お片付けラボコラム
大学生の部屋がゴミ屋敷になる理由！親が取るべき対処法とは？
2023年09月30日
「大学生の息子の部屋がゴミ屋敷になってしまって困っている」
「忙しく大学に通っていたら、いつの間にかゴミ部屋に。どうしよう！」
大学生は授業にバイトに忙しく、気づいたら部屋がゴミ屋敷になるケースも多いです。
ゴミ屋敷を放置していると、大学へ通えなくなり、家を追い出されるリスクすらあるので、放置は厳禁。
この記事では、大学生の部屋がゴミ屋敷になる理由、放置したら何が起きるか、部屋を片付ける方法を解説します。
また、大学生の子供を持つ保護者の方向けに、親が取るべき対処法も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
目次
大学生の部屋がゴミ屋敷になる理由
大学生が部屋をゴミ溜めにしてしまう理由は7つあります。
1.初めての一人暮らしで家事をしてくれる人がいない
2.授業やバイトで忙しい
3.使えるお金が増えて無駄に物を買ってしまう
4.監視する人がいないのでだらしなくなる
5.新生活でストレスを抱えている
6.親が片付けに来てくれるため掃除する必要がない
7.発達障害
楽しい大学生活を送っているはずですが、どうして部屋が荒れるのでしょうか？
初めての一人暮らしで家事をしてくれる人がいない
親がお手伝いを求めず、すべて身の回りの世話をしてくれていたので、家事のやり方がわからないのです。
大学で初めて一人暮らしをする人も多いので、家を整える方法がわからず、部屋が汚くなってしまいます。
授業やバイトで忙しい
大学生は学校へ行き、放課後はバイト、休日は友達との遊びとかなり忙しいです。
多忙なため、家には帰って寝るだけになり、部屋の状態に無頓着になります。
結果的に家を掃除したり、片付けたりしなくなり、ゴミ屋敷になってしまうのです。
使えるお金が増えて無駄に物を買ってしまう
大学に入ってバイトを始めると、高校時代よりも使えるお金が増えます。
欲しいものがあったら衝動的に買い、家に放置することを繰り返すと、部屋がゴミ屋敷になってしまうでしょう。
大学生はワンルームや1Kなど、狭く収納容量が少ない部屋に住むケースが多いので、容量を考えて買い物をしないと、部屋が散らかってしまいます。
監視する人がいないのでだらしなくなる
初めての一人暮らしによる開放感で、だらしなくなる人もいます。
親にうるさくいわれないので、ゴミをゴミ箱に入れなくても怒られません。
だらしない生活を楽しんでいるので、部屋を片付けるよりも怠惰を満喫したくなり、気づいたら部屋がゴミ屋敷になります。
新生活でストレスを抱えている
大学生活は楽しいものと思われがちですが、ストレスを抱えてしまう人もいます。
慣れない一人暮らしや大学生活、初めてのバイトで精神的に疲れ、無気力になる場合もあるでしょう。
ストレスによる無気力が原因で部屋の片付けが億劫になり、徐々にゴミ屋敷化します。
親が片付けに来てくれるため掃除する必要がない
親が定期的に部屋へ来て、片付けをしていると、自分で掃除する必要性を感じません。
仮に散らかしても親が掃除してくれるので、危機感がないのです。
親に甘えきっているため自分で片付けはせず、ゴミ屋敷になっても「お母さんがやってくれるからいいや」と思っています。
発達障害
一人暮らしを始めてから、発達障害が判明する場合があります。
発達障害にも程度があり、知的に大きな障害がなければ、周りも気づきません。
発達障害をもつ人は、片付けや整理整頓が苦手な傾向があります。
家族といる時は親が掃除していたので、「片付けが苦手」程度で済まされていたのでしょう。
片付けが苦手な特徴を持つ人が一人暮らしをすると、世話してもらえないので、家がゴミ屋敷になってしまいます。
発達障害とゴミ屋敷の関係については、片付けられないのは発達障害が原因！？なぜADHDはお部屋の片付けが苦手なの？をご覧ください。
大学生がゴミ屋敷を放置するとどうなる？
大学生のゴミ部屋を放置すると、以下のようなデメリットがあります。
1.親に連絡が行き部屋を追い出される
2.大学やバイトへ行く気力も失ってしまう
3.【女子大生に多め】ゴキブリが発生して家に帰れなくなる
4.同じマンション・アパートの人とのトラブルが起きる
5.一人暮らしさせてもらえなくなる
