お片付けラボコラム
お部屋の片付けを「楽しい」と感じる考え方のコツ!子どもと片付けるコツや注意点について解説
2023年08月02日
「楽しければ、片付けもつづく!」と聞きますよね。
ですが、どうやったら楽しい気持ちで片付けが進むのでしょうか。
子どもが小さいうちは、部屋が散らかっていても仕方ない…と諦めている方は多いと思います。
まずはここで紹介する、楽しんで片付けられる習慣をぜひ試してみてください。
物を捨てたくなるうつ やメンタルが参っている方の心に寄り添いながら、子どもとできる片付けについて解説していきます。
目次
片付けを楽しむ方法
片付けを楽しむ方法は、自分の好きなものに囲まれて暮らす姿をイメージし、その暮らしをつかむと決めることです。
そのためにまずは、囲まれて暮らしたい物を選び、イメージの中にない物は手放していきましょう。
捨てることに抵抗がある人は、「ゴミとして処分する」のではなく、今の自分にあった気分の上がる物を残すことに視線を向けることで、今までの感謝をもって手放せるようになるのでおすすめです。
物を手放す行為に慣れると、次は自分で物の量をコントロールできるようになります。
持ち物を把握し、不要になったら処分ができるということです。
物の量をコントロールできるということは、仕事や家事でも自分で対応できる裁量がわかってくるので、一石二鳥になります。
心から楽しんでいる人の片付けは、片付けをするたびに物の量が減っていく傾向にあります。
逆に片付けができない人は、物を減らしては増やすリバウンドを繰り返すことになりかねません。
以下では、具体的にどうしたら片付けを楽しめるのかその方法を詳しくご紹介します。
10分間の片付け
時間を決めたその中でどこまでできるかを自分に課すと、集中して片付けがはかどります。
10分間読書をしてみたことがありますか?
決められた時間、読みたくなくても10分間だけは読書を強制的に実施することでストーリーにのめり込み、結果10分以上読書をしていたくなるのです。
これは片付けにも同じことが言えます。
10分と決めた時間、気軽に始める片付けが物を手放すことで、部屋がすっきりしてくると10分間を過ぎても片付けをしていたくなるのです。
不思議ですが、人はやり始めると止まらなくなる傾向があります。
最初の数日はよくできても、日を重ねるごとにモチベーションが下がるようなら、ながら作業もおすすめです。
音楽を聴きながら片付けをしたり、好きなお香を使い切るまで片付けをしたりするなど、好きなことを取り入れながら気分に変化をもたらすだけで普段なら面倒に感じる片付けも楽しい気持ちで取り組めます。
理想的には毎日少しずつでも片付けをすることですが、子どもと暮らしているなら早朝を狙いましょう。
夜に部屋を片付けてリセットすることを多くのメディアはおすすめしていますが、それはあなた自身に合っていなければ意味がありません。
理想を追い求めるよりも、現実的に疲れてしまい、家事や子どもの寝かしつけをしながら寝落ちしてしまい後悔をするなら、潔く寝てしまいましょう。
早く寝た分、朝起きてすがすがしい気持ちで片付けをする方が気持ちもリフレッシュできます。
機能的道具
片付けを楽しむには、使っていて気分が上がる物や道具を活用して、毎日のライフスタイルに少しのわくわくを取り入れていきましょう。
特にキッチンや浴室は実用的な消耗品こそ、使えればいいと考えがちです。
ですがキッチン道具や日用品、衣服やエプロンなど、「使えるならばもったいないし…」というように機能だけに着目するのではなく、気持ちも明るくなるもの選びをすると楽しい気持ちになることができます。
部屋にあるだけで楽しくなる物
部屋を片付けるにあたって、使わない物は全部捨てなくてはいけないのかと言えば、それは違います。
自分にとって価値のある物こそ、使う用途がなくても置いてあるだけで楽しい気持ちになるものです。
この価値ある物は、人によって異なります。
祖父母に譲ってもらった花瓶やカメラ、初任給で買った食器など、所持する人の価値観に触れる物は捨てる対象にする必要はありません。
もちろん収納スペースを超える量を残すことはいけませんが、眺めて、触れるだけでわくわくとした楽しい気持ちになれるのならぜひ、目につく場所に飾ってみてください。
