お片付けラボコラム
服が散乱してゴミ屋敷状態!収納がない人向け片付け方・衣類の処分方法
2023年09月25日
「部屋に服が散乱して、ゴミ屋敷状態」
「大量の服はどうやって処分する?」
女性は特に、洋服が床に散らばって汚部屋になってしまいがち。
思い入れのある洋服は捨てづらいものですが、放置すると服以外のゴミが溜まってしまうかもしれません。
この記事では、大量の服でゴミ屋敷になってしまう人の特徴、収納がない人向けの片付け方法、散乱した衣類の処分方法を紹介しています。
目次
大量の服でゴミ屋敷になってしまう人の特徴
床に服を放置し、ゴミ屋敷になってしまう人がいます。
特に女性に多い傾向にあり、以下のような人が服によってゴミ屋敷化しやすいです。
1.服をしまうのが苦手
2.収納スペースが狭い
3.片付けられない病気
4.「めんどくさい」ので服を床に放置
5.買い物依存症気味
洋服を片付けられない方は、ゴミ屋敷予備軍になっていないかチェックしましょう。
服をしまうのが苦手
服でゴミ屋敷になる人は、洋服をしまうのが苦手です。
上手にたためない、整理整頓が苦手なので、服以外も乱雑に放置しているでしょう。
ゴミ屋敷になる可能性が最も高く、早急に服を収納する方法を考える必要があります。
収納スペースが狭い
部屋が狭い人や、クローゼットがない方も、服でゴミ屋敷化しやすいです。
しまう場所がないので、つい部屋の隅に積み上げ、その辺りに放置してしまいます。
収納スペースを考えて買い物できず、結局整頓できない服が散乱してしまうのです。
部屋の容量に合わせて、服を処分して量を減らす必要があります。
片付けられない病気
ゴミ屋敷になる人は、片付けられない病気にかかっている可能性もあります。
精神疾患やADHDなどの発達障害により、整理整頓ができません。
精神疾患になると正常な判断ができなくなり、ADHDの人は片付けが苦手な傾向にあります。
物事の優先順位がつけられず、集中力がないため、片付けを始めてもソワソワし、完了しないまま他のことに気を取られてしまうのです。
片付けられない病気については、片付けが苦痛に感じる病気とは?片付けのコツ・片付けられない病気への対処法で紹介しています。
「めんどくさい」ので服を床に放置
服でゴミ屋敷になる人は、「めんどくさがり」です。
脱いだ服を洗濯カゴに入れる行為すら、面倒でたまりません。
また、洗った服も洗濯機に入れっぱなしにしたり、床に置いておきます。
服が山積みになっている「服塚」ができやすい人は、そのうちゴミ屋敷になるかもしれません。
買い物依存症気味
ストレスを買い物で発散する「買い物依存症」の方も、ゴミ屋敷になりやすいです。
女性に多いパターンで、服をたくさん買ってスッキリし、購入した品はその辺りに放置。
これを繰り返しているうちに、服が増えすぎてしまい、ゴミ屋敷になります。
ゴミ屋敷に住んでいる女性の特徴や心理は、ゴミ屋敷に住む女性の心理とは?周囲の向き合い方や対策もプロが解説!で紹介しているので、参考にしてください。
ゴミ屋敷を脱出!クローゼットに入りきらない服の収納方法
収納がない部屋で、服をうまく片付ける方法を解説します。
1.服の量を減らす
2.ハンガーラックを活用
3.引き出しの中に仕切りを作る
部屋が狭く、クローゼットやタンスがない人は参考にしてください。
服の量を減らす
大前提として、服を捨てて量を減らしてください。
部屋に入りきらないほど服を持っていても、全て着用することはありません。
ゴミ屋敷から抜け出すには、物の量を減らすのが必須。
それでも捨てられない方へ、次の項目から服をなるべくコンパクトに収納する方法を解説します。
ハンガーラックを活用
たたむのが苦手なら、ハンガーラックを活用しましょう。
ハンガーにかけて吊るすだけなので、手間なく収納できます。
また、クローゼットがなくても、部屋に置くだけで収納スペースを増やせます。