自分の部屋がゴミ屋敷状態になっている人は、よく読んでリスクを考えましょう。
あなただけでなく、親にも迷惑をかける可能性があります。
親に連絡が行き部屋を追い出される
ゴミ屋敷を放置していると、親に連絡されて、最終的に契約解除されるかもしれません。
大学生が住んでいる部屋は親名義がほとんどで、部屋を汚した責任は親が取る必要があります。
ゴミ屋敷は物件を傷めるので、管理会社や家主は、片付けない入居者をずっと住ませてはくれません。
あなたが一人暮らしを続けたくても、親と家主の判断で、家を出なければならなくなります。
大学やバイトへ行く気力も失ってしまう
ゴミ屋敷は精神状態に悪影響を及ぼすので、うつ病などを発症するリスクがあります。
精神状態が悪くなると、せっかく頑張って入った大学に通えなくなることも。
バイトをしている場合は、体が動かなくて無断欠勤してしまうなど、迷惑をかける結果になるでしょう。
あなたのメンタルヘルスのためにも、ゴミ屋敷を放置してはいけません。
【女子大生に多め】ゴキブリが発生して家に帰れなくなる
ゴミ屋敷には、当然ゴキブリやネズミが発生しやすくなります。
女子大生の方は特に、汚くて虫がわいている部屋へ帰れなくなるかもしれません。
家に帰れないので友達の家に寝泊まりしたりして、自分のペースで生活できなくなります。
同じマンション・アパートの人とのトラブルが起きる
ゴミ屋敷の状態が悪化すると、悪臭や害虫が発生し、近隣の人にも迷惑をかけます。
怒った隣人が怒鳴り込んできて、トラブルになることも。
一人暮らしの大学生は近隣の人に怒鳴られても、すぐ家族に助けてもらえません。
あなたの対応次第では、管理会社にクレームされて、家を追い出される可能性すらあります。
一人暮らしさせてもらえなくなる
親があなたの部屋を見て、一人暮らしは無理だと判断すれば、実家に連れ戻されるかもしれません。
あなたの家の家賃を払っているのは親ですから、判断する権利は親にあります。
せっかく一人暮らしを始められても、部屋を片付けないと、その生活は維持できません。
大学生がゴミ屋敷を抜け出す方法
大学生がゴミ屋敷を抜け出す方法を紹介します。
1.親に家事を教えてもらう
2.自力で片付ける
3.恋人を作る
4.物を減らす
5.ゴミ屋敷片付け業者に依頼する
部屋をそのままにしていると、楽しい大学生活が台無しになります。
今すぐこの5つの方法を試して、部屋を片付けましょう！
親に家事を教えてもらう
家事のやり方がわからないなら、親に家事を習いましょう。
教えてもらえば、ゴミの分別や掃除があっさりできるようになるかもしれません。
可能なら親に来てもらって、一緒に片付けをしながら習いましょう。
習慣になるまで何度か繰り返して、家事の方法を覚えてください。
自力で片付ける
親に言えないなら、自力で片付けるしかありません。
ゴミ屋敷になりかけている状態なら、自分で片付けて部屋をきれいにできます。
まずはゴミを分別して袋に入れて、ひたすら捨てるところから始めましょう。
次に床に持っている物を全て広げて、必要な物・不要な物・保留する物の3つに分けます。
まずはゴミと不用品を捨て、その後に掃除して整理整頓すれば、部屋は片付きますよ。
自力でゴミ屋敷を脱出する方法は、自力で片付け可能な汚部屋レベルは？片付けの方法・業者に依頼するメリットで説明しています。
恋人を作る
部屋が汚くても気にしない友達とつるんでいるなら、恋人を作りましょう。
恋人をゴミ部屋に入れるわけにいかないという使命感から、掃除を頑張れます。
異性の目を意識した方が片付けへの意欲が沸いてくるものです。
恋人までいかなくても、好きだなと思える異性を見つけてみてください。
物を減らす
片付けが苦手で部屋も狭いなら、物を減らしましょう。
物量が少なければ、片付けの必要がなくなるからです。
そもそも散らかりませんし、掃除も楽かつ短時間で終わります。
面倒くさがりの人は、断捨離して物を捨てるようにしましょう。
大学生におすすめの断捨離の方法は、新生活にやってみよう！断捨離が楽しいと思えるコツと断捨離のやり方を参考にしてください。
ゴミ屋敷片付け業者に依頼する
自分の手に負えないなら、ゴミ屋敷片付け業者に依頼しましょう。
お金がない方は、ゴミ屋敷片付け業者が分割や後払いできる業者を選ぶのがおすすめです。