片付けを楽しいと感じられる考え方
片付けを楽しいと感じられる人の考え方は共通しています。
・使っていない物を捨てることで、本当に欲しい物を買う軍資金にできた
・自分にとって必要かそうでないかを考えることが楽しくなった
・「片づけなきゃ」と思うときには最小限だけにして達成感を得た
片付けをして出た不用品や家具などは、状態が良ければリサイクルショップに売ることで買い取り金が手に入ります。
今必要無い物を手放し、そのお金で今本当に欲しい物を購入する物の循環は、片付けを楽しむ秘訣です。
しかし、人はいつも同じモチベーションや体調を維持することはできません。
ご家族がいればなおさらでしょう。
どうしても片付け作業に身が入らなかったり時間が足りなかったりした場合は、片付け作業のレベルを最小限にして、「少しでもちゃんと片付けた」継続する達成感を得ていくようにします。
片付けを楽しめないときは
片付けが楽しめないときは、まず自分の中で「義務化」されていることに気が付くと良いでしょう。
義務化していると、どうしても「なぜ自分が片付けなくてはいけないのか」という反発心が生まれます。
この状態で片付けを無理に続けると、せっかく片付けをしていても別室から物が流入し、片付けのリバウンドが起きかねません。
このような時は無理して捨てることに意識を持たないようにしましょう。
代わりに、部屋の中に残したものをジッと観察し精査して、残しておく理由を説明できる状態にしておくと理想的です。
片付けが楽しめない人の特徴
片付けが楽しめない人は、一貫して以下のどれかに当てはまります。
自分に当てはまることはないか、チェックしてみてください。
①まわりで流行っているから片付けている
②「しなきゃ」「するべき」思考で片付けている
③考えずに捨ててしまう
④捨てた分物を増やす
片付けは人の影響を受けてモチベーションを保つことができるメリットはありますが、度が過ぎるとかえってストレスを抱え、気が付くと抑うつ状態になってしまうことがあるので注意が必要です。
抑うつの1種の症状として、急に物を捨てたくなる衝動が起こることがあります。
本来なら熟考の末に物を捨てる判断をしなくてはいけません。
ですがこの『考える』という工程を省き、 ドンドン物を捨ててしまう人は 必要なモノまで捨ててしまい、あとあと後悔してしまうのです。
結果、片付けはつまらないものだと思い込んでいる方が非常に多くいることが現状です。
片付けられない自分に寄り添おう
片付けられないからといって、自分を責めてしまうのはタブーです。
できることなら、片付けをしようという気持ちがあったこと、できる限りのことをした事実に視点を向けてみましょう。
まずは自分のやってきたこと、考えたことをたくさん褒めてあげることが重要です。
そもそも片付けは無理をしてまでやることではありません。
現状の自分を受け入れ、そんな自分に合う部屋に整えることが目的と言えます。
物を無差別に捨てたくなる場合には、あなた自身の心身の健康バランスが乱れている証拠です。
メンタル面ではストレスを測定するバロメーターになっているので、今後注意深く自身を観察してみてください。
『あ、今ストレス溜まってるのかな?』と感じたら、ゆっくりする時間を作ったり、好きなことに没頭したりする時間を作りましょう。
また、このように物をため込み一気に物を捨てる症状をもつ病気が隠れていることもあります。
必要があれば、専門家の受診も検討も視野に入れてみてくださいね。
片付けの目的を再確認
片付けを楽しくするには、まず片付けをする目的を作るといいでしょう。
・なんのために片付けをするのか
・片付けた後、どのように暮らしたいのか
片付けを楽しむ方法として前述しましたが、片付けた部屋でどう過ごすのか、何をしたいのか、何があると楽しい気持ちや落ち着いた気持ちになれるのかを自分に問いかけてみてください。
その上で、以下の4つのステップで物を手放し片付けを進めていきます。
①目的(片付け後のイメージ)を持つ
②全部出す
③分別する
④収納する
小さな子どもがいる家庭では、なかなかスムーズにいかないかもしれません。
