お片付けラボコラム
犬とゴミ屋敷で暮らす6つのリスクとは?ペットに良い環境を整える方法を徹底解説
2023年10月15日
「犬と暮らしている部屋がゴミ屋敷になってしまった…」
「ペットの糞尿で部屋が臭くてたまらない」
ゴミ屋敷で犬を飼うと、ペットの健康に関わるので、早急に片付けなければなりません。
また、犬の多頭飼育でゴミ屋敷になるケースもあります。
この記事では、ゴミ屋敷で犬を飼う6つのリスクと、ペットが原因でゴミ屋敷になる場合の対処法、犬と暮らせるようにゴミ屋敷から脱する方法を紹介。
最後まで読めば、犬にとってもあなたにとっても、住みやすいお部屋を手に入れられますよ!
ゴミ屋敷で犬を飼う6つのリスク
犬と平穏な生活を営むには、ゴミ屋敷という問題は早急に解決しなければなりません。
ゴミ屋敷で無理に犬を飼うことの、6つのリスクを解説します。
1.ペットの健康が損なわれる
2.ストレスにより吠えグセがつく
3.犬の糞尿による悪臭が発生しやすい
4.動物愛護法違反とみなされるケースも
5.精神状態の悪化による飼育放棄
6.原状回復費用が高くなる
犬のためにも、必ず住みやすい環境を整えてあげましょう。
ペットの健康が損なわれる
ゴミ屋敷で犬を飼うと、ペットの健康が損なわれます。
ダニが発生して皮膚病になったり、ホコリやカビで気管支系の病気を発症するかもしれません。
また、生ごみを漁って食べてしまうリスクもあるでしょう。
万が一腐ったものを食べれば食中毒になり、犬が食べられないネギやチョコレートなどが含まれていると、死亡するケースもあります。
ゴミ屋敷は人に健康被害があることは知られていますが、当然ペットにも影響するのです。
犬の健康を保てない環境で、犬と暮らすことはできません。
ストレスにより吠えグセがつく
ゴミで溢れた部屋では、犬が自由に過ごせません。
圧迫感のある環境でストレスを受けた犬が、吠えるようになる可能性も。
犬が吠える声がうるさいと近隣から苦情が来て、出ていかなければならなくなるかもしれません。
また、ペット禁止の物件で犬が吠えると、敷金の追加請求、契約違反による退去を勧告されるリスクもあります。
何より、犬がストレスを溜める環境を放置してはいけません。
ストレスなく犬と暮らせるように、ゴミ屋敷に対処しましょう。
犬の糞尿による悪臭が発生しやすい
ゴミ屋敷で暮らす犬は、トイレのしつけをされていないケースが多いです。
そのため、その辺に用を足してしまい、尿や糞による悪臭が発生します。
ペットの糞尿の悪臭は手強く、なかなか取れません。
悪臭がひどくなると部屋の外も臭くなり、近隣から苦情が来る可能性があります。
放置していると、隣室の住人から管理会社や家主に話が行き、物件を出るように勧告されるかもしれません。
動物愛護法違反とみなされるケースも
ペットに適切な環境を整えないことは、飼育放棄に該当し、動物愛護法違反とみなされるかもしれません。
劣悪な環境で犬を飼うことは、虐待と同じです。
近隣住民が気づいて動物愛護団体に通報し、犬が引き取られるケースもあります。
その場合、動物愛護法違反として、1年以下の懲役または100万円以下の罰金に処される可能性があるので、注意しましょう。
犬に暴力を振るったり、餌をやらないだけが虐待ではないことを、しっかり自覚してください。
精神状態の悪化による飼育放棄
ゴミ屋敷住民が精神的に落ち込んでいて無気力状態になっていると、犬の餌やりや散歩などのケアも困難になります。
犬にとって散歩に行けないのは非常に酷なこと。
また、十分にご飯を与えられないことで犬がゴミ屋敷の中で衰弱していくことも考えられます。
犬は飼い主を選べないので、飼うなら覚悟を持って迎えるべきです。