ラックなら占有面積もそこまで広くないので、1つハンガーラックを買って服をかけて整頓してみましょう。
引き出しの中に仕切りを作る
タンスに服をしまいたい方は、引き出しに仕切りをつけましょう。
100円均一で、後付けできる仕切りを購入できます。
引き出しの中に仕切りを設置すると、単純に服を詰め込むよりもたくさん入ります。
さらに、在庫を把握しやすいので、買い物の際に似た服を持っているか考えられるようになるでしょう。
しまい方のコツとして、シワになりづらい衣類はくるくる丸めて小さくし、仕切りに収まるように入れてみてください。
平置きするよりも、たくさん衣類が収納できます。
服でゴミ屋敷になってしまった部屋を自力で片付ける方法
すでに自宅が服でゴミ屋敷になっており、自力で片付けたい方向けの手順を解説します。
1.床に衣類を全て出す
2.着られない服を捨てる
3.1年以上着ていない服を捨てる
4.似たような服を捨てる
5.思い出が詰まった服を捨てるか判断する
服はゴミの中では「乾いたゴミ」に該当し、可燃ごみや資源ごみで回収してもらえるので、比較的片付けやすいです。
重量もそこまでないので、量によっては女性でも片付けられます。
このまま放置すると、衣類で身動きが取れないことが原因で、他のゴミも捨てなくなりゴミ屋敷が悪化するかもしれません。
服で部屋が汚れているなら、今すぐ片付けましょう!
業者に頼んで服を処分したい方向けの説明は、次の項目で解説します。
床に衣類を全て出す
自宅にある洋服を、全て床に並べましょう。
まずは在庫を把握して、捨てるものと着るものに分ける必要があるからです。
服がかなり多すぎるという方は、アウター・トップス・ボトムスのように、ジャンル分けしておくと整理しやすいですよ。
自分が持っている衣服を床に並べたら、必要な服を選びます。
着られない服を捨てる
並べた洋服の中から、すでにサイズアウトしたもの・破れた衣類を捨てましょう。
確実に着用できないものを基準にすると、捨てやすくなります。
この時点で「部屋着としてはいける」など、判断に迷う服が出てくるはずです。
その場合は一旦保留して構いません。
1年以上着ていない服を捨てる
次に、この1年で着用していない服を捨てましょう。
実際に着ていないなら、持っている意味がないからです。
1年を基準にすれば、シーズンごとに必要な衣類をきちんと残して、不要な服だけを捨てられます。
年間を通して着用していない衣類は、もう2度と着ない可能性が高いので、処分してください。
似たような服を捨てる
1年着用していない服を捨てたら、次は似ている服がないか探してください。
服の量が多すぎる方は買い物のときに、すでに同じような服があるのに、似たような商品を買ってしまいがち。
仮に1年間の間で着用していたとしても、似たような衣類を持っている必要がありません。
収納に収まり切る量まで服を減らすために、似ている服は捨てましょう。
思い出が詰まった服を捨てるか判断する
最後に、愛着がある服を処分するか判断しましょう。
友達とお揃いで買った服や、ブランド品を捨てるのは心苦しくなってしまうはずです。
無理に捨てると後悔したり、リバウンドで衝動買いしやすくなるので、無理して捨てる必要はありません。
もしも決められなかったら、箱などにしまっておいて、次に掃除する機会にもう一度検討しましょう。
洋服の片付けについてさらに詳しく知りたい方は、服の片付けのコツを紹介!服の捨て方や収納術を片付けのプロが解説も参考にしてください。
散乱した服を処分する5つの方法
部屋に散乱した服を処分する方法を5つ紹介します。
捨てるのに罪悪感を持つ場合は、捨てるのではなく買取や寄付を利用するのがオススメです。
1.【解決スピードが速い】片付け専門業者に依頼
2.普通ゴミに出す
3.古着屋で売る
4.メルカリなどのフリマアプリで販売
5.必要な団体に寄付
服の捨て方がわからない方、または高級な服を捨てたくないと思ってしまう方の参考になるはずです。