その場合は、パートナーや親族、近所のコミュニティをうまく利用して人の力を借りてみましょう。
持ちつもたれつ、という考え方をぜひ覚えておいてください。
片付けは子どもと遊びながらやってみよう
どうしても子どもの預け先がなく、片付けが進まないことから「楽しいと思えない…」と感じる方も多いでしょう。
近年核家族の増加で孤立してしまう家庭は少なくありません。
そんなときは子どもに片付け方を遊びながら教える手法に切り替えてみましょう。
家全体の片付けに手が届かなくとも、目につくリビングの物が整理整頓されているだけでも気持ちがほっとしますよ。
注意したいのは、子どもに片付けを義務化させることです。
義務化というは大人にとってもプレッシャーになることなので、親子で無理のない範囲で片付けを楽しむ工夫をしていくようにします。
以下では、子どもと遊びながらできる片付け方法を4つ紹介します。
親子で片付け競争ゲーム
子どもは競い合う遊びに興味を持つ子が多い傾向にあります。
これは無邪気な好奇心が刺激されて生じる反応です。
この反応を利用して、親子でどちらが早く物を片付けられるか競います。
時間制でもいいですし、個数で計算してもOKです。
仲間分けゲーム
仲間分けゲームは、例えばお絵描きをするのに必要な物とカードゲームなどの多様なゲームをするときに使う物を分けて片付ける方法です。
勝敗は、仲間分けができているほうが勝ちになります。
仲間分けゲームは子どものおもちゃに関わらず、脱衣所やトイレなどのお日用品が置いてるスペースを一緒にやってみると子どもにとっては良い刺激になります。
親からしてみれば、子どもが①片付け方②物の用途と収納場所の2点を覚えてくれる点ではメリットのあるゲームです。
ごはんをあげようゲーム
3歳未満の子どもにおすすめなお片付けゲームは、このごはんをあげようゲームです。
《準備するもの》
・段ボール、収納ケース
・油性マジックペン
段ボールや収納ケースは新品な物でなくても大丈夫です。
このボックスに顔をかいて、その箱におもちゃを食べてもらうイメージでおもちゃを与えていきます。
「ほらほら、お腹がすいているみたい。どうする?」
そう声をかければ「あげる!」とおもちゃを投げ込んでくれるようになります。
個人差があるので絶対とは言い切れませんが、試してみる価値はあるでしょう。
このお顔の描いたボックスにおもちゃをしまったら、さらにそのボックスを覆う入れ物を用意しその中にしまっておけば、見た目がおしゃれな籠や入れ物になるため、使わないときには見た目もスッキリします!
片付けサイコロゲーム
親子で片付け競争ゲームと重複する点はありますが、サイコロで出た数字の数は絶対片付けよう!と約束して片付けをします。
このとき、同時にルールを守ることの大切さを教えてあげることができるので、知育学習にもおすすめです。
片付けを楽しむためにやってみたいこと
片付けを楽しいと思えるようにするには、子どもを一緒になって巻き込むことが重要です。
そのために親子で楽しんでできるコツをいくつかご紹介します。
片付け表を作ってみる
記録や絵本をよく読む子、頑張り屋さんにはこの片付け表をおすすめします。
片付けた分だけご褒美シールを渡して、〇枚集められたらご褒美があげるなど約束をしておくこともモチベーションを上げるのに最適です。
子供専用の手帳をつくって貼ってあげるのもいいでしょう。
子供専用の手帳は100円ショップで手に入るB5サイズが書きやすく見返しやすいのでおすすめです。
できたことを褒める
褒められて伸びるのは、恐らく親後さんも一緒だと思います。
ですが自身がそうされて育っていないことからどうしても誉め言葉が出てこないこともあるでしょう。
この場合はまず自分のことを優先して褒めてみてください。
そしてその次に、子どもを褒めてあげましょう。
誰だって、頑張ったことは認めてもらいたいものです。
できる範囲からでいいので、ぜひ試して見てくださいね。
片付けをした内容を子どもに教えてもらう
片付けをしたのか、またはしていないのか、わからないことがあるのではないでしょうか。
一緒に片付けをしているうちは親御さん自身で確認しているので問題はないのですが、どうしても傍で見ていられない場合もあるはずです。
