お片付けラボコラム
マンションに粗大ゴミ置き場がない？手っ取り早い解決方法や捨てる際の注意点とは
2023年12月10日
「住んでいるマンションに粗大ゴミ置き場がない」
「早く手放したいのにどこに捨てればいいの？」
新しく引っ越した方や、粗大ゴミを初めて捨てる方は、住んでいるマンションに粗大ゴミ置き場がないことに疑問を抱くかもしれません。
粗大ゴミ置き場はマンションやアパートごとに決まっているのが普通で、看板などで明確に表記されていなくても、実際には粗大ゴミ置き場として利用できる場所は存在するのがほとんどです。
今回はマンションに粗大ゴミ置き場がない時の対処法に加え、粗大ゴミの基本的な捨て方や、その際の注意点を解説します。
目次
粗大ゴミの定義とは？
粗大ゴミの定義は、実は自治体によって様々です。
たとえば、東京都杉並区では
「一般家庭から出る、最大辺がおおむね30センチを超え、2.2メートル以下の大型ごみ」
と定義されています。
しかし、仙台市では
「長さ：だいたい30cmより長いもの,重さ:100kgまでのもの」
このように、アバウトに定義されている場合もあります。
お住まいの地域によって粗大ゴミとして捨てられる物は違うので、住んでいる自治体の公式サイトをチェックして誤った形で処分しないようにしましょう。
特に引っ越したばかりの方は以前と同じ感覚で粗大ゴミを捨てるとルール違反になる可能性もあるので注意してください。
粗大ゴミの捨て方
粗大ゴミの基本的な捨て方を解説します。
どの自治体でも大まかなルールは変わらないので、粗大ゴミを捨てる準備を行う時は以下の項目をお役立てください。
自治体に電話かインターネットで処分を申し込む
粗大ゴミの処分は基本的に事前申し込み制となっています。
家庭ゴミのように指定日に収集所に置いておけば持っていってくれる、ということはないので、家具・家電を捨てようとしている方は今一度確認してください。
自治体ごとに粗大ゴミの受付センターが設けられているので、電話もしくはインターネットで連絡して、オペレーターの指示通り処分を進めましょう。
連絡時には処分予定のゴミと、それぞれの3辺の寸法をおおまかに把握しておくとスムーズに申し込みを終えられます。
【関連情報】
▶粗大ゴミが放置されるとどうなる？見かけた時にすぐ使える行動マニュアル
地域の処理施設に持ち込む
車を所有している方なら、地域の処理施設に自ら持ち込んで処分することもできます。
自治体による回収を待つ必要がないので、少しでも早くゴミを手放したい時はこちらの方法がおすすめです。
ちなみに、持ち込みで処分する場合でも自治体によっては事前受付が必要です。
たとえば名古屋市では、ゴミが発生した区の環境事業所にて受付を済ませないと処理施設に搬入できません。
しかし、仙台市では特に予約をしなくても営業日に持っていけば回収してくれます。
参考：自分でごみを処理施設に持ち込むとき（自己搬入）｜仙台市
ちなみに、自己搬入の場合でも処分を受け付けてくれるのは市が処分対象として認めている物のみです。
市で捨てられない物は処理施設でも捨てられません。
リサイクルショップや地域掲示板を活用する
粗大ゴミの処分にはお金が発生します。
それを理由に処分を後回しにしている方も少なくないのではないでしょうか。
お金を払って捨てることに抵抗を感じる場合は、リサイクルショップや地域の掲示板を活用し、家具・家電を誰かに譲る形で手放すのが良いかもしれません。
不要品を地元民に譲れる掲示板サイト「ジモティー」などは一部政令指定都市とも連携しているため安心して利用できるのが特徴です。
参考：名古屋市役所．「ジモティー」を活用して、リユースを検討してみませんか？｜名古屋市
受け渡し方法は募集主が設定できるため、重い粗大ゴミでも相手に取りに来てもらう方法を取れば負担なく不要品を手放せます。
