お片付けラボコラム
【大公開!】ゴミ屋敷のトイレはキレイにできる?清掃しないリスクと依頼費用を抑える裏ワザ
2023年09月08日
「トイレをキレイにしたい…」
そう考えて行動に起こす人も、どうしても目の前に立ちふさがるゴミと物の山に、思わずやる気が湧かず悩んでしまうでしょう。
ですが片付け業者に依頼すると高いのでお金がないという悩みもありますよね。
ここでは一人でゴミ屋敷のトイレを片付ける方法と清掃しないリスク、業者に依頼する費用を抑える裏ワザを紹介します。
ご参考になれば幸いです。
目次
ゴミ屋敷の実態とは
そもそもゴミ屋敷はどんな状態を指すのかについて話をすると、基準は2つあります。
1つ目は床と壁面を覆う物の高さが大きく関わっています。
足の踏み場もないほどゴミと物に覆われている状態は、すでに移動するにも物の上を這って移動するしかありません。
2つ目はゴミの中でも腐敗しやすい食品や生ゴミ、水回りの不衛生さから発生する害虫、害獣駆除問題です。
このようにゴミ屋敷は間取りに関係なく、許容スペース以上の物で埋め尽くされた部屋または家のことです。
これらが敷地内で起こる分にはトラブルになることも少ないと思います。
ですが害虫や異臭の発生が伴うと近隣にお住まいの人とのトラブルのきっかけになり得るのです。
今回は水回り問題の1つとして、ゴミ屋敷でのトイレ問題を深堀りしていきます。
ゴミ屋敷に住む人が抱えるトイレ問題
男女また世代ごとに、ゴミ屋敷での暮らし方が異なる点もあれば共通する点もあります。
ですが、ゴミ屋敷に住む人は、自分の家のトイレが使えない時は以下の方法を取り入れているようです。
・公衆のトイレを使う
・ペットボトル、ビニール袋に排尿する
・携帯用トイレを使う
ゴミ屋敷にしてしまい、住む人はどんな人が多いかといえば、さまざまなケースがあります。
いちばん多いのは独身の女性です。
もちろんファミリー世帯や独身の男性などもゴミ屋敷に住む人たちがいます。
ですが性別で言えば男性よりも女性が多い傾向です。
そんな女性たちに多い行動がトイレにゴミを押し込む行為です。
女性は体のつくりから周期的に生理が起こるので生理用ナプキンが必要になります。
血液が固まると異臭のもとになるので、こまめに片付けをしないといけません。
ですがゴミ屋敷化した部屋に住む女性のほとんどがトイレまたトイレの室内に使用済みのナプキンをその他ゴミを押し込むため、異臭は免れない状況に陥ってしまいます。
片付け業者から見たゴミ屋敷
ゴミ屋敷といえど、1Kほどの部屋のゴミ屋敷に関しては3人程度で1日フル稼働すれば最短で片付けが可能です。
ですが 戸建てのような大型ゴミ屋敷になると1日2日では終わらず、5人以上の大人数で入って作業しても5日以上かかる現場もあります。
そんな片付け業者が呼ばれたゴミ屋敷に必ずある物が以下のような状況です。
・人の尿が染みついているゴミの山
・ペットなどのたくさんの糞尿
・ハエやウジ・ゴキブリ・ネズミ
部屋にあるトイレが使えない状態で、ペットボトルやビニール袋を使って用を足しているとなると、衛生上良いとはいえません。
ペットがいるならばまずその状況は、ペットの飼育環境の問題で条例に触れることでしょう。
糞尿、腐敗物にたかる害虫や臭いは想像に容易いかと思います。
孤独死になる可能性
大人2人以上の家族と住んでいれば話は別になりますが、衛生的に欠かせないトイレのような個室まで物が流入している場合、遠からず考えられることは、孤独死になる可能性です。
ゴミ屋敷は外観からも内観においても、住人に変化があっても気が付かれにくくなります。
体調不良で治療が必要なのに助けを呼べなかったり、一刻を争うときにゴミ屋敷から住人を運び出せなかったりとどうしてもゴミ屋敷は弊害になってしまうのです。