このようなときは、「なんのおもちゃをお片付けできた?」ときいてみてください。
できたことを子どもに教えてもらいましょう。
このやりとりには3つのメリットがあります。
①自分でやったことを理解する
②自分の行動を言葉で伝えられる
③認めてもらえる
子どもは大人とのやりとりでこの3つの達成感を得られます。
そしてこれもまた知育学習に良い影響をもたらしてくれますよ。
注意したい子どもへの声かけ
片付けはエネルギーを使うので、どうしてもできないときはやってきます。
そんなとき、あなたはどんな声をかけてもらえたら嬉しいでしょうか。
「片付けないなら捨てちゃうよ」
この言葉はよく聞くものですが、このことは親子共に良い影響は生まれません。
子どもは当然落ち込みますし、そんな子どもの表情をみて親もつらく嫌な気持ちになります。
声をかけるとき、永久に処分を提示するのではなく、一定期間だけ使うのを禁止にする(親が管理する)といいでしょう。
そしてそのまま忘れられて使わなくなったおもちゃは、最後に子どもに確認をしてから処分すると理想的です。
無理に捨てようとしないこと
無理に捨てないということは、子どもも親も同じように知っておくようにしたいことです。
そもそも無理に捨てる行為の背景には、他者との比較があります。
「あの人はもっと片付けているからまだ足りない…」と焦りに影響されて捨てているので、捨ててから後悔が付きまとうのです。
自分の基準をもったうえで、親御さんや子どもにとって大切な物を考慮し、一緒に考え合えるようにしていきましょう。
片付けて処分したあとに後悔しないようにするには
片付けで物を捨てた後に「楽しい!」と思えない理由は、そもそも自分の価値観の基準で物を見ることができてません。
なので、まずは自分にとってなくてはならない物であるかどうか、考えてみる習慣をつくっていきましょう。
この点ができていないと、自分の片付けはもちろん、子どもにも感情任せで物を捨てさせてしまい、大きくなってから親子関係に亀裂が入ることもあります。
片付けの基準を作るのに、業者の手を借りるのもアリ
「片付けを楽しいと思えない…」
「片付けの基準って、どうやってわかるの?」
そんな悩みをお持ちならまず、部屋の物を減らす作業を片付け業者のスタッフに代行してもらいながら自分と向き合ってみましょう。
「お片付けラボ」では、ご依頼者様の要望や不安などなんでも相談をしていただけるようヒアリングの時間を設けています。
その中でご依頼者様にとって大切な物が何なのか、わかってくると感じる方も多くいらっしゃいます。
実績・事例紹介
「このままでは、家族の健康が心配…」
・作業内容:ゴミの片付け、不用品回収、清掃
・時間:1日間(依頼時から作業完了まで)
・作業料金:頭金なしの分割払い
コロナウイルスの流行が落ち着いた今、マスク生活も緩和されましたよね。
ですが今までは猛威を振るうことがなかったインフルエンザなど、その他のウイルス感染の問題が大きく取り上げられるようになりました。
このことに不安を抱く方は、一定数いらっしゃいます。
そんなときだからこそ、家の中だけでも衛生面を整え安心して暮らせる環境にしたいと、ご依頼者様は感じたそうです。
できるだけ早く対処したかったとのこと。
ネットから「即日対応」「ゴミ屋敷片付け」と検索してヒットした弊社にご連絡をくださいました。
決め手だったのは、依頼したその日に可t付け作業ができることですが、依頼時のスタッフの対応が細やかな配慮と親切さがあったことだったそうです。
このお言葉に、私たちも嬉しく思います。
お片付けラボでは、頭金なしの分割払いや後払いにも対応しています。
ご依頼者様の生活を圧迫しない支払い方法で、よりよい環境で暮らしていただきたいからです。
片付けと不用品回収、清掃はもちろんですが、ご依頼者様にとって大切な物は処分しないよう、スタッフ全員がヒアリングと対応ができます。
今の自分が心地よく過ごせる環境作りのお手伝いは、ぜひお片付けラボにご相談ください。
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