お小遣いを得られるリサイクルショップや、ジモティーのような地域密着型掲示板を活用した、不要品のリユースを心がけた上手な手放し方も覚えておくと便利です。
料金はコンビニで「粗大ゴミ専用シール」などを購入して支払う
粗大ゴミの処分料はコンビニなどで売っている「粗大ゴミ専用シール」などを購入することで支払うことができます。
申し込み時に伝えられた枚数分の専用シールを粗大ゴミに貼って指定の場所に置いておけば、回収時に自治体職員がチェックして料金の支払い確認が終了します。
申し込みをしても粗大ゴミにシールが貼られていなければ回収してくれないので、忘れないよう注意しましょう。
処理施設に自己搬入する際の支払い方法は自治体によって違うので、都度確認を行ってください。
ちなみに、生活保護世帯や児童扶養手当支給世帯などの場合は処理手数料が減免されるケースもあります。
当てはまる場合はこちらの点も忘れず聞くようにしましょう。
ゴミ片付け業者に回収を依頼する（事例紹介）
「粗大ゴミが重くて自分たちでは外に出せない」
「忙しいので回収をお願いしたい」
・作業内容：粗大ゴミの回収
・作業時間：約1時間
・支払い方法：後払い
ご実家にお住まいのお父様が亡くなられ、遺品整理を開始されたお客様。
着実に作業を進めていたものの、古い家具の処分などは個人では難しいと感じたためお片付けラボに回収依頼をしていただいたとのこと。
家具以外にも昔の人形やインテリア雑貨が残されており、それらも思い切って処分したいとのご意向でしたので、弊社で責任を持ってお預かりしました。
弊社スタッフ2名を現場に派遣し、お客様の思い出話なども聞かせていただきながら温かい雰囲気で作業を行うことができました。
ご丁寧に感謝の言葉までいただき、今回のご依頼は完了です。
お片付けラボでは搬出が大変な大きな家具・家電に加え、様々な不用品の回収・買取も行っています。
【東京都江戸川区でゴミ屋敷の片付けを依頼したい方にはお片付けラボがおすすめ！】
マンションに粗大ゴミ置き場がない！どうする？
「住んでいるマンションに粗大ゴミ置き場がないんだけど・・・。」
いざ粗大ゴミを捨てようとした際、上記のような悩みを抱える方は少なからずいらっしゃるでしょう。
粗大ゴミの置き場所はマンションによって異なり、明確な置き場所を決めているところもあれば、そうじゃないマンションもあります。
粗大ゴミの置き場所がわからない時は、管理人や管理会社に連絡して正しい置き場所をチェックしてください。
そのうえで粗大ゴミ受付センターに置き場所について問題ないか確認し、専用シールを貼って回収を待ちましょう。
置き場所を確認しないまま粗大ゴミを放置していると不法投棄を疑われ、警察に通報されるケースもあるため注意してください。
粗大ゴミを捨てる時の注意点
粗大ゴミはサイズが大きい物が多い分、家庭ゴミと同じ要領で捨てるとトラブルのきっかけになることもあります。
注意したい点を6つ解説するので、処分前に一度ご覧ください。
通常のゴミ置き場に粗大ゴミを放置しない
日常的に使うゴミ収集所に粗大ゴミを放置しないようにしましょう。
粗大ゴミの処分は申し込み制なので、ただゴミ収集所に置いているだけでは回収してもらえません。
申し込みしていないのにゴミ収集所に放置するのは以ての外で、他の住民にも迷惑をかけたり、管理組合に手間を取らせてしまったりする原因となります。
また、放火されるリスクもまったくないわけではないので、あらゆるトラブルを避けるためにもルールに沿わない行動は行わないよう気をつけてください。
どんな物でも処分できるわけではない
自治体による処分とはいえ、どんな物でも粗大ゴミとして捨てられるわけではありません。
たとえば、ガスボンベや火薬類、ピアノ、バッテリーなどは多くの自治体で回収しておらず、処分するには販売店やメーカーへの相談が必要です。
