お片付けラボコラム
粗大ゴミの処分方法をしっかり解説!粗大ゴミ以外の便利な処分方法も!
2024年01月30日
「粗大ゴミの処分方法を知りたい」
「簡単な手続きで捨てられる?」
粗大ゴミは簡単な手順を踏むだけで捨てられます。
この記事を読めば粗大ゴミを捨てた経験がない方でも、すぐに大型の不要品を手放せますよ!
目次
粗大ゴミの定義とは?
粗大ゴミとは、一般的な家庭から出るゴミの中でも特に大きなサイズや重さのあるアイテムを指します。
大型家具や家電などが粗大ゴミとして扱われており、通常のゴミ収集日には捨てられません。
多くの自治体では、一辺が30cmを超えるアイテムを粗大ゴミと分類しますが、地域によってその定義には違いがあります。
そのため、大きな家具・家電を捨てる時は、自治体のウェブサイトなどで粗大ゴミの定義をしっかり確認することが大切です。
粗大ゴミに当てはまらないゴミ
大きな不要品でも、何らかの理由から粗大ゴミとして捨てられないゴミを紹介します。
家電4品目
家電リサイクル法に基づき、以下の4品目は特別な扱いが必要な「家電4品目」として区分されており、自治体による回収・処分は認められていません。
・エアコン
・テレビ
・冷蔵庫・冷凍庫
・洗濯機
これらの家電製品には、金属やレアメタルなどの再利用可能な貴重な資源が含まれているため、製造メーカーや自治体指定の業者によって適切に回収され、新たな製品の製造に再利用されます。
ちなみに、家電4品目を処分する際にはリサイクル手数料と収集運搬料が必要です。
一般的な粗大ゴミの処理手数料より高くなりますが、適切なリサイクルのためにも正しい形で手放すようにしましょう。
家電4品目の処分を検討している場合、製品を購入した店舗、製品のメーカー、または自治体指定の業者に連絡を取り、手続きを行う必要があります。
そのうえでリサイクル料金を振り込んでから「指定引取場所」に自ら持ち込むか、家電量販店や業者に依頼して回収してもらうのが家電4品目の正しい処分方法です。
粗大ゴミと比べて多少面倒な作業もありますが、資源の有効活用や持続可能な未来に貢献するためにもできるだけルールを守って処分できると良いでしょう。
適正処理困難物
適正処理困難物とは、通常の方法での処分が難しいゴミを指します。
適正処理困難物には以下のような物があります。
・オートバイ
・消火器
・バッテリー
・ピアノ
・塗料
等
これらの物は処理が困難で、有害性などもあるため、メーカーや専門業者による処理が必要です。
環境保護や公衆衛生を保つためにも、自宅からこうしたゴミが出た場合は業者に依頼し、適切に手放せるようにしましょう。
事業系ゴミ
事業系ゴミとは、事業活動によって生じるゴミのことを指します。
オフィスや店舗、工場といった事業所から出るゴミはすべて事業系ゴミに分類され、仮に一般家庭から出るようなゴミだとしても事業所から排出された場合は通常の方法で捨てることはできません。
事業系ゴミは「事業系一般廃棄物」と「産業廃棄物」に分類され、必ず自治体指定の業者に回収・処分を依頼する必要があります。
オフィスチェアやデスクなどでも、事業系ゴミの場合は粗大ゴミとして捨てられないので注意しましょう。
粗大ゴミを処分する時の流れ
粗大ゴミを処分するには特定の手順を踏む必要があります。
ここでは、自治体のルールに従い、スムーズに処分するためのステップをご紹介します。
自治体の申し込みセンターに連絡する
粗大ゴミの処分を始めるには、まず自治体の申し込みセンターに連絡する必要があります。
この際、アイテムの種類、サイズ、数など具体的な情報をオペレーターに伝える必要があるので、事前にメモをしてスムーズにやり取りできるようにしましょう。
自治体によってはウェブサイトやLINEで申し込みできる場合もあるため、ぜひお住まいの自治体サイトをチェックしてみてください。
申し込みの段階で処理手数料を教えてもらえるので、こちらもしっかり聞いておくようにしましょう。
処理手数料納付シールをコンビニなどで購入する
申し込んだ後は、指示された処理手数料を支払う必要があります。
基本的にはコンビニや自治体が指定したお店などで「処理手数料納付シール」を購入することで支払いが完了します。
このシールは、処理費用が支払われた証明として処分対象の粗大ゴミに貼る必要があるので、絶対に捨てないようにしましょう。
処理手数料納付シールは原則現金でしか購入できませんが、横浜市や川崎市といった一部の自治体ではクレジットカードやPayPayでも払い込みが可能です。
自治体サイトをチェックしたうえで、お好みの支払い方法を選択してください。
回収日の朝に指定場所に出す
粗大ゴミは指定場所に出しておくと自治体職員が回収してくれます。
ただし、自宅から出すのは回収日の朝にすることが重要です。
回収日の数日前から大きな粗大ゴミを外に出しておくと、近隣住民の邪魔となったり、場所によっては事故の原因となったりします。
朝から粗大ゴミを搬出するのは大変ですが、ほとんどの自治体ルールとして決まっている内容なので必ず守るようにしてください。
粗大ゴミを捨てる時の注意点
粗大ゴミの処分には、いくつか重要な注意点があります。
これらを守り、トラブルを避けながら円滑な処分を進めましょう。
指定の場所以外に粗大ゴミを置かない
粗大ゴミは自治体やマンション管理組合が指定した場所にのみ置くようにしましょう。
