お片付けラボコラム
親が実家をゴミ屋敷にしてしまった!原因や親と一緒に片付ける方法を解説
2023年09月21日
「親がゴミ屋敷に住んでいて、片付けさせたい」
「実家がゴミ屋敷になっているが、どう対応したらいいかわからない」
このようなお悩みを抱えていませんか?
この記事では、親がゴミ屋敷にしてしまったときの対応や片付け方などを紹介します。
業者選びのコツなども解説するので、悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。
目次
実家のゴミ屋敷を放置しないほうがよい理由
実家のゴミ屋敷を片付けるのは大変なので、放置しておきたい気持ちもあるでしょう。
しかし、ゴミ屋敷を放置してしまうと、以下のようなデメリットがあります。
病気・ケガをしやすくなる
ゴミ屋敷にはとにかく大量のモノが放置されています。
部屋によっては、ゴミが山のように積まれ、なだれを頻繁に起こしていることも。
そのため、足元にあるゴミを踏んで転倒する方も多いです。
また、ゴミを放置していると、ゴキブリやハエ、ネズミなど、さまざまな害虫・害獣が寄ってきます。
彼らのフンやほこりなどがたまると、不衛生な状態が続き、病気にかかりやすくなったり、精神的にふさぎ込んでしまったりするでしょう。
災害時のリスクが大きい
ゴミがたくさんある家の中では、火事や地震が起きたときに退路が確保できず、逃げ遅れる可能性があります。
特に火事のときは、ゴミがあるせいで火がまわりやすくなり、大変危険です。
家族や近所の人とトラブルになる
家の外にゴミが出ていない場合でも、生ゴミなどが増えると悪臭を放ちます。
住人はずっとその環境で過ごすので臭いに慣れてしまい、臭いに対する近所の方からの意見に耳を貸さなくなることが多いです。
また、クレームの連絡が家族に来たり、片付けについて話し合う中で親と揉めたりして、トラブルになるケースもあります。
相続や遺品整理が大変になる
親が存命のときは何とかなっても、亡くなったときの対応が大変です。
どこに何があるかわからないので、貴重品や通帳、印鑑の場所がわからず苦労するかもしれません。
また、ゴミの中にある貴重品を探したり、相続するときには片付けをしなければならなかったり、対応すべきことが増えてしまいます。
そのため、少しずつでも良いので片付けを進めることが大切です。
なぜゴミ屋敷になったのかを理解しよう
ただ片付ければいいのかというと、そうではありません。
親がなぜゴミ屋敷にしてしまったのか。
その原因や背景を理解しないと、すぐにゴミ屋敷に戻ってしまいます。
原因次第で片付け方も変わってくるので、確認してみてください。
もともと片付けが苦手な性格
小さい頃から片付けが苦手で、これまでも片付けをしてこなかった方は、そもそも片付け方がわからない可能性があります。
特に、パートナーが片付けをしてくれていた場合、一人身になったときに片付けができず、きれいな状態をキープできません。
自分ひとりであれば多少散らかっていても問題ない、と考えているうちにゴミ屋敷になってしまいます。
このような場合は、片付け方を教えたり、一緒に片付けを進めたりする必要があります。
体力・判断力が低下している
年齢を重ねて体力が衰えると、少しの片付けでも疲れを感じやすくなります。
そのため段々と片付けることが億劫になり、ゴミがたまっていってしまいます。
また、判断力も低下していくため、捨てて良いモノかどうか、今後も使うかなどの判断ができず、捨てることができないのです。
一緒に片付けをしたり、モノの仕分けを手伝ったりすると良いでしょう。
孤独さをモノで紛らわしている
子供が自立して家を出ていたり、パートナーと決別していたりすると、孤独さを埋めようとしてモノを集めることがあります。
モノがたくさんある、もしくはモノに囲まれている状態だと、物理的に心が満たされるのだそうです。
この場合は、親とコミュニケーションを取り、寂しさを感じさせないようにするなど、モノに頼らない環境づくりを目指しましょう。
誰かに頼りたくない
体力の低下や、ひとり身になり片付けができないときでも、なかなか人に頼れない方も多いです。
特に「人に迷惑をかけてはいけない」「気軽に頼れない」と思っている年配の方もいます。
自分ではゴミが増えて何とかしなければと思いながらも、周りに助けを求められないのです。
自分の親が何も言ってこなくても、定期的に実家に帰ったり、片付けを手伝ったり、お願いしやすい関係性を築きましょう。
認知症やADHDなど病気の影響
認知症が進行していると、ゴミを捨てたかどうかも忘れがちです。
他にも、ADHDや自律神経失調症の場合は、ひとつのことに集中したり、順序だてて片付けたりするのが苦手な傾向があります。
これらの病気は自分ひとりでは気付きにくく、片付けをするのが難しくなります。
親とは電話やメールをする、長期休みのタイミングで顔を出すなどして、ちょっとした変化にも気付けるようにしておくと安心です。
ゴミ屋敷を親と片付ける手順
続いて、ゴミ屋敷を親と片付ける手順について見ていきましょう。
頭ごなしに「片付けて」というだけでは進められないので、自分の親に合った方法で検討してください。
親の話を聞き、原因を知る