片付け業者は掃除のプロなので、ゴミを一括回収して持っていってくれます。
掃除も頼めるので、お部屋が1日できれいになりますよ。
大学生の娘・息子の部屋がゴミ屋敷になった場合の対処法
大学生の娘や息子の部屋がゴミ屋敷になった時、親が取るべき対処法を紹介します。
1.家主・管理会社に片付けさせる旨を説明
2.大学生の子供と原因を話し合う
3.掃除の方法を教え習慣化させる
4.物件を解約して実家に戻す
5.専門の片付け業者に依頼して部屋を掃除する
大学生は成人年齢ですが、まだ社会的な信用がなく、物件の契約は親名義のはず。
契約主である親に責任が降りかかるので、早急に対応しましょう。
家主・管理会社に片付けさせる旨を説明
すでにゴミ屋敷についてクレームが出ている場合は、家主・管理会社に親が責任を持って片付けると説明しましょう。
賃貸契約の名義は親なので、契約者として対応してください。
大学生の子供と原因を話し合う
次に、大学生の子供と原因を話し合いましょう。
単純に家事の仕方がわからないなら、教えれば状態が改善する可能性があります。
ただし、精神疾患があるような場合は、無理に掃除させようとしても、行動できません。
子供が何が原因で部屋をゴミ屋敷にしているのか特定しましょう。
掃除の方法を教え習慣化させる
今まで家事をさせてこなかったなら、今から掃除の方法を教えましょう。
分別の仕方や、効率の良い片付け方を教えれば、自分でできるようになるかもしれません。
また、習慣化させるためにゴミの日のカレンダーを壁に貼ったり、片付ける場所のチェックリストを作るのも有効です。
片付けを習慣化させる方法については、片付けが継続できないとお金も人間関係にも悪影響！掃除を習慣化する方法が参考になります。
物件を解約して実家に戻す
子供が一人暮らしを継続できないと判断したら、物件を解約して実家に連れて帰りましょう。
退去前に部屋のゴミを全て撤去してから、不動産会社に連絡してください。
精神状態が悪くなっている場合は、一人暮らしを続けさせると自殺のリスクもあります。
子供の安全のためにも、実家に連れて帰るのが良いでしょう。
専門の片付け業者に依頼して部屋を掃除する
大学生の子供の部屋を、自分たちだけでおこなうのは大変です。
ゴミ屋敷の片付け専門業者に依頼しましょう。
物件を解約するにしても、ゴミを撤去しないと管理会社は契約解除を認めません。
片付け業者はゴミの回収だけでなく、ハウスクリーニングもしてくれるので、退去費用を抑えられるメリットもあります。
今後一人暮らしを続けるにしても、片付け業者に徹底的に清掃してもらい、衛生的な環境に戻してからの方が子供のためにもなるでしょう。
大学生のお部屋がゴミ屋敷になったらお片付けラボへご相談ください！
大学生の一人暮らしの部屋がゴミ屋敷になってしまうケースは多いです。
ゴミ屋敷を放置すると、経済的なダメージに加えて、精神状態の悪化も懸念されます。
あなたがゴミ屋敷を片付けないと、親に迷惑がかかり、大学時代を無駄にすることになるのです！
すぐにゴミ屋敷問題に対処するなら、片付け専門業者の利用をおすすめします。
ゴミの一括回収やハウスクリーニングまで、全て早急に対応してくれます。
次の項目で、お片付けラボで対応したゴミ屋敷の片付け事例を紹介します。
お片付けラボのゴミ屋敷片付け事例
埼玉県蕨市の住宅へ、親御さんからのご依頼でゴミ屋敷清掃へ行ってまいりました。
大学生ではありませんが、社会人になった息子さんがうつ状態になり、部屋をゴミ屋敷にしてしまったそうです。
ご自分で片付けるのが難しくなり、精神状態も考慮して実家に連れて帰る決断をされたとのこと。
原状回復費用の支払いを心配されていたので、弊社から分割払いを提案し、契約に至りました。
弊社スタッフがお部屋へ伺い、トイレにまで積み上がったゴミを清掃。
クリーニングまで行ったので、原状回復費用は思ったよりも安かったとお喜びの声をいただきました。
詳細な事例紹介は、埼玉県蕨市のゴミ屋敷清掃でご覧いただけます。
お片付けラボ独自の分割払いシステム
お片付けラボは、弊社独自の分割払いシステムを採用しています。
先ほどの事例のお客様にも、分割払いを提案しました。
お片付けラボの分割払いは、クレジットカードが無くても利用可能です。
今お金がない大学生の方、保護者の方からのお申し込みも可能なので、ぜひご相談ください。
