お片付けラボコラム
急に片付けできなくなった7つの原因と対処法とは?|依頼できる業者・サービスも紹介!
2023年07月29日

「急に片付けできなくなった…私って何かの病気?」
「家族が急に片付けできなくなって困っている」
急に片付けできなくなった原因は、病気や障害、精神状態の悪化などが考えられます。
本記事では、急に片付けできなくなった7つの原因と気力がない時にできる整理整頓・掃除のコツ、家族が片付けられなくなった場合の対処法を紹介しています。
最後に、どうしても片付けられない方向けに、頼れる業者・サービスを紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
急に片付けできなくなった原因とは
急に片付けができなくなる原因は主に7つあります。
1.病気や加齢で体力がなくなった
2.精神状態の悪化・心の闇を抱えてしまった
3.強迫性障害・統合失調症などの精神的な病気
4.大人のアスペルガー症候群・ADHDの症状
5.環境の変化・仕事によるストレス
6.認知症などの脳の病気
7.片付けられない家族の影響
急に片付けられない、部屋が散らかっているのに動けない場合は、この7つのうちのどれかが原因かもしれません。
病気や加齢で体力がなくなった
急に片付けができなくなるのは、病気や加齢が原因です。
体力が低下したり、手足の痺れがあるなど不調があり、片付けができません。
この場合は体調面が問題なので、家事代行などのサービスを定期的に利用すると良いでしょう。
精神状態の悪化・心の闇を抱えてしまった
精神状態の悪化・心の闇を抱えてしまった人も、急に片付けができなくなります。
片付けは気力を使う作業であり、精神的に落ち込んでいると掃除ができません。
うつ病などの精神疾患の可能性もありますが、単純にストレスが多く落ち込んでいる時も部屋が散らかりやすいです。
強迫性障害・統合失調症などの精神的な病気
強迫性障害や統合失調症など、精神的な病気が原因で片付けられなくなる人もいます。
「集めなければ」と強く感じる収集癖を持つ方、統合失調症になってしまい正常な認識ができなくなり、隙間にゴミを敷き詰めてしまう人も。
本人は正しいことだと思って部屋を散らかしているため、自分では片付けが必要な現状に気づけません。
片付けと統合失調症の関係性については、以下の記事で説明しています。
ゴミ屋敷の原因とされる統合失調症とはどんな病気?片付けられない理由と解決方法をご紹介
大人のアスペルガー症候群・ADHDの症状
大人のアスペルガー症候群、ADHDの症状で片付けができなくなったと感じる人もいます。
元々片付けが苦手な性質を持っていますが、親と同居していて掃除や片付けを他の人がやってくれていたため、一人暮らしするまで片付けられない性質に気づきません。
一人暮らしを始めて「急に部屋が汚くなった」「片付けられなくなった」と気づいたり、周囲の人が「急に片付けられなくなっておかしい」と感じることもあります。
アスペルガー症候群の特徴と対処法については、以下の記事で紹介しています。
ゴミ屋敷の家主はアスペルガー症候群に多い!アスペルガーの特徴と対処法3つを解説
環境の変化・仕事によるストレス
環境の変化や仕事によるストレスで、急に片付けられなくなる人もいます。
人は変化に弱く、自分では気づいていないうちに多大なストレスを感じることも。
引越し、社会人1年目で生活が大きく変わった時期にストレスで片付けられなくなったり、無気力になってゴミをその辺に放置してしまったりすることがあります。
認知症などの脳の病気
認知症など脳の病気が原因で、急に片付けができなくなるケースもあります。
高齢の方に多い症状で、久しぶりに実家を訪ねたら家がゴミ屋敷状態になっていて家族が気づくケースが多いです。
認知症は脳の病気で正常な認知ができなくなるため、ゴミを捨てるという当たり前の行為ができなくなってしまいます。
この場合は回復を待つことはできないため、家事代行サービスや家族のサポートが必要です。
片付けられない家族の影響
急に片付けられなくなる原因は、片付けができない家族の影響かもしれません。