まずはどうしてゴミ屋敷になってしまったのか、事情を聞きましょう。
認知症や体力の低下など、どうしても片付けができないこともあります。
片付けるために、そして今後ゴミ屋敷にしないために何が必要なのかを考えましょう。
また、寂しさなどが原因の方とは、電話やメールをしたり、長期休暇の際は帰省したり、定期的にやり取りをするのがおすすめです。
親に片付けの必要性を理解してもらう
原因がわかったら、片付けが必要なことを説明します。
一方的に片付けるように言うだけではなく、なぜ片付けた方がいいのか、理由をわかりやすく伝えましょう。
「ゴミ屋敷を放置しない方がよい理由」でも説明したリスクを伝えるとイメージしやすいです。
生活エリア以外の場所を片付けてみる
普段モノがいっぱいの部屋で生活していても、住人はどこに何があるのか把握しています。
それを勝手に掃除してしまうと、ケンカの原因になりがち。
さらに片付けが難航してしまいます。
そこで、2階の部屋や離れなど、普段生活していないエリアを片付けてみましょう。
きれいになった様子を見て、片付けの気持ちよさをわかってもらえるかもしれません。
自力で片付けるか、片付け業者に依頼するか決める
片付けてみて、モノの総量や片付けにかかる時間などを計算しましょう。
このまま自分たちだけで片付けられそうか、業者に依頼した方がよさそうかを検討します。
もし業者へ連絡する場合は勝手に進めず、片付けの必要性を理解してもらってから依頼しましょう。
ゴミ屋敷の片付けはプロに依頼しよう!片付け業者の選び方
ゴミ屋敷の片付けをプロに依頼する際の選び方について解説します。
料金だけで選ばないよう、下記の項目を意識してみてください。
片付け料金・期間の目安
まず、片付け料金と時間の目安を確認しましょう。
・1K、ワンルーム:5万円~
・1LDK以上:20万円~
・一軒家:50~80万円
ゴミ屋敷の片付けには5万円以上の料金がかかることが多いです。
ゴミの量や部屋の広さなどによっても前後します。
詳しい料金については、【公開】ゴミ屋敷の片付け費用相場や内訳は?コスパよく優良業者に依頼するコツを参考にしてみてください。
複数の業者から見積もりをもらう
料金の目安を知っていても、家の状況によって金額は上下します。
その際、提示された料金が妥当なのか判断するために、複数の業者から見積もりをもらいましょう。
見積もりや相談が無料の業者にお願いすると安心です。
明細がわかりやすい業者を選ぶ
見積もりをもらったら明細を確認します。
そのとき、何の項目にいくらかかるかがわかりやすい業者を選びましょう。
よくわからない項目があるときは、何の料金か確認するようにしてください。
対応が誠実な業者を選ぶ
複数社から見積もりをもらう際のメール・電話や、実際に会って話したときの態度が誠実な業者を選びましょう。
やり取りが丁寧な業者は、片付けも丁寧で、安心して任せられます。
お片付けラボの口コミ
最後に、弊社「お片付けラボ」の口コミをいくつか紹介します。
どの業者にお願いしようか悩んでいる方は参考にしてみてください。
《口コミ1》
とてつもない量のゴミが堆積したゴミ屋敷を、深夜見積もりから翌日朝清掃作業と迅速に手配いただきました。
心機一転し、出直したいと思います。
引用:Google
《口コミ2》
ゴミ屋敷状態をどうにかしたくて検索したらたくさんの業者さんがヒットしたんですがその中でも1番親身になってくれたのと分割ができるといったのが決め手です
ありがとうございます
引用:Google
ゴミ屋敷の片付けなら「お片付けラボ」へ!
お片付けラボでは、ゴミ屋敷の片付け、清掃、不用品の回収などを承ります。
見積もりや相談は無料で、大体の料金を知りたい方も大歓迎です!
また、「ゴミ屋敷をなんとかしたいけれど、まとまったお金がない…」という方も安心!
お片付けラボでは、後払いや頭金0円の分割払いに対応しています。
ぜひお気軽にご相談ください。
ゴミ屋敷の片付け実績
▼お母さまがひとりでお住まいの実家の片付けにお悩みの方からの片付け実績
東京都府中市の不用品とゴミの回収作業
・作業内容:部屋の片付け、不用品・粗大ゴミの回収
・時間:2日間
・作業料金:後払い
10年前にご主人様に先立たれてから、お母さまがひとりで住んでいた実家。
年々足腰が弱まり、ゴミと不用品が溜まってしまったのだそうです。
その様子を見て、お嬢様が実家の片付け業者を複数探し、後払いが可能なお片付けラボにご相談くださいました!
大量のゴミと粗大ゴミがありましたが、5人のスタッフで対応し、2日間で片付けを終えることができました。
このように、ゴミ屋敷になってしまった実家をスピーディーに片付けたいとお悩みなら「お片付けラボ」!
ぜひお気軽にお問い合わせください。
親がゴミ屋敷にしてしまったら、一緒に片付けをサポートしよう
今回の記事では、親が実家をゴミ屋敷にしてしまったときの原因や対応方法などを紹介しました。
実家がゴミ屋敷になってしまったら、とにかく片付けてほしいと言ってしまいがちです。
しかし、どうしてゴミ屋敷になってしまったのか、どうやったら解決できるか、親と話し合うことが大切です。
ゴミ屋敷化の原因や現在の親と向き合い、一緒に片付けを進めましょう。