ゴミ屋敷にしてしまう理由
ゴミ屋敷にしてしまう人は女性に多いという話は前述した通りです。
男女比では3:7という数値の通り、ゴミ屋敷の住人はほぼ女性ですが、ここで感じる違和感こそが、「外から見ても分からない」ということです。
「普通に」「綺麗な身なり」をしている女性がゴミ屋敷に住んでいるということが考えづらくなるほど、外で見かける女性たちは背筋を伸ばし凛として仕事や子育てに取り組んでいることでしょう。
そのような女性たちが、閉鎖された自身の住まいを「トイレすら使えなくなるほどのゴミ屋敷」にしてしまうのは、精神的な疾患に原因がある場合もあります。
ゴミ屋敷にしてしまう人に隠れている疾患
以下のような精神的な疾患はゴミ屋敷にしてしまう住人の心と思考に密接に関係があるとされています。
その結果、女性が住まいをゴミ屋敷にしてしまう可能性がでてくるのです。
・うつ病
・認知症
・強迫性障害
・ためこみ症
・統合失調症
・買い物依存症
これらの病気は遺伝的な原因だけでなく、日頃のストレスによって発症することもあります。
社会情景が代わり、男尊女卑の考え方から男女平等という考え方が広がりましたが、それでもまだ女性の不平等が残っていることは否定できません。
その中で起こる対人関係の摩擦や女性ならではの身体的なトラブルによってストレスを抱え込みやすいのです。
明日は我が身、ではないのですが、家のゴミ屋敷化は誰に起きてもおかしくありません。
ゴミ屋敷にする人の性格と考え方
ゴミ屋敷にしてしまう人の性格と考え方は一見疑いたくなるほど想像とは逆転しています。
良く浮かぶのが、「面倒だから後で片付けよう」とする後回しにしがちな性格でしょう。
ですがゴミ屋敷にしてしまう人とは、真面目で勤勉な人です。
「まだ頑張れる」と自分に鞭を打ち、限界まで仕事や対人関係、子育てのストレスを感じながらも消化せず積み重ねていきます。
自身の使える心身エネルギーが100%であるとき、真面目な人たちはこの100%を外で使い切ってしまうのです。
結果、家に戻ると何もできない、何も考えられないことから住居環境を整えるどころまでいかなくなります。
職業柄、指定の時間にゴミ出しができない
医師や看護師といった医療現場で働く人や介護士レクリエーション介護士など介護現場で働く人には通常の日常サイクルはありません。
だからこそどうしても指定された時間にゴミ出しができない人がいます。
そこで近隣の住民から粘質なゴミ出しのルールを守るよう強要されてしまうと、性格上どうしてもゴミ出しすらできなくなってしまうのです。
ルールを守ることは大切ですし、決まったルールを守ることは重要なことですが、ゴミ屋敷にしてしまう人はここですでにゴミ出しをするタイミングをほぼ失い、部屋に溜め込んでいくケースが多くあります。
ゴミ屋敷のトイレを掃除する方法
ゴミ屋敷のトイレを掃除する場合は、まず異臭や害虫がいないことを確認した上で以下の手順で進めていきます。
①トイレ内のゴミを取り出して処分する
②水拭きで拭き上げる
③外から内側に向かって便座を磨く
④完了
トイレの室内と便器の中のゴミを処分してから、全体を水拭きしましょう。
雑巾や不要なタオル、衣類でもかまいません。
洗剤をつけずに汚れを落としていきます。
便座の掃除は、硬めのスポンジで磨き上げます。
尿の成分であるカルシウムが石灰化した「尿石」が付着していると汚れはおちにくいので、中性洗剤をかけて30分ほど放置してから磨き上げてみてください。
知っておこう!片付け費用を抑える裏ワザ
「ゴミ屋敷を片付けたいけれど、費用が…」と心配される人が多いと思いますが、基本料金の相場は5万円からになります(住居の間取りやゴミの量により変動あり)。