指定されていない場所に大きな粗大ゴミを置くと、他の住民の迷惑や事故の原因になります。
また、公共の場所や道路に無断で置くと、不法投棄として通報される可能性もあるでしょう。
悪気はなくても問題視される行動なので、申し込み時点で回収場所をしっかりヒアリングして間違った場所に放置しないよう気をつけてください。
【関連情報】
▶粗大ゴミが放置されるとどうなる?見かけた時にすぐ使える行動マニュアル
賃貸物件の壁に傷をつけないようにする
賃貸物件に住んでいる場合は、粗大ゴミを運び出す際に壁や床に傷をつけないように注意しましょう。
特に大きくて重い家具や家電製品を動かす際は、床を保護するマットを敷くなどの対策を取るのもおすすめです。
賃貸物件を傷つけてしまうと、退去時に原状復帰にお金が発生する可能性があります。
後々の出費を増やさないためにも、自宅内の粗大ゴミの扱いは慎重になりましょう。
回収不可だった場合はすぐ自宅内に戻す・自治体に連絡する
何らかの問題で回収日に粗大ゴミが回収されないケースがあります。
例えば、処理手数料納付シールが貼られていなかったり、申し込んでいない粗大ゴミが置かれていたりすると、回収してもらえません。
もし回収日を過ぎても粗大ゴミが置かれているうえに、回収できない理由が書かれたシールが貼られている時はすぐに自宅内に戻すことが重要です。
長時間外に放置すると、近隣住民の迷惑になるだけでなく、不法投棄と見なされることもあります。
なお、回収不可能な理由を書いたシールが貼られていない場合は自治体職員の見落としの可能性も考えられるので、自治体の粗大ゴミセンターに一度連絡するようにしてください。
不要品を粗大ゴミ以外の方法で処分する方法
不要品を効果的に処分する方法は、粗大ゴミ以外にも様々あります。
ここでは、自治体の回収サービスの代わりとなる処分方法をいくつか紹介します。
不用品回収業者に回収してもらう
不用品回収業者を利用すれば、家から出た不要品を手軽に処分できます。
このような業者は家具、家電製品、その他のアイテムをスピード回収してくれるため、粗大ゴミの回収を待てない方に特におすすめです。
お住まいの地域に対応の業者なら依頼当日や次の日などのスピーディーな対応にも期待しやすいため、引っ越しが控えている時にも使いやすいでしょう。
ただし、民間業者には悪質な業者も存在しているので、選び方には注意する必要があります。
【関連情報】
▶ゴミ屋敷業者を費用だけで選ぶのは絶対NG!選び方のポイントを徹底解説
引っ越し業者に回収してもらう
引っ越しが控えているなら、引っ越し業者の不要品回収サービスもおすすめです。
一部の業者では引っ越しの際にいらなくなった物を回収してくれる場合があります。
追加料金は発生するものの、わざわざ引っ越し業者とは別の業者に申し込む手間を省けるのが便利です。
リサイクルショップで売却する
リサイクルショップを利用して不要品を売却する方法もあります。
特に、不要品の状態が良く、有名ブランドのアイテムなら高額で買い取ってもらうことも可能です。
いらない物がお金に変わるため、少しでも資金の足しにしたい時には選択肢に入れてみてください。
大きな不要品から小さな雑貨まで買い取ってもらえる可能性があるので、お家の断捨離をしたい方にもおすすめですよ。
フリマアプリやジモティーでの販売
フリマアプリや地域密着型の掲示板サイト「ジモティー」を利用することも、不要品を処分する有効な手段です。
特にジモティーは貰い手側が指定場所まで取りに来てくれるため、送料などがかからないのが強みとなります。
相手と直接連絡できることから、スケジュールや譲る際の価格についてもコントロールしやすいのが嬉しいポイントです。
寄付する
他の人や団体が必要としているものなら、寄付する形で手放すと社会に貢献できます。
衣類、本、おもちゃ、家具など、状態が良く、本当に求められている物なら様々な団体や施設が受け入れてくれます。
逆に相手も不要な物を送りつけるのはただの迷惑行為となるため、何でもかんでも寄付するというのは避けることが大切です。
粗大ゴミは手順に沿った方法で正しく処分しよう
粗大ゴミの処分は、自治体が指定した通りに捨てることが重要です。
ルールに反して不要品を捨てると、近隣住民に迷惑をかけたり、不法投棄として罰されたりする可能性があります。
まずは自治体の粗大ゴミ申し込みセンターに電話かネット、LINEなどで連絡をし、正しい処理手数料と回収日を確認しましょう。
その後、コンビニなどで購入した処理手数料納付シールを粗大ゴミ貼り付け、指定された回収日の朝に回収場所に出すことが大切です。
また、テレビや洗濯機といった家電4品目や、一般的な方法では処理が難しい「適正処理困難物」などは、別途で回収申し込みなどをする必要があります。
処理するための料金は高くなりがちですが、資源の再活用や安全な処分を進めるためにもルールを遵守するようにしてください。
もし、今日中にでも不要品を手放したい時は、自治体指定の免許を持った不用品回収業者や引っ越し業者へ回収を依頼するのも効果的です。
他にもリサイクルショップでの売却やジモティーでの譲渡、寄付といった様々な代替方法が存在するので、これらの方法をうまく活用しながら不要品を安全に処分しましょう。
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