元々はキレイ好きな人の家族が片づけられない症候群で、掃除や片付けに非協力的だとその症状が伝染します。
最初は家族の分も頑張って片付けていたのに、「どうして私ばかり片付けなきゃいけないの」と感じるようになり、自分も急に片付けられなくなってしまうのです。
本人は片付けしたいと思っているのにできないため、どんどん精神的に追い詰められていきます。
片付けできなくなったら?片付けられない病気の治し方
急に片付けができなくなった場合の対処法を紹介します。
1. 病気の疑いがある場合は自己判断せず医療機関に相談する
2. 家族や友人に「助けて」と打ち明けてみる
3. 思い切ってものを減らしてみる
4. ものを収納するスペース・定位置を決める
5. 1日5分のプチ掃除から始める
急に片付けられない状態に陥ってしまった方は、参考にしてください。
病気の疑いがある場合は自己判断せず医療機関に相談する
片付けられなくなった方は、精神的な病気が原因かもしれません。
その場合は自己診断せずに、医療機関に相談して診察を受けてください。
医療機関に相談して症状を改善する治療を受ければ、症状がよくなり片付けできる状態に戻れる可能性もあります。
家族や友人に「助けて」と打ち明けてみる
家族が友人に「助けて」と打ち明ける方法もおすすめです。
特に責任感が強くて真面目な人は、片付けられなくなったことで自己嫌悪に陥り、誰にも話せずさらに落ち込んでしまいます。
一人で抱え込んでいても、精神状態は悪くなるばかりです。
辛いなら人に相談して、片付けられなくなった現状を素直に話して助けを求めてください。
思い切ってものを減らしてみる
片付けが急にできなくなってしまった人は、思い切ってものを減らしてみましょう。
精神状態が比較的良い日に、いらないものをどんどん捨ててみてください。
ものを捨てることで部屋が片付いてきて、気持ちがスッキリしてストレス発散になります。
部屋の中にあるものが減れば、片付ける対象自体が減るので日々の片付けも楽になるでしょう。
具体的な断捨離の方法については、以下の記事で解説しています。
ものを収納するスペース・定位置を決める
片付けできなくなった人は、判断力や気力が落ちている状態なので、ものを収納するスペース・定位置を決めましょう。
ものを使った後に「どこに整理しよう」と考える手間を省け、うつ状態でも片付けやすくなります。
例えばティッシュはテーブルの上に置いておく、リモコンはテレビの前に配置するなど先に場所を決めて、使ったら戻しましょう。
1日5分のプチ掃除から始める
片付けできなくなってしまった人は、1日5分だけ片付けるなど時間を決めましょう。
短時間なら精神的負担になりづらく、気力がなくてもこなせます。
手の届く範囲のものを拭いてみるなど、簡単な掃除・片付けで大丈夫です。
一度片付けを始めるとやる気が出て、自然と長時間片付けができることもあります。
1日5分でできる片付けの方法は、以下の記事で紹介しているので参考にしてください。
捨て活で脱・汚部屋!1日たった5分の捨て活で部屋をすっきりさせよう
家族が急に片付けできなくなった場合の対処法
ご自分ではなく家族が急に片付けできなくなった場合の対処法を紹介します。
1. 片付けを強要しない
2. 勝手に部屋を片付けない
3. 調子の良い日に病院へ連れて行ってあげる
家族が片付けられなくなったら、強要はせずに見守りながらサポートしなければなりません。
戸惑う気持ちのまま行動すると、片付けられなくなった家族の精神状態を悪化させる可能性もあるので注意しましょう。
片付けを強要しない
家族が急に片付けられなくなった場合、片付けを強要してはいけません。
精神状態が悪い人に片付けを強要すると、ストレスで追い詰めてしまう可能性があるためです。
片付けを強要せずにそっと見守り、何が原因で片付けができなくなっているのか見極めましょう。
勝手に部屋を片付けない
片付けられなくなった家族の部屋を、勝手に片付けるのも危険です。
アスペルガー症候群、強迫観念性障害を持っている人は、勝手にテリトリーを片付けられるのを嫌い、暴れ出す可能性があります。