片付け費用を抑えたいなら、まずはゴミの仕分けだけでもしておきましょう。
片付け業者の料金プランは、概算見積もりと現地見積もりの2パターンで見積もり作成をしてくれます。
このとき、どちらの方法も敷地の面積と物の分量に着目して変わってくるので、この点を少しでも改善しておくと安心です。
可能であればできることだけをしておく意識を持っておくと費用を抑えれる傾向にありますので覚えておいてくださいね。
すぐにできる仕分け方法
ここではすぐにできる仕分け方法を解説します。
①エリアごとに作業をする
②ゴミの分別からやってみる
③ゴミ出しの日を把握する
④できないところは後回し
ゴミ屋敷にしてしまうほど疲弊し切った心身であるところを考慮して、ここは無理だけはしないと決めてできることをやってみましょう。
できないところは後回しにして、片付けのプロに任せるというのも手です。
ゴミ屋敷現場に慣れているプロにお任せするなら「お片付けラボ」
「物が多すぎて掃除ができない」
「子どもがいるから、時間を確保するなんて無理…」
子どもと暮らす家庭では便利グッズ、時短グッズが数多く見受けられます。
よくあるお話ですが、小さなお子さんと暮らす方のように、時間と心にゆとりがない場合、どうしても便利グッズに頼りたくなってしまいます。
今なら100円ショップで気軽に手に入るので、物を入手するのも容易な点もあるでしょう。
しかし物を増やして便利グッズが増えたところで必ず全部使いこなせるか、ということは別問題です。
物が増えたことで片付かなくなり、家事に対する意欲が減退してしまいます。
そんな方が後回しにしがちな掃除がトイレです。
見えない汚れが多くあるトイレは、なるべくこまめに掃除をしたいところです。
ですが、今の世の中の動きの速さについていきながらきっちり掃除をすることは難しいでしょう。
そのときはまず自分を責めず、できたことに目を向けてくださいね。
事例・実績紹介
「ゴミ屋敷にしてしまい、トイレからは異臭がするのです」
▼【頭金0円で分割払い事例】埼玉県久喜市の女性からのご依頼実績
・作業内容:ゴミ回収、清掃作業
・時間:2日間(依頼時から作業完了まで)
・作業料金:頭金なしの分割払い
ADHDをお持ちというお客様は、片付けと物の管理が苦手とのことでした。
出したものは出しっぱなしで、ゴミ捨てもせずに次々と新しい物を買い足してしまうため床は足の踏み場もない状態なのだそうです。
ADHDの特性として、過集中がありますがその逆で目についた物を手当たり次第に触って行動することから、後になって自己嫌悪になってしまう方が多いのです。
自分を責めてしまうことも少なくありません。
今回弊社の片付けスタッフが片付け作業をすることで1日かからずに片付けと清掃作業を終えることができました。
経済的不安な状況だったとのことですが、弊社が行なっている頭金0円で分割払いが可能という点が弊社に依頼する決定打だったそうです。
また問い合わせ時の対応がとても優しく寄り添ってくれる方だったことも後押しとなったとのことでした。
人に得意不得意があることは当たり前のことです。
だからこそ、性格や疾患の問題で自力で解決できない場合には迷わず頼ってくださいね。
女性スタッフが在籍しているので、子どもと暮らす家族の方への立ち回りや行動を汲んだきめ細やかな対応ができます。
分割払いのほか、ご依頼者様の費用負担削減のために買い取り可能な不用品は処分せずに提携しているリサイクル店で売買が可能!
費用相殺効果があるので、不用品が劣化しない今こそご相談ください。
ぜひご自身の今の暮らしを楽しめるように、環境から心地よいものへ変えていきましょう!