【解決スピードが速い】片付け専門業者に依頼
早く服が散乱したゴミ屋敷を卒業したいなら、片付け専門業者に依頼しましょう。
業者によっては、即日対応してくれるので、翌日には服がスッキリ片付きます。
また、業者が自宅に来て服を回収してくれるので、ゴミを分別する必要すらありません。
トラック積み放題など、ゴミを定量まで回収するプランを利用すれば、衣類以外の不用品も回収可能です。
捨てるのが嫌な場合は、ゴミ屋敷片付け業者の中でも買取対応できる会社を選んでください。
着物やブランド品などがあれば、処分ではなく買取してもらうと良いでしょう。
買い取った費用は片付け費用に充当できるので、業者への依頼費用を抑える効果もあります。
普通ゴミに出す
お金をかけずに服を片付けたい方は、普通ゴミに出しましょう。
自治体ごとに服の扱いが違いますが、可燃ごみか資源ごみで回収してもらえる場合が多いです。
必要なのはゴミ袋と、服を分別して捨てる根性と時間。
気力があるなら、散乱した服を自分で集めて、自治体のゴミ回収に出しましょう。
古着屋で売る
おしゃれな服をたくさん持っているなら、古着屋で売ると良いでしょう。
ブランドによっては、高値で買い取ってもらえるかもしれません。
ただし、大量に服があるとお店に持っていくのが大変。
車を持っている方や、近くに古着屋がある方にオススメの方法です。
メルカリなどのフリマアプリで販売
少しでも高く服を売りたいなら、メルカリなどのフリマアプリを利用しましょう。
フリマアプリは、通常の古着屋やリサイクルショップよりも、衣類が高値で取引される傾向にあります。
もちろん汚れた状態では売れないので、事前に洗濯してください。
また、個人間取引のため、購入希望者とのやり取りや発送作業は、ご自身で行う必要があります。
時間に余裕があり、売れそうな服を持っているなら、フリマアプリで販売しましょう。
必要な団体に寄付
まだ着用できそうな衣類が大量にあるなら、必要な団体に寄付しても良いでしょう。
衣服に困っている方へ配ったり、施設で着用してもらえます。
事前に施設に了承をとり、問題なければ段ボールに服を詰めて発送します。
ただし、使えない衣類を送っても迷惑になるので、着られる服だけ寄付しましょう。
服でゴミ屋敷になったらお片付けラボへご相談ください
部屋に収納がない、たたむのが面倒などの理由で、服が散乱してしまうケースはあります。
服は比較的片付けやすい物なので、ゴミ屋敷になる前に量を減らし、整頓しましょう。
一度整頓すれば、服の在庫を把握できるので、買い物の時にも考えて買うようになるはずです。
すでに洋服が散乱して、家がゴミ屋敷状態になってしまったら、記事で紹介した方法で処分してください。
服の量が多すぎる、他のゴミも引き取って欲しいなら、片付け業者に依頼するのがオススメです。
部屋が服でゴミ屋敷になってしまった方は、お片付けラボへご相談ください。
お片付けラボには、年間1万件以上の片付け実績がございます。
買取にも対応しているので、思い入れのある服やブランド品の査定も可能です。
大量の衣類でゴミ屋敷になったお部屋を片付けた事例
東京都墨田区のお客様からのご依頼で、大量の洋服を片付けた事例です。
引越しをしたのは3年前、それから身辺整理をせずにいたところ、クローゼットが服でいっぱいに。
そのうち収納できない衣類が散乱し、自身では処理できなくなってしまったそうです。
今回引越しをきっかけに片付けを決意し、弊社にご依頼をいただきました。
お客様のお部屋に伺い、不要になった衣類や雑貨などをまとめて回収。
整頓がスムーズに行ったため、引越し作業も楽になったとお褒めの言葉をいただきました。
不用品買取・分割払いにも対応
お片付けラボは、不用品買取にも対応しています。
価値のある品物は査定しますので、不用品回収の際にお申し付けください。
また、分割払いのご利用も可能です。
最大60回払いまで対応しており、頭金0円でご利用いただけます。