ルールはチェックしておきましょう。
▼粗大ゴミの捨て方は主に2つ
粗大ゴミは主に2つの方法で捨てることが可能です。
1つ目は、自治体の受付センターか予約専用サイトで事前申し込みを行い、コンビニ等で購入した処理手数料シールを粗大ゴミに貼った状態で収集日に収集場所に出しておく方法です。
問題なく搬出されていればその後自治体職員が回収し、適切に処分されます。
もしくは、自治体が指定した処理施設に自己搬入する形でも捨てられます。
基本的に事前申し込みが必要ですが、回収を待つより早く粗大ゴミを手放せることから車を持っている方や引っ越し前後で、身軽になりたい方におすすめです。
【関連情報】
▶粗大ゴミを即日回収してほしい!ベストな依頼先は?業者探し成功の秘訣
粗大ゴミとして処分が必要な家電の例
粗大ゴミとして処分が必要になる家電の例を紹介します。
以下の家電は基本的に粗大ゴミ以外の方法では処分できないため、処分予定の場合は早めに回収申し込みを済ませておきましょう。
粗大ゴミになる家電例 |
---|
IHクッキングヒーター |
オーディオ機器 |
オーブントースター |
オーブンレンジ |
加湿器 |
空気清浄機 |
コーヒーメーカー |
シュレッダー |
炊飯器 |
扇風機 |
掃除機 |
電気カーペット |
電気スタンド |
電気ポット |
電子レンジ |
ハロゲンヒーター |
ビデオデッキ |
ファクシミリ |
ファンヒーター |
フードプロセッサー |
布団乾燥機 |
プリンター |
ホームベーカリー |
ホットプレート |
表に記載されている家電製品の多くは、日常生活で頻繁に利用される物です。
新しく買い替える場合はルールに則った形で手放し、適切な処分に協力することで環境への配慮を行いましょう。
「捨てたい物が表の中にない!」
このように思った方は、これから解説する内容が参考となるかもしれません。
粗大ゴミとして回収できない家電とは?
家電の中には粗大ゴミとして回収してもらえない物が存在します。
先程の表の中に存在しない家電がなぜ粗大ゴミとして捨てられないのか解説します。
・家電リサイクル法の対象「家電4品目」
・小型家電リサイクル法の対象品目も極力リサイクルしよう
家電リサイクル法の対象「家電4品目」
以下に当てはまる家電は粗大ゴミとして捨てることができません。
・エアコン
・テレビ(ブラウン管,液晶テレビ,プラズマテレビ)
・冷蔵庫,冷凍庫
・洗濯機
これらは家電の再資源化を推進するための「特定家庭用機器再商品化法(通称家電リサイクル法)」で定められた「家電4品目」と呼ばれ、内部には再利用可能な資源が豊富に含まれています。
そのため、家電4品目は粗大ゴミとして捨てるのではなく、指定の許可業者や家電量販店を通して製造メーカーに引き渡し、再商品化等を行うことが義務付けられているのです。
自治体に処分の旨を伝えても粗大ゴミとして捨てられないため、家電を手放す際には自治体サイトで指定の捨て方をチェックするようにしましょう。
また、家電4品目を処分する際は「リサイクル料金」や「収集運搬料金」が発生し、一般的な粗大ゴミの処理手数料より高い費用が発生する可能性があります。
特に冷凍庫や冷蔵庫はリサイクル料金が高くなりがちなので、人によっては手放すタイミングを吟味することも必要になるでしょう。
※家電4品目のリサイクル料金の詳細と捨て方については当記事下部でも詳しく紹介しています。
小型家電リサイクル法の対象品目も極力リサイクルしよう
厳密には粗大ゴミとして捨てられるものの、国や自治体によって極力リサイクルした方が良いと告知されている家電も存在します。
「小型家電リサイクル法」によって指定されている小型家電には鉄や貴金属、レアメタルのような再資源化可能な金属が含まれているため、リサイクルに繋がる方法で手放すことで資源の再利用やゴミの減量に協力できます。
【小型家電リサイクル対象品目の一例】
小型家電の一例 |
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電話機 |
携帯電話 |
デジタルカメラ |
パソコン |
プリンター |
電子書籍端末 |
電気こたつ |
ヘアドライヤー |
ランニングマシン |
ゲーム機 |
▼リサイクルに繋がる使用済み小型家電の手放し方
・各地域の指定場所に設置された「回収ボックス」に入れる(公共施設や店舗などに設置)
・国の認定業者「リネットジャパン株式会社」に回収してもらう
・家電量販店で引き取ってもらう
小型家電のリサイクルを推進するためにも、自治体ごとに様々な回収方法を用意しています。
余裕があれば、資源の再利用に繋がる方法での処分も検討してみてください。
家電4品目の捨て方
家電4品目の捨て方を6つ紹介します。
自身の生活状況などを鑑みて、最適な方法を選んでください。
・指定取引場所に持ち込む
・自治体から許可を得た業者に回収してもらう
・家電量販店に回収してもらう
・不要品回収業者に回収してもらう
・ジモティーで誰かに譲る
・フリマアプリ,リサイクルショップで売却する
指定引取場所に持ち込む
自分で家電を運べる場合は、自治体の指定引取場所に持ち込んで処分する方法を選ぶと手放す際の費用を安く抑えられます。
自己搬入することで、業者や家電量販店に収集してもらう際の「収集運搬料金」が発生しないのです。
この方法を選択する場合は、郵便局備え付けの「家電リサイクル券」に必要事項を記入した後、リサイクル料金を指定口座に振り込みます。
その後指定引取場所に連絡し、日時を設定したうえで家電リサイクル券と共に不要になった家電4品目を持ち込めば、その後の処理は業者に任せることができます。
指定引取場所は各地域に複数あるため、お住まいの場所から一番近いところを選ぶことが可能です。