また、家電リサイクル法の対象となる「家電4品目」も自治体では回収できないため、捨てようとしている方は今一度自治体別の正しい捨て方をチェックしてください。
【家電4品目の対象】
・テレビ
・エアコン
・冷蔵庫,冷凍庫,保冷庫など
・洗濯機,乾燥機
など
これらの家電は最終的にメーカーが回収し、内部の再利用可能な資源を新たな製品の製造時に役立てることが義務付けられています。
回収してもらえないからといって不法投棄せず、リユースに貢献できるよう最適な形で手放せると良いでしょう。
指定場所には回収前日の夜に出す
受付センターで申し込むと最短の回収日を教えてもらえます。
処分対象の粗大ゴミは回収前日の夜に指定の場所へ置くようにしましょう。
回収日よりもずっと前から置いておくと近隣住民の迷惑になるため、粗大ゴミを外に出すのは短時間に抑えてください。
部屋から指定場所への搬出は依頼できない
自治体職員が行ってくれるのは、マンションの外に出された粗大ゴミの回収のみです。
部屋からの搬出作業は行えないため、粗大ゴミを捨てる場合は自ら指定場所に持っていく必要があります。
関東エリアにお住まいで、粗大ゴミの運搬が困難な方は「Googleクチコミ」で星4.8（2023年10月現在）をキープするお片付けラボにご依頼ください。
最短依頼当日のスピード回収に加え、状態の良い物なら買取もいたします。
▼お片付けラボのクチコミ
【経済的にも環境的にもかなり厳しい環境で、他に頼めそうな業者様もいなかったので相談させていただきました。問い合わせしてからも素早く対応していただき、急ぎだったのですが無事間に合いました。親身に相談に乗ってくださりありがとうございました。】
引用：Googleクチコミ
事業所から出るゴミは事業系ゴミ
飲食店やオフィスから出たゴミはすべて「事業系ゴミ」として取り扱われるため、原則自治体で回収することはできません。
たとえ生ゴミでも「事業系一般廃棄物」になり、家庭ゴミのように処分することは禁止されています。
自治体が事業系ゴミの回収に非対応の場合は、処理業者に処分を委託する必要があります。
もし事業系ゴミを取り扱う場合は、捨て方には細心の注意を払いましょう。
事業系ゴミの詳細は以下の記事で解説しています。
【法人は粗大ゴミの感覚でゴミを捨てられない！事業系ゴミってどんなゴミ？】
まとめ：マンションに粗大ゴミ置き場がないならまずは連絡！ルールを守って処分しよう
お住まいのマンションに粗大ゴミの置き場所がない時は、第一に管理会社や常駐している管理員に聞くようにしましょう。
粗大ゴミ置き場が決まっていないケースはなかなか考えられないので、この方法を取れば多くの場合解決します。
粗大ゴミはサイズやその機能性から、日常的に取り扱う家庭ゴミのような感覚で処分することはできません。
ほとんどの自治体では申し込み後の回収、もしくは指定処理場への自己搬入による処分しか認めていないので、必ずお住まいの地域ルールに従って手放すようにしましょう。
万が一粗大ゴミをマンションの外に放置するようなことがあると、不法投棄で罰せられる可能性があります。
意図的じゃなくても厳しい処罰を受ける可能性があるので注意してください。
ゴミ屋敷清掃と一緒に粗大ゴミも捨てるなら片付け業者への依頼がおすすめ
お片付けラボが承っているメイン業務は関東エリアのゴミ屋敷清掃ですが、実は粗大ゴミの回収や不要品買取、ハウスクリーニングなど、お家の問題を解決するための業務にも幅広く対応しています。
できるだけ早く家から片付けたい粗大ゴミも、お片付けラボなら最短依頼当日に回収可能なので、お急ぎの場合は一度ご相談ください。
東京・千葉・神奈川・埼玉・群馬・長野・山梨・栃木の1都7県と、広範囲に住むお客様からのご依頼に対応しています。
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