どうしてもできない方は、犬をきちんと世話してくれる人を見つけましょう。
ゴミ屋敷が精神に与える影響については、以下の記事でも解説しています。
原状回復費用が高くなる
犬をゴミ屋敷で飼っていると、原状回復費用が高くなる可能性が高まります。
賃貸住宅を猫屋敷状態にしてしまい、退去時に300万円以上の原状回復費用を請求されたケースもあります。
このケースではペットの糞尿による悪臭が家中に染み込み、特殊清掃を行ったものの臭いを落とすことはできませんでした。
結果的に、物件を基礎まで戻してリフォームを行ったため、300万円という高額な費用が請求される形となったのです。
ペットが原因の汚れの責任は飼い主にあるため、多額の請求によって生活苦に陥らないためにもゴミ屋敷の解決は一刻も早く行うようにしましょう。
犬などペットが原因でゴミ屋敷になる場合の対処法
ペットが原因でゴミ屋敷になってしまっている場合の対処法を、4つ紹介します。
1.トイレトレーニングを徹底する
2.多頭飼いの場合は去勢・避妊手術する
3.世話しきれない場合は手放す
4.自治体に相談する
これらの対処法を参考に、家族であるペットと良い環境で暮らすための工夫を行ってみてください。
トイレトレーニングを徹底する
犬にトイレトレーニングを実施し、正しい場所に排泄してもらうことで糞尿による悪臭を抑えられるようになります。
単なるゴミ放置と違って、悪臭の放置は近隣にも迷惑をかけてしまいます。
すでにおしっこをしてしまった場所があるなら綺麗に清掃し、布製品なら新しいものに取り替えて今以上の臭いが発生しないよう対処しましょう。
犬は鼻が良いので、人間では感じ取れない尿の香りを感じ取り、そこがトイレだと犬が誤解します。
ペットシートにおしっこをつけたり、上手に排泄ができたらおやつをあげたりすることで、徐々にトイレの場所を覚えます。
どうしても難しい場合は、犬のトレーナーに頼んでトイレを教えてもらいましょう。
多頭飼いの場合は去勢・避妊手術する
多頭飼いで犬が増えてしまうなら、去勢や避妊手術をしましょう。
最近、去勢や避妊を怠り、子犬が増えすぎて捨てる事件も起きています。
犬の場合は手術は自費ですが、飼いきれなくて飼育できなくならないよう、手術を行いましょう。
一緒に暮らしているペットが猫の場合は、自治体から去勢の助成金が出る場合もあります。
一度行政に相談してみると良いでしょう。
世話しきれない場合は手放す
どうしても犬を世話できない人は、手放す選択も必要です。
里親を探して、きちんと面倒を見てくれる人に託しましょう。
まずは家族や知人、動物病院に相談してみてください。
間違っても、飼えないからと犬を捨ててはダメ。
動物愛護法に違反しますし、野良犬になった犬は保健所で殺処分になる可能性もあります。
自分の意思で迎えた子たちの責任は、しっかりと取るようにしてください。
自治体に相談する
犬によって家がゴミ屋敷になってしまったら、自治体に相談するのも良いでしょう。
ゴミ屋敷を片付ける業者を紹介してくれたり、何かしらの支援を受けられるかもしれません。
自治体によっては、ゴミ屋敷の片付け費用の一部を補助してくれます。
また、あなたに何か必要な支援がある場合は、見守りや訪問をして、助けになってくれる可能性もあるでしょう。
ゴミ屋敷に対しての市役所支援については以下の記事でもまとめているので、参考としてぜひご覧ください。
【行政はゴミ屋敷に対処できる?近所がゴミ屋敷になった時の対処法をご紹介】
犬のいるゴミ屋敷を早急に片付ける方法
犬を飼うのに相応しい環境を整えるには、早急な片付けが必要です。
1.自力で片付ける
2.片付け専門業者でハウスクリーニングまで依頼する
3.世話しきれない場合は手放す
