汚部屋が片付けられない、いわゆる汚部屋女子という言葉をご存じですか？女性は男性よりも服やコスメなど生活用品が多く物が増えやすいため、汚部屋になりやすいと言われています。そんな汚部屋女子には共通の特徴があります。

お片付けラボでは日々、片付けたいけど片付けられないというお悩みをたくさん解決してきました。その経験に基づいて、今回は汚部屋女子の特徴や、汚部屋に住むリスク、さらに片付け方について解説します。

汚部屋をなんとかしたい人や、散らかし癖を何とかしたい人、物であふれた部屋を片付けたい人はぜひご覧ください。

汚部屋女子の特徴

汚部屋が片付けられない女性には、共通の特徴があります。当てはまったら汚部屋女子、というわけではないのですが、部屋が散らかりやすい傾向にあるのが以下の4つの特徴です。

①ファッションやトレンドに敏感

汚部屋女子の部屋が散らかる要因の一つに、管理しきれないほど大量の服が挙げられます。

ファッションやトレンドに敏感で次々服を買っているうちにクローゼットに入りきらなくなり、リビングや廊下にまで服がはみ出てしまいます。その結果、生活がしにくくなって他の物やゴミまで散らかしてしまいます。

流行した物をすぐ購入したくなる人は、ブームが去ったら潔く捨てるか、流行り物はレンタルで済ませるなどの工夫で汚部屋化を予防できます。

②気に入った物を捨てられない

気に入った物を捨てられない人も汚部屋になりやすいと言えます。

例えば買った物の箱がかわいくて取っておく、気に入ったショップ袋が捨てられないなど、本来は捨てるはずの物まで取っているために物があふれてしまう人も少なくありません。このような「かわいいから捨てられない」というのは女性に特有の感覚と言えるでしょう。

気に入った物を取っておく癖がある人は、収納ゾーンを決めてはみ出たら捨てる、もしくは「ショップ袋は5枚まで！」といったようにジャンルごとに数を決めておくなどの工夫をしましょう。

③セールに弱い

女性はセールという言葉に弱いですよね。セールのたびに物を必要以上に購入してしまう女性も汚部屋化しがちです。

「お買い得」「今しか買えない」などといった理由で物を購入しても使いきれない可能性が高いでしょう。汚部屋の中には、購入後に開封していない商品や、使い切れないほど大量のストックがあるケースも多く見られます。

お買い得でも必要な数以上は持たないようにして、必要以上に物を増やさないように気をつけましょう。

④仕事などが忙しい

仕事でクタクタになって片付けに手が回らない人も汚部屋化しやすいと言えます。

外で気を張って仕事をしていると、家に帰ってまでがんばる気力が起きず、どんどん散らかってしまいます。散らかっていると物を探すのがめんどうになり、持っているはずの物を探しきれずもう一度購入しているうちに物があふれて汚部屋化します。

お片付けラボでは、看護職や介護職の女性からの汚部屋清掃のご依頼を多くいただいています。忙しくてミスが許されない職業の人は、ストレスをため込んで汚部屋化するケースが多く見られます。

汚部屋女子はすぐにでも片付けた方がいい理由

汚部屋に住んでいても他人に迷惑がかかるわけじゃない、と開き直る人も少なくはありません。ですが汚部屋に住むことにはメリットがなく、場合によっては人に迷惑をかけてしまうことも。すぐにでも片付けた方がいい具体的な理由は大きく5つあります。

 

・病気やケガのリスクがあるから
・臭いが付くから
・害虫が湧くから
・恋人や友人が離れるから
・時間やお金がもったいないから

 

一つずつ詳しく見てみましょう。

①病気やケガのリスクがあるから

汚部屋では以下のような健康被害のリスクがあります。

・食中毒

・ハウスダストアレルギー

・転倒によるケガ

食べた後のゴミに害虫が湧き、腐った食べ残しの菌やウイルスを拡散し、部屋中が菌やウイルスで汚染されます。そのため汚部屋では菌やウイルスなどによる食中毒が起こりやすい状態です。