また精神状態が悪化している時に片付けてあげると、感謝するのではなく「家族に迷惑をかける自分はダメな人間だ」と自己嫌悪に陥るかもしれません。
調子の良い日に病院へ連れて行ってあげる
精神状態が悪化しているようなら、調子が良さそうな日に落ち着いて話し合い、一緒に病院へ行きましょう。
うつ病が悪化している場合は自分で病院へ行く気力はありません。
また認知症も本人の自覚がないケースが多いので、自主的に病院へ行くことはないでしょう。
家族が急に片付けられなくなった時はそっと見守った上で、タイミングを見て医療機関を受診してください。
片付けできなくなった時に頼れる業者・サービス
片付けできなくなった時に頼れる業者、サービスを紹介します。
1.家事代行サービスを利用する
2.汚部屋・ゴミ屋敷状態の場合は片付け業者に依頼する
急に片付けができなくなったら、自分で抱え込まずに人の助けを借りてください。
友人や知人に頼るのは気が引ける方は、業者に依頼するのがおすすめです。
家事代行サービスを利用する
高齢者や病気で片付けられなくなった人は、家事代行サービスの利用をお勧めします。
家事代行サービスは、家に来て簡単な片付けや掃除、料理の作り置きをしてくれるサービスです。
月額制プランもあるため、定期的に通ってもらいやすいのがポイントです。
片付けできなくなったら家事代行サービスに頼って、掃除や片付けを手伝ってもらいましょう。
家事代行サービスについて詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。
家事代行・掃除・片付けサービスでストレスフリーな生活を目指そう!
汚部屋・ゴミ屋敷状態の場合は片付け業者に依頼する
うつやセルフネグレクトなどで、汚部屋・ゴミ屋敷になってしまった場合は、片付け業者に依頼してみましょう。
家事代行サービスでは、汚部屋やゴミ屋敷の掃除・不用品回収は対応できません。
片付け専門業者に依頼して徹底的に不用品を捨て、片付け後の清掃作業も頼みましょう。
そのまま汚部屋やゴミ屋敷を放置すると、近隣からのクレームにつながり、最終的に賃貸物件を追い出されるケースもあります。
ゴミ屋敷は家を傷めてしまうため、退去時精算費用が100万円以上になることもあります。
そのため、ゴミ屋敷になっている場合は早急に対応しなければなりません。
家族が片付けられなくなった場合などは、本人に了承をとった上で業者を頼んであげましょう。
片付けができなくなったお悩みならお片付けラボへの依頼がおすすめ
急に片付けできなくなったら不安だと思いますが、本人がダメだから掃除・片付けができないわけではありません。
片付けできなくなったのは、心が疲れているサインであり、あなたに休息すべきことを教えているのかも。
少しでも病気かもと不安に思うところがあるなら、一度病院へ行ってみてください。
気力がない時に無理して片付けても精神状態が悪化するリスクがあるので、無理せず記事で紹介した短時間掃除をしたり、人に「助けて」と打ち明けてみましょう。
また家族が片付けられなくなった場合は、無理に掃除を強要したり身の回りの世話をせずに、まずは見守るのが大事です。
どうしても片付けられない状態から抜け出せない場合は、片付け業者に依頼することをおすすめします。
お片付けラボはこれまで片付けできなくなった方やその後家族からのご依頼を受けて、汚部屋やゴミ屋敷の掃除にも取り組んできました。
埼玉県蕨市のお客様からのご依頼で、ゴミ屋敷を清掃した実績をご紹介します。
ご依頼者様のご家族が急に片付けられなくなってしまい、部屋がゴミ屋敷状態になって退去勧告寸前まで行ってしまっていました。
お片付けラボが部屋に伺ってゴミ屋敷清掃をし、無事退去を済ませて入居者の方は実家に帰って症状も落ち着いているそうです。
詳しい実績やお客様の声は、こちらで紹介しています。
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急に片付けられなくなったと不安な方は、ぜひお片付けラボへご相談ください。