犬と安心して暮らせる家にする方法を、3つ紹介します。
自力で片付ける
自力でゴミ屋敷を片付ける場合は、犬を家族に預けましょう。
犬が掃除中のホコリで喘息になったり、洗剤を舐めてしまう可能性があるためです。
きちんと部屋が片付くまで、犬は安全な環境に預けてください。
犬を預け終わったら、自分で掃除を始めます。
まずは大量のゴミを分別してゴミを出しましょう。
とはいえ、自力で片付けられる範囲には限度が存在します。
自力で片付けを行う自信がない場合は、以下の記事を参考にしつつ業者への依頼も検討してみてください。
【ゴミ屋敷脱出のきっかけとは?自力で脱出できるゴミ屋敷のレベル・脱出方法を解説】
片付け専門業者でハウスクリーニングまで依頼する
犬の糞尿が原因の悪臭を自力で解消することは非常に困難です。
そのため、犬と快適な生活を送るための環境を取り戻すためには、業者によるハウスクリーニングも視野に入れると良いでしょう。
片付け専門業者に依頼すれば、ゴミ捨てと同時に家の徹底的なクリーニングを同時に行ってくれます。
家のあちこちに染み付いた黒ずみや臭いを一度の作業で改善できるため、依頼者の負担も軽減することが可能です。
片付け業者にきちんと依頼して部屋を掃除し、ペットが住みやすい環境を作ってあげてください。
犬屋敷・猫屋敷の掃除方法は、以下の記事でも解説しています。
【犬屋敷・猫屋敷状態のゴミ屋敷を解決!ペットが原因の汚部屋掃除の方法】
犬やペットがらみのゴミ屋敷の片付けはお片付けラボへお任せください
犬やペットを飼うなら、飼い主として清潔で暮らしやすい環境を与える義務があります。
今あなたの家がゴミ屋敷で、犬と暮らすのが難しい状態なら、早急に環境を整えてください。
また、犬のしつけや多頭飼いが原因でゴミ屋敷になっているなら、トイレトレーニングや去勢・避妊手術も検討しましょう。
犬が原因でゴミ屋敷になっているとしても、管理責任は飼い主にあります。
片付け業者に依頼すれば、ゴミの片付けに加えてハウスクリーニングや消臭作業も短時間で終わらせられますよ。
お片付けラボは、年間1万件以上の片付け実績があります。
猫屋敷や犬屋敷の掃除を担当したこともございますので、ぜひ一度ご相談ください。
ペットがいるゴミ屋敷を片付けた事例
「ペットを飼っているけど世話が大変」
「部屋も汚いしペットが飼える環境ではなくなってきた」
・作業内容:ゴミ回収,特殊清掃,消臭作業
・時間:約6時間
・作業料金:頭金0円の分割払い
今回は、猫と爬虫類を飼っているお客様からのご依頼で、お部屋の片付けへ行ってまいりました。
以前から気になっていた猫と爬虫類を飼っていたものの、世話が大変で放置気味に。
部屋もゴミで溢れかえり、ペットが飼える環境ではなくなってきたそうです。
もちろん餌やりなどはしていたそうですが、トイレのしつけがうまくいかず、いろいろな場所へおしっこされて部屋に悪臭が漂っていました。
修繕費が心配になったため、お片付けラボへご相談いただき、特殊清掃・消臭・消毒作業もご依頼いただきました。
3名のスタッフが伺い、6時間かけて大量のゴミやペットの糞尿の処理を実施。
見違えるように部屋が綺麗になり、また悪臭も消えたことで、お客様から喜びの声をいただきました。
お片付けラボは分割払いも可能
犬やペットがいるゴミ屋敷清掃では、消臭作業やハウスクリーニングも必要になります。
ゴミ屋敷の片付け費用に加えて、掃除費用まで発生すると支払いが難しくなる方も少なくないでしょう。
しかし、お片付けラボの分割払いなら、支払い時の負担を最小限に抑えることが可能です。
自社ローンを導入したことで、なんと最大60回の分割払いを実現。
クレジットカードの枠がなくても利用できるので、ぜひ一度ご相談ください。