さらに掃除機がかけられない汚部屋では、ホコリによるハウスダストアレルギーのリスクもあります。単純に物につまずいて転倒するリスクも高くなります。

②臭いが付くから

汚部屋では物が多すぎて生活がしづらく、ゴミを放置しがちになります。中でも食べ物のゴミからは生ゴミのような嫌な臭いがして、部屋中に臭いが充満すると服や髪にも臭いが付いてしまい、職場や外出先で人に不快な思いをさせてしまいます。

③害虫が湧くから

汚部屋はゴキブリを始め、害虫が住みやすい環境です。

一度害虫が湧いてしまうと物が多すぎて駆除が難しく、手をこまねいている間にどんどん増えてしまいます。

 

すでにゴキブリが出てしまっている人は、こちらの記事で詳しく解説していますのでご覧ください。

https://okataduke-lab.com/2022/08/01/gokiburi0733/

④恋人や友人が離れるから

部屋が汚いと人を招くことができません。特に恋人に汚部屋状態を知られたり見られたりしたら幻滅されるでしょう。

さらに臭いや害虫の影響で距離を置かれてしまう場合や、大切な物をなくして信頼を失う場合も。

⑤時間とお金がもったいないから

汚部屋では物を探すのに時間がかかります。探すのを諦めて持っているはずの物を再購入することもあるでしょう。

探すのに時間を無駄にし、購入するのにお金を無駄にし、さらに同じ目的の物が無駄に増えてしまうため汚部屋状態がどんどん悪化してしまいます。

 

以上が汚部屋をすぐにでも片付けた方がいい理由です。この後、実際に汚部屋を片付けるための方法を解説します。

汚部屋女子が片付ける方法

汚部屋女子が片付けるには、憧れのインテリアを目標にするのがおすすめです。「こんな部屋に住みたい」という理想を持って部屋を片付け始めると、物に対して「気に入っていたけど理想のインテリアにはそぐわない」と処分する基準ができます。

では実際に3ステップに分けて、片付け方を見てみましょう。

①ゴミ・物を捨てる

まずはゴミを捨てて、捨て終えたら物を減らしましょう。

服・コスメ・アクセサリーなどは今の自分に似合うかどうかを基準にすると判断しやすくなります。「痩せたら着られるかも」「ブームが再来するかも」「昔はすごく気に入っていた」など、今の自分に必要ではない物は一度手放しても困りません。今は理想のインテリアを手に入れるため処分しましょう。

 

捨てるのが苦手な人は、捨て活に関するこちらの記事もご参考にご覧ください。

https://okataduke-lab.com/2022/08/20/20220809sutekatsu/

②掃除する

ゴミを捨てて物を減らせば掃除がしやすくなります。上から下へ、奥から手前へとモップでホコリをかき出して、掃除機をかけましょう。ホコリが取れたら中性洗剤と雑巾で汚れを落とします。

③インテリアにこだわる

インテリアにこだわることで、片付いた状態をキープしやすくなります。気に入ったインテリアにすると「部屋に似合わないから購入をやめておこう」もしくは「部屋に似合わない持ち物は処分しよう」といったように物を選別する基準ができます。

また気に入った空間であれば、整った状態をキープしたいという欲が出るため「片付けたい」というモチベーションにもつながります。

お片付けラボならすぐにでも片付けられる

「ゴミや物を大量に捨ててさらに掃除もするのは、自分には無理かも」と感じた人は、ぜひお片付けラボへご相談ください。

お片付けラボではこれまでたくさんの汚部屋の片付け・清掃に携わってきました。どんなに物やゴミがあふれた状態でもお任せください。また「恥ずかしくて人に見せられない」と心配される女性もいらっしゃいますが、たくさんの汚部屋を見慣れている私たちに遠慮はいりません。

汚部屋のままだと、お金も時間も信頼も失っていく一方ですので、この機会にぜひ一緒に片付けてみませんか？清掃後にお部屋やご自宅をきれいな状態で維持できるテクニックのご提案もしております。即日での対応も可能ですので、忙しくて先の予定が分からない人もぜひ一度ご相談ください。

 

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