自治体から許可を得た業者に回収してもらう
自身で指定引取場所に運べない場合は、自治体から許可を得た業者に回収してもらうこともできます。
もしくは、東京都のように「家電リサイクル受付センター」といった専門サービスがある場合はそちらに依頼するのも良いでしょう。
指定業者についてはお住まいの自治体サイトの家電4品目についてまとめたページなどをご覧ください。
参考:家電リサイクル受付センター|東京二十三区家電リサイクル事業協同組合について
家電量販店に回収してもらう
新しい製品に買い替えるといった理由で家電4品目を手放す場合は、購入先となる家電量販店で回収してもらうと処分の手間を省くことができます。
家電4品目を販売している業者には家電4品目の引取を排出者から求められた際の引取義務があります。
収集運搬料金は発生しますが、テレビや洗濯機といった大きな家電4品目を自宅まで回収に来てくれるため搬出時の負担は一切ありません。
不用品回収業者に回収してもらう
どうしても急いで家電4品目を手放したい時は、不要品回収業者の利用も検討してみてください。
家電量販店や許可業者に回収依頼をしても自宅まで引取に来てくれるまで数日かかる場合があります。
引っ越しや退去が迫っている方からすると、たった数日間でも待つことが難しいケースもあるでしょう。
お片付けラボのように不要品回収業者なら、最短で依頼当日に回収に伺うことが可能です。
「回収業者に依頼するのは怖い」
このようなイメージを抱えている方も多いかと思いますが、お片付けラボでは回収料金を見積もりのタイミングですべてお伝えしております。
現場で回収品が増えない限り追加費用などは一切発生しない「明朗会計」ですので、悪徳業者にありがちな高額な請求への不安なくご依頼が可能です。
公式LINEやフリーダイヤルにて、関東エリアにお住まいのお客様からご依頼を受け付けているのでいつでもご連絡ください。
▼お片付けラボの不要品回収事例(洗濯機)▼
「引っ越すので使わない家電を回収してほしい」
「できれば家の掃除もお願いしたい」
・作業内容:不要品回収,部屋の片付け
・作業時間:2時間
・お支払い方法:頭金0円の分割払い
引っ越し予定のお客様から不要品回収についてご依頼いただきました。
自宅にある洗濯機や冷蔵庫、電子レンジといった家電が古くなってきたため、引っ越しと同じタイミングでの買い替えを検討されているとのこと。
実は早朝から深夜まで働き続けていることで自宅を片付ける時間もなく、後日ガス点検で業者が来ることもあり、不用品回収と部屋の片付けを一緒に頼める業者を探していたそうです。
関東エリアで依頼を受けてくれる業者を探していたところ、頭金0円で分割払いが可能な「お片付けラボ」にご依頼いただきました。
一人では持ち運べない家電のスピード回収と、汚れが目立つ水回りやベランダを綺麗に掃除を実施して今回の依頼は終了です。
急ぎで家電を手放したい時はもちろんのこと、不要品回収と部屋の片付けを一緒に依頼したい時はぜひお片付けラボにご相談ください。
無料の相談・見積もりサービスをご用意して、お客様からのご連絡を24時間お待ちしております。
【東京都葛飾区でゴミ屋敷の片付けを依頼したい方にはお片付けラボがおすすめ!】
ジモティーで誰かに譲る
「使わなくなったけどお金を出して回収してもらうのはな・・・」
このようにお考えの方には、近隣で不要品の譲り先を探せる掲示板サイト「ジモティー」がおすすめです。
会員登録やサービス利用に一切費用は発生せず、譲り先募集の投稿をするだけで希望者を募ることができます。
出品する際は価格を設定できるので、本来リサイクル料金を払って回収してもらうはずだった物を譲ってお小遣いを得ることも可能です。
様々な自治体が家電や不要品のリユースを推進するサービスとして提携を結んでいるので、家電がまだまだ使える状態で、安く手放したい時は利用してみてください。
参考:ジモティー
フリマアプリ・リサイクルショップで売却する
フリマアプリやリサイクルショップで売却するのもリユースに繋がる手放し方の一つです。
状態が良く、使用に問題がない場合に限られる方法ではありますが、家電4品目に該当する物ならそれなりの価格での買取にも期待できます。
店舗に持っていくのが大変な場合は出張買取などを実施している業者なども選択し、搬出時の負担を減らしましょう。
また、フリマアプリをでも家電4品目を誰かに譲れます。
出品者が多いため競争は激しいですが、価格設定を工夫すれば出品から数日後に売れる可能性もあるでしょう。
リサイクルショップより更に高い価格で売却しやすいため、時間に余裕がある方はじっくり買い手が付くのを待つのも良いかもしれません。
まとめ:粗大ゴミじゃない家電の捨て方に注意!なるべく家電の再利用に協力しよう
同じ家電でも、自治体に回収してもらえる物と、資源再活用のために特別な方法での処分が必要になる「家電4品目」が存在します。
「家電リサイクル料」や「収集運搬料金」など、それなりに高い費用が発生するため、手放すタイミングは気をつけたいところです。
家電4品目をはじめとした不要品の適正処理は私達が住む環境の保護に直結します。
一人ひとりの意識が合わさることで、住みやすい環境の維持に繋がるので、小型家電のリサイクルなども含めてできる範囲でリサイクルやリユースに協力しましょう。
関東の不要品回収ならお片付けラボ
今日、明日にでも家電を手放さないといけない場合はお片付けラボにご相談ください。
ご予約に空きがあれば依頼後すぐにご自宅へ伺い、どんな大きさの家電でも回収いたします。
費用は事前に提示させていただくので、追加料金などの心配はありません。
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